BS日テレ「ホジュン~宮廷医官への道~」第51-55話あらすじ:仁嬪様~ヒル治療

2020年03月08日14時21分ドラマ
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ホ・ジュンの消し去りたい過去に決着がつく!BS日テレで再放送のイ・ビョンフン監督の不朽の名作「ホジュン~宮廷医官への道~」3月9日(月)第51話~第55話のあらすじと見どころを紹介、YouTube「MBC Classic」で全話の予告動画が公開されている。

【「ホジュン」を2倍楽しむ】では、実在した許浚と『東医宝鑑』の紹介、各話の場面写真付きのあらすじなどまとめて紹介している。



■第51話 仁嬪様
疫病を無事に退治したホ・ジュンは、医官の務めを全うした満足感に浸る間もなく捕盗庁のペ・チョンスに自首する。しかし、そこへ殿下が疫病退治に功労のあった医官たちとじきじきに謁見するとの知らせが入り、直前で逮捕が延期に。
また、疫病の現場で身を粉にして働くホ・ジュンを見たペ・チョンスは、医官としてのホ・ジュンの人柄と腕に信頼を抱くようになり、罪を見逃すことも考え始めていたが、なんとその矢先、ホ・ジュンの罪がついに朝廷の人々の耳に入ってしまう。
一方、随行医官として明国へ行っていたドジが帰って来た。予想以上に苦しい道程だったが、ドジの野望は苦しい道程を経てより鍛えられ、帰国早々、再起のチャンスをつかむ。恭嬪に代わって殿下の寵愛を受ける仁嬪の兄上と知り合いになり、仁嬪の宮医に推薦してくれるというのだ。しかし、それには一つの条件があった。
今回から新たに登場する仁嬪は、宣祖の第2側室。恭嬪に代わって王の寵愛を受ける女性。美しく聡明な恭嬪に比べ、こちらはかなりの野心家。さあ、今後朝廷内での権力争いにホ・ジュンがどうかかわっていくのかお楽しみに。

■第52話 捕盗庁から義禁府へ
ホ・ジュンの突然の逮捕に恵民署は大いに動揺する。キム・マンギョンはこみあげる怒りを抑えきれず、捕盗庁を訪ねるが、ことはすでに朝廷の重臣の耳にまで入っており、ペ・チョンスの意思でもどうにもできないという。
その時、朝廷では重臣たちが集まってホ・ジュンの処遇について話し合っていた。ホ・ジュンの腕と朝廷への功績を勘案して減刑すべきという主張と、断固厳罰に処すべしという主張がぶつかり、結論が出ずにいたところへ突然、宣祖が現れ、なんとホ・ジュンを赦免しろとの御命を下す。
ホ・ジュン赦免の知らせはまたたく間に恵民署からホ・ジュンの家にも届き、イルソとヤンテは監獄に閉じ込められているホ・ジュンとダヒに差し入れを持って行くが、なんとその最中、突然、捕盗庁が慌ただしくなり、釈放間近なはずの2人が義禁府へと移送されて行った。
今回は2人の女性が病に倒れる。1人は恭嬪、もう1人はホンチュン。果たしてどんな病に倒れるのか?ホンチュンの病にご注目を。

■第53話 赦免
恭嬪の急病を治すために獄中から呼び戻されたホ・ジュン。恭嬪の病は真心痛(心筋梗塞)で倒れ意識不明の状態。かつて真心痛で苦しむアン・グァンイクを針で救ったことのあるホ・ジュンは、今度もその方法で恭嬪の一命を取りとめる。
殿下は、恭嬪を救ってくれた功労を認め、再びホ・ジュンの赦免を提案するが、大臣たちの強硬な反対で思い通りにいかない。一方、恭嬪も命の恩人であるホ・ジュンが再び投獄されたと聞き、何とか赦免するよう殿下に願い出る。大臣との間で板ばさみになった殿下は、結局、一切の意義申し立てを禁じたうえで、ホ・ジュンの赦免を命ずる御命を下す。
過去の束縛から解放され、心から喜び合うホ・ジュン一家をいまいましい思いで見つめるドジと母親だったが、そんなドジのもとにまたとない朗報がもたらされる。なんと、ドジが世話する仁嬪が懐妊されたというのだ。
ホ・ジュンの悔やんでも悔やみきれない過去にやっとピリオド!やっとホンチュンの病名が分かる。 “室女病”、“独身病”とも言われる病気で更年期障害と似た症状。

■第54話 宮廷の光と影
ホ・ジュンは恭嬪、ドジは仁嬪の宮医にそれぞれ任命され、内医院でも重要な地位を独占することになった。しかし、仁嬪は殿下の子供を身ごもり、飛ぶ鳥を落とす勢いで権力を伸ばしつつあるのに対し、恭嬪はもはや忘れられた過去の女。寂しい日々を過ごしていた。
懐妊のお祝いに訪ねた仁嬪殿で門前払いを受けた恭嬪は、屈辱感に打ちひしがれながら、自分の人生を振り返り、自分が手にしてきた富や名誉や幸福のはかなさを痛感。
内医院でも上質の薬材はすべて仁嬪にとられてしまい、恭嬪には残り物しか回ってこない。恭嬪殿の医女であるセヒョンはそんな不公平に抗議するが、それを聞きつけた仁嬪殿の尚宮にこっぴどく叱られる。
さらに、真心痛(心筋梗塞)で倒れて以来、体調が思わしくない恭嬪は心労も手伝って日に日に病状が悪化。自分の死期の近いことを悟った恭嬪は、王子たちと温泉地へ療養に行くことをホ・ジュンに提案し、ぜひついて来てほしいと願い出る。
美しく聡明だった恭嬪の、王の寵愛が離れた後の憐れな最期が描かれている。恭嬪役を演じたのはパク・チュミ。楚々とした美しい女優で時代劇がよく似合う。「大王の夢~王たちの戦争」に善徳女王(トンマン王女)役で出演していたが、交通事故により、惜しまれながら途中降板。

■第55話 ヒル治療
恭嬪の死からさらに歳月は流れ、ホ・ジュンは湯薬庫と書庫にこもって医書の執筆に明け暮れていた。
恭嬪を失った殿下は、まるでそんなことなど忘れてしまったかのように仁嬪とその子、信城君を深く寵愛し、恭嬪の2人の王子、光海君と臨海君は孤独な日々を送っていた。
仁嬪の懐妊で手柄を立てたドジは、仁慶宮の宮医として順調に地位を固めていたが、最近、自分が世話する信城君の病が日に日に悪化し、気の休まらぬ日々を送っていた。万一のことがあればこれまでの努力が水泡と帰すと危機感を募らせたドジは、信城君の治療をホ・ジュンに任せることを思いつく。
ヒル治療では、ヒルに悪い血を吸わせるのだが、今も医療用ヒルを使った治療法がある。日本では医療用の無菌状態で特別に育てられたヒルを使用している。

■キャスト人物相関図(公式サイト)
ホ・ジュン役:チョン・グァンリョル
イ・ダヒ役:ホン・チュンミン
イェ・ジン役:ファン・スジョン
ユ・ドジ役:キム・ビョンセ
ユ・ウィテ役:イ・スンジェ

BS日テレ「ホジュン 宮廷医官への道」番組公式サイト
 2019.12.30スタート 月~金13:00-14:00 再放送
 2015.06.03スタート 13:30-14:30 再放送
 2014.06.19~09.16 10:00-11:00 再放送
 2013.09.04~12.04 16:00-17:00 放送終了
YouTube「ホジュン予告動画」(日本語字幕なし
YouTube|Seven Contentsチャンネル「ホジュンファンミーティング」

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