【最終回2時間拡大SP】「相棒18」第20話、右京の推理力が衰えた?!第19話ネタバレあらすじ

2020年03月12日09時20分ドラマ
@テレビ朝日

「相棒18」最終回(第20話)は、スランプに陥ったように見える右京(水谷豊)が日本の闇と対峙する!半年に渡るシーズン最終回は、坂井真紀、遠山景織子、森口瑤子ら豪華なゲストも出演!3月18日(水)テレビ朝日系にて夜8時より2時間拡大で放送される「相棒 season18」最終回(第20話)の予告動画は番組公式サイトで配信中!相棒シリーズで初となる見逃し配信は公式サイトやTVerなどにて、ビデオパスで見放題配信中だ。



3月11日に放送された第19話は、与党幹部とゼネコンの癒着についての話だった。捜査一課には圧力がかかるが、特命の右京(水谷豊)や亘(反町隆史)はそんな圧力は通じない。ゴミ箱に落ちていた封筒の切れ端から事件の真相をみつけるという手段は「相棒」らしかったが、巨悪に立ち向かうためとはいえあえて誤認逮捕をしたのか?と思わせたが、さすがにそこは”法を守る”ことに関しては確固たる信念のある右京。きちんと容疑者の話をきいて、適切な罪で逮捕した。

今まで”怪しい弁護士”という登場の仕方が多かった連城建彦(松尾諭)だが、今回は右京が依頼人となり、巨悪を暴くための一端を担うという役どころであった。シーズン15第16話の「ギフト」、シーズン16第6話「ジョーカー」、シーズン17第6話「ブラックパールの女」、シーズン18の第17話「いびつな真珠の女」と、第19話まで加えると5回の出演となり、反町隆史が相棒となってからはかなりの登場率となる。

そして、3月18日に放送される第20話で半年続いたシーズンの最終回を迎える。坂井真紀、遠山景織子、森口瑤子、相島一之、村上新悟のゲストに加え、仲間由紀恵、神保悟志、芦名星、石坂浩二などの準レギュラー陣も登場する。

犯罪の決め手となる証拠であるはずの映像や画像を高度な技術によってフェイクにしてしまう。今までのように捜査ができなくなるが、青木(浅利陽介)ら、情報分析の力も借りて右京と亘が最後の事件に挑む!



■第19話ネタバレあらすじ
与党幹事長・松木の口利き疑惑に関与したとされる大手ゼネコン社員・足立が社屋から転落死する事件が発生。警視庁上層部は、現場に争った形跡があったにも関わらず自殺での事件処理を図り、権力による“口封じ殺人”を疑った右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、独自の捜査を開始する。

第一発見者である嘱託社員の山野(中本賢)から事情を聞くと、山野は足立は自殺ではないと思うといいだす。事件当夜、激しい雨の中会社に忘れ物を取りに戻った際、足立の死体と発見したという。足立が死んでいるのを見た時に武田経理部長に電話をすると、警察に連絡をするように言われて、警察に電話したという。山野は事件のショックであまり覚えていないというが、右京の誘導で不審な男を目撃したことを思い出したと証言する。しかし、目撃者になったことで自分も狙われるのではないかと、ひどくおびえた様子を見せる。そんな山野は経理部長に不審人物を見たことを話してしまう。

亘は、武田経理部長たちが会食していた料亭を探し当て、仲居に話をきき、その態度から経理部長は足立の死を知っていたのではと推理する。そのころゼネコンの社長は松木に助けを求めていた。

そんな中、右京が武田経理部長に揺さぶりを掛けると、刑事部長の内村(片桐竜次)から捜査の打ち切りを命じられる。権力者による圧力を感じながらも、それでもひるまない右京と亘は、封筒の上部を切り取った紙片から事件の真相を追う。封筒の中身が足立の告発だったのではないかと推理する。

