『ドクター・スリープ』特典映像<シャイニングからドクター・スリープへー>より一部公開

2020年04月08日12時00分映画

ワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメントは、映画『ドクター・スリープ』のブルーレイ・DVDリリースを本日、4月8日(水)より開始、これを記念して、原作者のスティーブン・キングとマイク・フラナガン監督、主演ユアン・マクレガーによるインタビューを一部公開した。

『ドクター・スリープ』は、“シャイニング=特別な力”を持つ者と、それを狙う邪悪な力を持つ集団との戦いを描くホラー映画。スティーブン・キングの原作をもとにスタンリー・キューブリックが生み出した、ホラー映画史を変えた映画『シャイニング』の40年後を描く。

シカゴ公開されたのは、特典映像に収録されている<シャイニングからドクター・スリープへ>からの映像の一部。監督・脚本・編集を手掛けるマイク・フラナガンと原作のスティーブン・キング、そして主人公であるダン・トランス(ダニー)を演じたユアン・マクレガーのインタビューだ。フラナガンは子供の頃からキングのファンで、キューブリック監督が手掛けた映画『シャイニング』に影響を受けている一人でもある。「『シャイニング』の世界に戻りダニーに会えること、自分が監督できることが光栄だった」という彼がメガホンをとった本作は、キング自身やキューブリックの遺族らが太鼓判を押すほどで、原作と映画の違いもうまく調和させながら続編となる世界を作りあげている。

シカゴ彼は本作について「この映画はホラー映画の金字塔の続編であり、多くの影響を与えた象徴的な人物が出てくる。それはダン・トランス(ダニー)だ。彼は暗く恐ろしい世界で、まだ“シャイニング(特殊な力)”について悩んでいる。彼の旅の続きを描くんだ。」と話す。「ホラー的な要素はキャラクターと同じ力を持つ。僕はそう信じている。それはスティーブン・キングの本を長年読んで学んだことなんだ」(フラナガン)。

原作者であり、ダニーの生みの親であるキングは登場人物を描く際に「アタマの中にアイデアはあっても、登場人物の顔は見えない。本の中では身体的な描写をあまり書かない」と明かす。その理由は「彼の目で世界を見ているから」だ。

ダニー役のユアン・マクレガーは「ダニーは5歳で父を亡くし、父親のトラウマを抱えている。恐ろしい体験をした少年は、“シャイニング(特殊な力)”とどう向き合うかを考えた」と演じるにあたっての思いを語っているが、そんなユアンについて、キングは「映画を見ているとユアン・マクレガーが演じているダニーだとは思わなくなる。ダニー自身だと思うんだ。-僕が描いた通りの人物だ」と、満足そうな表情で答えている。



『ドクター・スリープ』
デジタルセル・レンタル先行配信中
4月8日(水)ブルーレイ/DVDセル・レンタルリリース
*約28分追加のディレクターズカット版
*森川智之、皆川純子 ら人気声優による日本語吹替え版 も初収録

公式サイト