窪田正孝「エール」第5週、裕一はイギリス留学の前に音に会いに豊橋へ!予告動画と第4週ネタバレあらすじも

2020年04月24日10時30分ドラマ
@NHK

国際作曲コンクールに入賞した裕一(窪田正孝)がイギリス留学へ進む「エール」の第5週!運命の人、音(二階堂ふみ)に会いにいった裕一を迎え入れる音!志村けんさんも登場!第4週のネタバレと第5週「愛の狂騒曲」(4月27日~5月1日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



4月20日から放送された「エール」第4週では、裕一(窪田正孝)が作曲を再開し、そして国際コンクールで入賞するという快挙を成し遂げた。そして、第4週も個性的なメンバーがドラマを盛り上げた。20日に登場したのは、音(二階堂ふみ)の声楽の先生となる御手洗(古川雄大)だ。音が「先生」と呼びかけると、「先生はいや!ミュージックティーチャーと呼んで」という強烈なセリフを放った。古川は振りきってやるように心がけているという。そして、21日に登場したのは、音の見合い相手・野島夏彦役で坂口涼太郎だ。「なつぞら」でも新人アニメーター役で登場しているが、その風貌と音に胸倉をつかまれる役どころで話題をさらった。

「エール」もモデルとなっている古關勇治は、実際に1929年(昭和4年)、管弦楽のための舞踊組曲「竹取物語」をイギリスロンドン市のチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに応募し、入賞を果たしている。これは日本人初の国際的作曲コンクールにおける入賞であり、当時の新聞でも大々的に報道されている。

4月27日から放送される第5週は、ついに、裕一と音の二人が対面する。裕一がイギリス留学する前にどうしても会いたくて、豊橋までいってしまうのだ。おとなしかった裕一が予想もしない大胆な行動にでたことで話がぐっと進む第5週となる。

そして、5月1日放送の第25話には、先日新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさんが登場する。作曲家・小山田耕三として、「裕一のたぐいまれな作曲の才能に気づき、コロンブスレコードに専属作曲家として推薦するが、一方で、裕一の活躍が自分の地位を脅かすのではないかと恐れている」キャラクターでの出演となる。

【第4週(2020/4/20-4/24)】ネタバレあらすじ
裕一(窪田正孝)は1年前の失恋を引きずって、黙々と仕事を続ける日々を続けていた。銀行の仲間たちは、そんな裕一の様子に気をもんでいたが、叔父の茂兵衛(風間杜夫)は裕一が心を入れ替えて仕事に身を入れ始めたと聞いて、やっと養子として皆に紹介できると安堵していた。

一方、裕一の幼なじみで新聞社に勤める鉄男(中村蒼)は、ある日、取材のために渡された雑誌で、「国際作曲コンクール」のことを知る。裕一にもう一度音楽の道を目指してほしい鉄男は、裕一にその話をしにゆく。しかし、裕一はその気にならない。鉄男が帰った後、昔、鉄男が直してくれたハーモニカを見つめ、手に取った。裕一はコンクールに向けて交響曲の作曲に挑戦してみることを決意する。

そのころ、音(二階堂ふみ)は、声楽家を志し、歌の先生・御手洗清太郎(古川雄大)にレッスンを受ける日々だった。そして、姉の吟(松井玲奈)からお願いされて、お見合いの席にのぞんだのだが、そこで、相手の女性を見下したような発言に怒ってしまい、相手の胸倉をつかんでしまう。いえに帰ってその話をしていると、お見合い相手の兄・春彦(長田成哉)がやってきて、音に交際を申し込む。しかし、音は「結婚よりも夢をめざしたい」といってその申し出を断った。

福島の裕一が苦労して書き上げた「竹取物語」をモチーフにした曲は、見事にコンクールで入賞した。賞金もあり、それを留学費用にあてて、イギリスへ来るようにと招待されてもいた。そんな折、裕一の祖父の源蔵(森山周一郎)が急死する。裕一が一人前になったら権藤家に養子に入る約束だったが、茂兵衛はもしものことを考えて、養子縁組を急ごうとする。茂兵衛には、裕一の音楽への挑戦をなかなか理解してもらえず、裕一を応援する三郎(唐沢寿明)は気をもむが、なぜか意外に裕一は冷静だった。