そのころ、伊丹(川原和久)たちが防犯カメラに映る不審人物を探し当てた。前科のある人物で、面通しをしてほしいと山野にいうが、山野は臆病な態度で答えられないという。右京は、事件現場に立つと、「私としたことが…」といい、山野が現場に行く前に足立の死を知っていたと気が付く。

山野の自宅へ向かった右京と亘は、山野が残した封筒を持ち去ったのは山野だろうと問い詰める。山野は足立からの電話で足立を心配して会社に向かうと足立の転落死をみたこと、武田経理部長に電話をしたのは会社の幹部が足立に何を言ったのかを聞きたかったからではないかと話した。山野は当日のことを打ち明け始める。武田経理部長は山野が電話した時に、「大丈夫。うちには松木先生がついているから」と話したことに憤ったのだ。そして、足立の机をみると封筒い入った告発文を見つけたのだという。会社の幹部が足立を追い詰めたのが許せなかったと。山野は自分は失うものはないが、足立には沢山の将来があったのに、足立を見殺しにした幹部が許せなかったという。そして、現場を荒らし、足立の着衣を乱したりもした。山野は足立の死が殺人とされれば、事件の裏を見つけてもらえるのかと思っていたのだった。

山野が実際にやった犯罪は業務畏敬妨害という軽い罪にしかならず、山野が希望する「裁判ですべてを明らかにしたい」という希望には添えない。そこで、右京は山野を死体損壊の罪で逮捕し、裁判に持ち込むことにした。山野の弁護は、右京が依頼した連城建彦(松尾諭)だ。山野の裁判で、証拠として足立が残したUSBメモリが提出され、ゼネコン幹部たちもそれがもとで逮捕された。

■最終回(第20話)あらすじ
亘(反町隆史)は、最近、右京(水谷豊)の推理力が衰えているのではないかと、角田(山西惇)にこぼしていた。軟禁された天礼島の事件(2019年10月9日放送「アレスの進撃」)や、重大な見落としをして「僕としたことが!」と嘆いたテロ未遂事件(2019年12月4日放送「檻の中」)などをあげつらいスランプを危惧するが、右京自身は、どこ吹く風で…。

そんな中、元東亜ダイナミクス社長の桂川(村上新悟)が、自宅寝室で殺害される事件が発生。背中から刺された傷が死因だったが、なぜかスマホの音声認識アプリが立ち上げられていて、『99』という謎の数字が残されていた。さらに、現場のパソコンから発見された、桂川と女性の“ベッド動画”が波紋を呼ぶ。問題の女性は、顔認証から内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)と判明したものの、政府直轄組織の人間ということで、警察としても配慮せざるをえなかった。

事件に興味を持った右京と亘は、現場となった桂川のマンションを訪れるが、そこには青木(浅利陽介)の姿が。上層部から“特命係一派”とみなされ、捜査から外されたことに反発して、協力を思い立ったらしい。右京は、青木から得た情報や現場の状況から、問題の映像にある疑問を抱く。いっぽうその頃、事件と何らかの関係があると思われる内閣官房長官の鶴田(相島一之)は、懇意にしている芸者・小出茉梨(森口瑤子)から悪巧みを指摘され…。

翌日、伊丹(川原和久)たち捜査一課は、桂川をスポンサーとして最新の映像技術を研究していた鬼石美奈代(坂井真紀)という大学の特任教授から話を聞いていた。しかし、飄々とした彼女にはぐらかされるばかりで要領を得ない。そんな中、「週刊フォトス」が桂川と柾庸子のあるスクープ映像を入手。監察官の大河内(神保悟志)の指示で特命係がその動画の押収をすることとなり…。

解決の鍵は“動かぬ証拠”である映像!?
事件の背後には暗躍する政府高官の影が…
スランプ中(!?)の右京が、日本の闇と対峙する!

テレビ朝日10月スタート「相棒 season18」。出演:水谷豊/反町隆史/川原和久/山中崇史/山西惇/浅利陽介/芦名聖/神保悟志/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「相棒 season18」番組公式サイト
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