「スカーレット」第23週「揺るぎない強さ」武志の身体を病気が蝕む!その時、喜美子は?あらすじと予告動画

2020年03月07日09時30分ドラマ
@NHK

朝ドラ「スカーレット」第23週は、息子・武志(伊藤健太郎)の病気がわかり、気が気でない喜美子(戸田恵梨香)!余命数年の武志を助けるために立ち上がる!ドラマの第23週「揺るぎない強さ」(3月9日~3月14日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。

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3月2日から放送された第22週は、息子・武志(伊藤健太郎)が白血病だとわかり、余命数年という厳しい状況におかれる。週の前半はまだまだ明るい親子といったシーンもあったが、週半ばからは武志の病気が喜美子たちに暗い影を落とす。7日に放送された132話の喜美子の慟哭は朝から視聴者の涙を誘った。3月2日から始まる第22週では、自分の病気と闘う武志の姿とそれを見守る喜美子の姿が描かれる。

ドラマの舞台となっている1980年代には日本にはまだ骨髄バンクがなかった。ドラマで女性陶芸家として参考に取材したと言われている神山清子さんが息子の白血病の闘病を経験し、骨髄バンクの設立に活躍した。

そして、満を持して、稲垣吾郎が登場した。第22週から登場するのは周知されていたが、3日の第128話も登場せずに終わったため、朝ドラ受けをしている「あさイチ」の博多華丸大吉の二人が「じらされますね」、「じら垣吾郎」と言い、ネットでも話題となった。また、5日の第130話もラストシーンに少しだけの出演だったため、大吉から「稲垣さんはなかなか出てこない。焦らすねぇ〜。もう、"じら垣じろう"! ここまできたら"じら垣じろう"」と言われていた。

その稲垣が演じる大崎医師が、ドラマの終盤、第23週以降、喜美子親子を助ける穏やかな存在になる。通常の朝ドラでは、残り1か月ともなってくると、ほんわかとした幸せの日々を送ることも多いが、この「スカーレッド」はヒロインの離婚を生々しく描いたり、ヒロイン不在の1週間を存在させただけではなく、残り1か月で最も厳しいと思われるような試練をヒロインに課すなど、今までの朝ドラにはなあった一作となる。

■第22週ネタバレあらすじ
喜美子(戸田恵梨香)は武志(伊藤健太郎)をはさんで八郎(松下洸平)との新たな関係を築こうとしていた。三人で食事もする穏やかな毎日を過ごす。ある日、信作(林遣都)から観光客向けの陶芸教室の開催を頼まれる。他の教室が急にできなくなり、代わりに頼まれたのだ。信作は内心、陶芸家として活躍する喜美子にお願いするのは申し訳ないと思っているが、喜美子は意外な反応を示し、喜んで陶芸教室の準備を始める。当日、時間まで待っても誰も来ない。信作がやってきて、希望者がいなくなったと喜美子に告げる。信作と話していると、一人の若い女性が「やはり体験したい」と来て、近くを通った親子も体験してみたいと来た。若い女性のアンケートには「喜美子の作品が好きだ」と書いてあった。アンケートを見た信作の部下の男性は、喜美子の焼き物に対してあまり好意的な意見を言わなかった。信作は「焼き物の町だぞ。もっと人を敬え!」と強く、草間流柔道の教えを諭した。

一方、武志は心惹かれた亜鉛結晶の作品作りに挑戦し、毎日、遅くまで作品に取り組んでいた。事務員の真奈(松田るか)はなにかと武志のところへやってくる。友人とつきあっていると思っていた武志だったが、友人とは1回デートしただけだった。真奈の気持ちは武志にむいていたが、武志は気が付かない。

喜美子は照子が、敏春(本田大輔)の定期検診の結果を聞くのに付き添う。病院を訪れると、医師の大崎(稲垣吾郎)から話しかけられる喜美子。風変わりな大崎の振る舞いに驚かせられる。

数か月後、武志の作品ができあがる。アパートで友達と完成を祝う宴のさなか体調が悪くなる。実は、武志は、ここのところ体調を崩していた。喜美子にも言わずにいたが、竜也を通じて、照子に伝わり、喜美子にも話が届いた。心配する喜美子だったが、武志は風邪だといって心配いらないとつっぱねる。不安が晴れない喜美子は八郎に相談する。実は武志自身も異変を感じて、ひそかに病院で検査を受けていた。近くの病院では、血液に異常があることしかわからないため、大きな病院の先生を紹介される。それは照子につきあっていった病院の大崎医師だった。詳しい検査を受け、結果を待つことに。不安を抱える喜美子だが、武志の前ではみじんも見せず、明るく振る舞う。

