窪田正孝「エール」第6週、裕一は母や弟の思いに初めて気づく!予告動画と第5週ネタバレあらすじも

2020年05月01日09時52分ドラマ
@NHK

音(二階堂ふみ)との結婚を決めた裕一(窪田正孝)の幸せに満ちたシーンから始まるNHK連続テレビ小説「エール」の第6週!しかし、世の中すべてが希望通りになるわけがない!留学は?音との結婚は?養子縁組は?第5週のネタバレと第6週「二人の決意」(5月4日~5月8日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



4月27日から放送された「エール」第5週では、裕一(窪田正孝)が音(二階堂ふみ)を訪ね、豊橋まで行き、思い切ってプロポーズすることが描かれた。この展開を喜ぶ視聴者はもちろん多数いたが、そのシーンで裕一の父・三郎役の唐沢寿明に大きな注目が集まった。音の母親・光子(薬師丸ひろ子)ともめていると、なぜか苦悶をこらえる顔に。光子が察して「廊下の突き当たりです」とトイレの場所を教えると、苦悶の表情のままトイレに立つシーンは、くすっと笑えてツイッターでは「唐沢寿明」がトレンド入りするほど大きな反響となった。また、薬師丸ひろ子とのやりとりも注目を集めた。

そして、5月1日には、志村けんさんが登場した。朝ドラ受けをする「朝イチ」の近江アナウンサーはその姿に涙ぐんでいた。作曲家・小山田耕三役で、渋い演技が光っていた。

5月4日から放送される第6週は、愛しい音との結婚の約束ができ、イギリスへの留学もきまりととんとん拍子に幸せにむかっている裕一に、現実が押し寄せる。幸せ絶頂で有頂天になっていた裕一は今まで、母・まさ(菊池桃子)や弟・浩二(佐久本宝)のほんとうの気持ちに気づいていなかったのだ。周りの人の話をきいた裕一は音楽と家族の間で気持ちが揺れる。

【第5週(2020/4/27-5/1)】ネタバレあらすじ
裕一(窪田正孝)のイギリスへの留学が決まってから音(二階堂ふみ)からの返事が来なくなり、裕一は、気をもんでいた。裕一は、いてもたってもいられず音に会うために豊橋に向かった。そして、音の家を訪れた裕一は、これまで手紙のやりとりだけだった音と初めて顔を合わせる。とまどう音だったが、裕一はしばらく関内家においてほしいと光子(薬師丸ひろ子)にお願いする。光子は福島からわざわざやってきた裕一をすげなく追い返すことはできなかったため、親戚の人間ということにしてしばらく裕一を泊めることにした。しかし、音には「別れるように」と言い含めていた。

一方、イギリスへの留学をまもなくにひかえた裕一が突然姿を消した福島では、家族が裕一を探しまわっていた。三郎(唐沢寿明)は、川俣の裕一の下宿を訪れて、裕一が音に会いに豊橋に向かったとあたりをつける。

一方豊橋では、関内家に滞在する裕一を訪ねて、鶴亀寅吉(古舘伊知郎)という人物がやってくる。光子は鶴亀の言動を怪しむが、裕一と音は、鶴亀がもってきた講演会を開くという話に目を輝かせる。裕一が作った曲に合わせて音も歌うことができる。二人は祭りに行ったりして、理解を深めていたが、音は理性では裕一に別れを言わなくてはとあせっていた。

裕一と音が祭りから帰ると、三郎が、豊橋の関内家にやってきていた。裕一を福島に連れ帰って、イギリスへの留学に送り出したい三郎と、裕一の将来を思って娘とは別れさせたい音の母・光子(薬師丸ひろ子)の思惑は一致して、裕一・音をまじえた話し合いがおだやかに始まる。妹の梅(森七菜)や姉の吟(松井玲奈)も固唾をのんで見守るが、なんと、裕一は、光子に「音さんをお嫁さんにください」と言い出した。光子も三郎も、音も本気で驚くが、二人の固い愛情を理解した光子は二人を許し、三郎に福島で了解を取ってほしいと頼む。三郎は福島の家族や茂兵衛(風間杜夫)の説得は自分に任せておけと言って、福島に帰っていった。

