NHK「麒麟がくる」菊丸(岡村隆史)の正体判明!光秀(長谷川博己)信長(染谷将太)と再会!第10話予告動画

2020年03月16日11時45分ドラマ
©NHK

今川義元(片岡愛之助)が尾張の国境に侵攻!信秀(高橋克典)のもとに人質としておかれている竹千代(のちの家康)の引き渡しを要求するのだが…22日(日)NHK総合夜8時、BS午後5時30分、BS4K午前9時より長谷川博己主演「麒麟がくる」第9話を放送。NHKオンデマ見逃し配信。予告動画は番組公式サイトで公開。



■岡村隆史の正体判明!松平家に仕える忍だった
15日放送の第9話視聴率が15.0%と前回より1.3ポイントアップした「麒麟がくる」(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。第9話では謎の農民・菊丸(岡村隆史)の正体が判明した。

三河出身の謎の農民・菊丸は世を忍ぶ仮の姿。その実態は、松平家に仕える忍だった。今後、成長する家康(風間俊介)を生涯にわたって守り続けるらしいのだが、それって!?

家康に仕えた忍びとして有名なのは、服部半蔵。時代劇や時代小説における人気キャラで千葉真一主演「影の軍団」シリーズ(フジテレビ)や藤子不二雄A著『忍者ハットリくん』(小学館)でお馴染み(ハットリくんは服部半蔵の子孫という設定)。

これだけ人気の服部半蔵が架空の人物と思われている方もいらっしゃるかもしれないが、実在の人物である。初代服部半蔵から代々「半蔵」の名を受け継ぎ、ずっと徳川家に仕えていた。

ちなみに皇居にある「半蔵門」は服部半蔵(初代ではない)がこの門の警固を担当したことに由来するという説と、山王祭の山車として作った象があまりにも大きくて、半分しか入らなかったという説がある。

菊丸がどこかで「服部半蔵」と名乗るようになるのかは不明だが、徳川家に仕える忍ということは、伊賀忍者であることは間違いないであろう。

■「カメ止め」の濱津隆之が登場!
2018年、一世を風靡した映画『カメラを止めるな』で監督役として出演した濱津隆之が、茶の振売役で登場。東庵役の堺正章と共演を果たした。

『カメ止め』で日本アカデミー賞優秀男優賞を受賞した濱津はその後、月9ドラマ「スーツ」(フジテレビ)や「ノーサイド・ゲーム」(TBS)、「やすらぎの刻 道」(テレビ朝日)など人気作への出演が続いている。

そして1月クールで放送している「絶メシロード」(テレビ東京)で初の主演を務めた濱津。深夜枠とはいえ、ドラマ主演とはたいした出世である。今後の活躍にも大いに期待したい。

■前回(第9話)ネタバレあらすじ
祝言をすっぽかされた帰蝶(川口春奈)は、翌日になってやっと信長(染谷将太)と顔を合わせることができた。素直に前日の不在を詫びる信長に、帰蝶は興味を持つようになる。

信長は帰蝶を連れて父・信秀(高橋克典)と母・土田御前(檀れい)のもとを訪れる。帰蝶は美濃から持参した豪華な盆栽を献上し、信秀は大喜び。一方、信長は祝いの席にと信秀のまえに筒を差しだす。

筒のフタを開けると顔色を変えた信秀は、土田御前と帰蝶に離席するよう命じた。その筒の中に入っていたのは、松平広忠(浅利陽介)の首だった。信秀は今川義元(片岡愛之助)に攻め入る口実を与えたと大激怒。

しかし信長は、今川に就いた広忠を討ったことは先手になる。美濃と和義を結んだのだから、美濃が加勢してくれるので今川に勝てると言う。しかし信秀は、美濃と手を組んでまだ日が浅い。加勢してくれるとは思えぬと言った。

一方、信長の奇襲を受けた広忠の無残な姿を見つけた菊丸(岡村隆史)は、広忠の脇差しを抜き去り、松平家の屋敷に戻る。広忠の正室で竹千代の母である於大の方(松本若菜)は菊丸に、「竹千代を守っておくれ、そなただけが頼りじゃ」と言い、菊丸は「しかと心得ました」と答えた。

信秀から大目玉を食らった信長は、屋敷に戻ると鬱憤晴らしに鉄砲を撃つ。そんな信長に興味津々の帰蝶。信長は帰蝶に「そなたも撃ってみるか」と声を掛ける。喜んで鉄砲をかまえる帰蝶。撃ったときの衝撃に目をときめかせながら大喜びする帰蝶を微笑ましく見守る信長だった。

その頃、光秀(長谷川博己)は藤田伝言(徳重聡)を供に、叔父・光安(西村まさ彦)の命令で妻木氏のもとへ米を届けに行く。妻木は幼きころ、光秀はよく父に連れられて訪れた場所だった。

妻木の屋敷で一人の女性に会う光秀。彼女は妻木の娘・煕子(木村文乃)。幼い子どもたちと鬼ごっこをしていると光秀に言う。そんな彼女を見て、光秀はかつて煕子とこの屋敷で鬼ごっこをしたことを思い出す。煕子は「再びお会いできましたね」と笑顔で光秀に言った。

■第10話「ひとりぼっちの若君」あらすじ
今川義元(片岡愛之助)が尾張の国境まで侵攻してきた。そして織田家に人質としておかれている竹千代(のちの家康)を引き渡せと要求してきた。織田と和義を結んだ斉藤道三(本木雅弘)は、三河を今川に抑えられていることに期期間を抱く。

道三に命じられた光秀(長谷川博己)は帰蝶(川口春奈)に織田家の動向を聞くため、那古野城へ向かう。そこで光秀は織田信長(染谷将太)と出会うのだが…。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第10話は3月22日(日)総合夜8時より、BSプレミアム午後6時、BS4K午前9時より放送。語り:市川海老蔵。出演:長谷川博己/川口春奈/染谷将太/門脇麦/岡村隆史/本木雅弘ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_kirin」。第10話予告動画は番組公式サイトで公開されている。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」番組公式サイト

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