一方、直子(桜庭ななみ)が突然帰ってきて、喜美子に離婚をしたことを報告する。次の恋人もいるといいながらも別れた夫である鮫島のことを「本当に好きだった」と喜美子の前で告白する。

再び喜美子が武志と共に病院を訪れ、大崎医師は武志に入院の必要はないと告げ、武志と喜美子はいったん安心するが、喜美子は一人診察室に呼ばれ、大崎医師から武志が慢性骨髄性白血病だと告げられる。激しい動揺を隠し日常生活を送るが、一人になると武志の病気のことが頭から離れない。武志本人にはまだ診断結果を伝えておらず喜美子は教えるかどうか悩む。武志の余命はあと数年と言われている。唯一治る可能性として骨髄移植を教えられるが、武志にあうドナーを見つけるのは容易ではない。家にやってきた照子(大島優子)に喜美子は感情を抑えられず感情をぶつけてしまう。

■第23週あらすじ
■第133話(月)
昭和59年正月、喜美子(戸田恵梨香)の家に八郎(松下洸平)、武志(伊藤健太郎)を始め、百合子(福田麻由子)ら家族が集いにぎやかに過ごす。武志の病気は喜美子だけの秘密で本人には知らせてない。喜美子は明るく振る舞うものの時折、不安が押し寄せる。話題は武志が研究所を出た後の仕事に。陶芸家となる勉強を続けたいという武志。喜美子と八郎はそれぞれ助言する。武志はフカ先生から届いたハガキに描かれた絵に見入って…

■第134話(火)
喜美子(戸田恵梨香)が一年の計画を検討し、今年は穴窯での作品作りをやめると宣言。訪ねてきた照子(大島優子)が話を聞いてしまう。陶芸教室の日、陽子(財前直見)らが集まる。一方、武志(伊藤健太郎)は自分の体調が気になり家庭医学書を購入する。不安を押しころしていたが、たこ焼きパーティーの準備中にまたも身体に異変を感じ、友人の真奈(松田るか)を追い返すことに。武志は大崎医師(稲垣吾郎)に相談しようとするが

■第135話(水)
武志(伊藤健太郎)の部屋で喜美子(戸田恵梨香)は家庭医学書を発見。白血病のページに付せんがあり、武志が自らの病気に気づいていることを知る。喜美子は平静を装い、武志と話を続ける。人生を陶芸にかけようとしている武志に、喜美子は切ない思いに。同時に母として真摯に向き合う覚悟を固める。武志に余命を尋ねられ、喜美子の中で病と闘う気持ちがこみあげる。入院が一週間後に決まり、何も知らない八郎(松下洸平)が来て…

■第136話(木)
武志(伊藤健太郎)が応募した次世代展の結果発表の日、喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)や直子(桜庭ななみ)らを集め食事会を計画する。お祝いと同時に、まもなく入院する武志の病気も打ち明けるつもりだと告げると、武志は伝えたくないと拒否。喜美子は医師の大崎(稲垣吾郎)に電話し、助言を受ける。一方、窯業研究所では検査入院を報告した武志を掛井(尾上寛之)が励ます。夜になって家族が集まるも武志の姿はなく…

■第137話(金)
武志(伊藤健太郎)の病気を直子(桜庭ななみ)らに明かし、ドナー検査のお願いする喜美子(戸田恵梨香)。遅れてきた八郎(松下洸平)にも告げると、動揺して強い衝撃を受ける。一方、自棄になった武志は友人らとの飲み会で酔っ払い、残った真奈(松田るか)と二人きりに。武志の入院生活が始まる。喜美子も付き添いドナー検査を受ける。武志には内緒で八郎も病院を訪れ、大崎医師(稲垣吾郎)と面会。治療に挑む武志は決意して…

■第138話(土)
武志(伊藤健太郎)の入院生活を支える喜美子(戸田恵梨香)。八郎(松下洸平)は会社を辞めて武志のそばで暮らすことを申し出るが喜美子に止められる。喜美子は八郎と、居合わせた信作(林遣都)に武志のある思いを伝える。一方、武志は大崎医師(稲垣吾郎)と相談して、まもなく退院して通院治療に切り替えることに。病院には照子(大島優子)の家族を始め、知り合いが次々押しかけて武志を励ます。だが武志の容体が急変して…

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、松下洸平、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、大島優子、林遣都、財前直見、マギー、伊藤健太郎 他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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