豊橋の音は、声楽の先生・御手洗清太郎(古川雄大)から、のちに自分の人生を変えることになる新聞に掲載されたビッグニュースを教えてもらって感激し、裕一にファンレターを書き、返事が来るのを毎日待っていた。そして、その音の元に、ついに裕一から手紙が届く。手紙には「あなたの好きな詩と音域を教えてくれれば曲をつける」とあり、音は狂喜する。そして、二人は文通を何通も重ねていた。

養子縁組を急いでいる茂兵衛だったが、母・八重(三田和代)からの入れ知恵で、一転して裕一の挑戦を認めるという申し出をする。八重は裕一を海外に行かせることによって、英語が上達することと、人脈が広がり、銀行にとって有利なものになるとふんでいた。茂兵衛は「もしも成功したら」と心配するが、八重は「万に一つもない」といい、結果的に裕一は留学することとなった。

裕一は音にせっせと手紙を書いて送るが、妹の梅(森七菜)や御手洗先生に、自分と世界に旅立つ裕一は大きな差があるという現実を指摘された音は別れの手紙を送る。その手紙を読んだ裕一は、意を決して、音に会いに行く。

【第5週(2020/4/27-5/1)】あらすじ
■第21話(月)
裕一(窪田正孝)のイギリスへの留学が決まってから音(二階堂ふみ)からの返事が来なくなり、裕一は、気をもんでいた。裕一は、いてもたってもいられず音に会うために豊橋に向かった。そして、音の家を訪れた裕一は、これまで手紙のやりとりだけだった音と初めて顔を合わせる。とまどう音だったが、裕一はしばらく関内家においてほしいと光子(薬師丸ひろ子)にお願いする。一方、裕一がいなくなった福島では…。

■第22話(火)
イギリスへの留学をまもなくにひかえた裕一(窪田正孝)が突然姿を消した福島では、家族が裕一を探しまわっていた。三郎(唐沢寿明)は、川俣の裕一の下宿を訪れて、裕一が音に会いに豊橋に向かったとあたりをつける。一方豊橋では、関内家に滞在する裕一を訪ねて、鶴亀寅吉という人物がやってくる。光子(薬師丸ひろ子)は鶴亀の言動を怪しむが…。

■第23話(水)
裕一(窪田正孝)が音(二階堂ふみ)に会うために、豊橋を訪れているとあたりをつけた父・三郎(唐沢寿明)が、豊橋の関内家にやってくる。裕一を福島に連れ帰って、イギリスへの留学に送り出したい三郎と、裕一の将来を思って娘とは別れさせたい音の母・光子(薬師丸ひろ子)の思惑は一致して、裕一・音をまじえた話し合いがおだやかに始まる。妹の梅(森七菜)や姉の吟(松井玲奈)も固唾をのんで見守るが…。

■第24話(木)
三郎(唐沢寿明)との光子(薬師丸ひろ子)の話し合いは思わぬ方向で決着がつき、三郎は福島の家族や茂兵衛(風間杜夫)の説得は自分に任せておけと言って、福島に帰っていった。豊橋に残った裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は、豊橋のホールで行う予定の演奏会に向けて準備を進める。演奏会で歌う歌の詞を書けない音は、妹の梅(森七菜)に詞を作るように頼む。梅は裕一がどうやって作曲するのか知りたがり…。

■第25話(金)
三郎(唐沢寿明)から届いた電報を読んだ裕一(窪田正孝)や音(二階堂ふみ)たちは、三郎が無事福島の家族を説得できたと理解して、安堵(あんど)する。そして、いよいよ鶴亀(古館伊知郎)からの持ち込み企画で行うことになった豊橋のホールでの演奏会の当日を迎える。これまで準備を進めてきた二人は、緊張しながらもそれぞれの音楽を披露する。演奏会のことは新聞でも取り上げられ、それを読んでいたのは意外な人物だった…。

【作】清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸
【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、唐沢寿明、薬師丸ひろ子、菊池桃子、光石研、山崎育三郎、中村蒼、松井玲奈、柴崎コウ他
【語り】津田健次郎
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」

「エール」番組公式サイト
 <総合>(月~金)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 土曜は同じ時間帯で1週間の振り返りを放送
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
「エール」番組公式インスタグラム
NHKPRサイト「エール」関連動画・記事

【2020年春スタートドラマ一覧】 【関連記事・各話のあらすじ】