豊橋に残った裕一と音は、豊橋のホールで行う予定の演奏会に向けて準備を進める。演奏会で歌う歌の詞を書けない音は、妹の梅(森七菜)に詞を作るように頼む。梅は裕一がどうやって作曲するのか知りたがった。梅は小説家を目指していたが、なかなかかけないでいた。そんな梅に、裕一は「アイデアが浮かばなければ外にでていろいろな刺激をもらうといい」とアドバイスする。裕一は作品を作るために、御手洗(古川雄太)の元を訪れていた。御手洗が「先生」と呼ばれたくないのは、子供の頃に先生にひどい扱いを受けたためで、自身のことをよく理解してくれる両親が海外に留学に出してくれたので助かったといい、音楽で多くの人にいエールを送るように裕一に言う。

三郎から届いた電報を読んだ裕一(窪田正孝)や音(二階堂ふみ)たちは、三郎が無事福島の家族を説得できたと理解して、安堵(あんど)する。

そして、いよいよ鶴亀(古館伊知郎)からの持ち込み企画で行うことになった豊橋のホールでの演奏会の当日を迎える。これまで準備を進めてきた二人は、緊張しながらもそれぞれの音楽を披露する。演奏会は好評に終わったものの、なんと鶴亀が金を持ち逃げしてしまっていた。音は怒るが、裕一は演奏会ができたことを幸せに思い、光子たちも気にしないでいた。

その演奏会のことは新聞でも取り上げられ、それを読んでいたのは作曲家・小山田耕三(志村けん)だった。記事を読んで「本物になるのか?」とその才能に注目していた。

【第6週(2020/5/4-5/8)】あらすじ
■第26話(月)
豊橋のホールでの演奏会を無事終えた裕一(窪田正孝)は、三郎(唐沢寿明)からの電報を受けて福島に帰る。あきらめかけていた英国への留学が決まり、音(二階堂ふみ)との結婚も決まり、幸せいっぱいの裕一。福島の喜多一では、三郎、まさ(菊池桃子)、浩二(佐久本宝)だけでなく、茂兵衛(風間杜夫)も裕一の帰りを待っていた。一方、音はあこがれの歌手に向けての第一歩の音楽学校の受験日を迎えていた。

■第27話(火)
幸せいっぱいでのんきに福島に戻った裕一(窪田正孝)だったが、帰りを待っていた福島の家族の反応は予想外のものだった。まさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)の想(おも)いをはじめて知って、あらためてどうすべきか考えこむ裕一。久しぶりに恩師の藤堂先生(森山直太朗)をたずねて、裕一は自身について相談をする。一方、音楽学校の実技試験に向けて、歌の練習にはげむ音(二階堂ふみ)は、謎の男のアドバイスで…。

■第28話(水)
音楽学校受験のために東京にいる音(二階堂ふみ)のために、光子(薬師丸ひろ子)が届けてくれた、裕一(窪田正孝)の留学について伝える三郎(唐沢寿明)からの手紙を読んだ音は、いてもたってもいられず福島に向かう。裕一を探しまわって、川俣銀行の同僚に教えてもらった教会を訪れた音は、幼い頃に父に連れてこられて飛び入りで歌った日の記憶を思い出す。ようやく見つけた裕一に音は必死に語りかけるが・・・。

■第29話(木)
音(二階堂ふみ)は、心を閉ざしてしまった裕一(窪田正孝)の音楽の道をさがすために、レコード会社を回って売り込みを続けていた。ある日、吟(松井玲奈)のお見合い相手の鏑木(奥野瑛太)の紹介で、以前訪ねたことのあるコロンブスレコードをふたたび訪れる。その時は、すぐに断られた音だったが、音の再訪を知った廿日市誉(古田新太)が駆け寄ってくる。廿日市の話は驚くべきものだった!

■第30話(金)
川俣の教会で、音(二階堂ふみ)と幼なじみの鉄男(中村蒼)から音楽を続けるように心からお願いされた裕一(窪田正孝)は、あらためて自分の音楽の道と家族のために権藤家を継ぐ道との間で思い悩む。権藤家を訪れた裕一は、祖母の八重(三田和代)と茂兵衛(風間杜夫)の話を偶然聞いてしまう。彼らの考えを知って、自分が幸せになるために大切なことは何かに気づいた裕一はある重大な決断をする。

【作】清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸
【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、唐沢寿明、薬師丸ひろ子、菊池桃子、光石研、山崎育三郎、中村蒼、松井玲奈、柴崎コウ他
【語り】津田健次郎
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」

「エール」番組公式サイト
 <総合>(月~金)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 土曜は同じ時間帯で1週間の振り返りを放送
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
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