栗山千明「サイレントヴォイス」第4話は黒を白とも言い抜ける弁護士vs泣く子も黙る閻魔さま!第3話ネタバレと予告動画

2020年05月17日15時20分ドラマ
@テレビ東京

栗山千明主演「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」第4話は、SNSに上げられた殺人予告の犯人をめぐって、泣く子も黙る閻魔さまこと楯岡絵麻(栗山千明)と、言葉を用いて黒を白にもする弁護士・松尾(西村和彦)の闘いだ!「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」が5月22日(金)夜8時からテレビ東京で第4話が放送される!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



5月15日に放送された第3話では、絶大な人気を誇る霊能者の取り調べに苦戦する楯岡絵麻(栗山千明)が描かれた。霊能者なんて所詮行動心理学を応用したコールドリーディングという会話術を応用したタネも仕掛けもあるインチキだと主張する絵麻は、霊能者・奈緒美(堀内敬子)の巧妙な手口の仕掛けを次々を暴いてゆく。

しかし、殺人に関しては、人間がウソをつくとなどに、約0.2秒だけ表れる微細運動・マイクロジェスチャーも、人間はウソをつくとき少なからず不安や緊張がともなう。その心理的ストレスを、唇をなめたり、貧乏ゆすりをしたりして解消しようとするなだめ行動も現れない。実際に、殺人を犯したのは別の人間だったからだ。奈緒美の霊のことは信じていないが、奈緒美によって孫の脳腫瘍の具合がよくなっているのかもしれないと思っていることが引き起こした殺人だった。

5月22日に放送される第4話は、弁護士と、取調室で裁判を行う。万が一に冤罪の場合は、全世界に配信して、謝罪しなくてはいけないというかけに絵麻がでる。弁護士役は、西村和彦が演じる。「役者にとって白を黒と言うことは容易いことです(笑)。そこに役柄(弁護士や検事)空気を乗っけていくことで、嘘に論理性が出て来ますよね。演じてて悦に入れる役なのかも知れません。マイクロジェスチャーを造るのは苦労しましたが(笑)」とコメントしている。「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」の根本監督とは若い頃から仕事を一緒にしているといい、やりやすい反面、コッチの手の内も知られている分斬新かつ新鮮な演技に徹しよう演じたそうだ。

■第3話ネタバレあらすじ
今回の被疑者は絶大な人気を誇る霊能者・手嶋奈緒美(堀内敬子)。彼女は、前世などから相談者の全てを見抜き不治の病なども治してしまうほどの能力があると評判だった。しかし、同時に言葉巧みに心の隙間に付け込み金をだまし取るインチキと主張する人たちもいた。子供の脳腫瘍を直してもらうために通っている主婦や、流産の傷をいやしてもらうために通っている女性がいた。

そんな手嶋と対立する被害者の会代表の山本が謎の死を遂げた。山本の妻は、流産した後、奈緒美の元に通い、夫である山本が原因だといって、二人を別居させていた。奈緒美と揉めていた山本は死ぬ直前、奈緒美から「3日後に死ぬという“死の予言”」を宣告されていたことが判明した。捜査本部は奈緒美が自分をインチキと主張し対立する山本を殺害したのではないかと睨み、取り調べを行う。

しかし、奈緒美にはアリバイもあり霊能力で殺したということ以外、殺人を証明する証拠はなかった。また、手嶋を信奉する信者たちは数多く存在しており無実を訴える者、更には死んで当然という者までいた。

物的証拠が無い状態の不可解な予言殺人を絵麻が取り調べを行うと、奈緒美は絵麻(栗山千明)の性格や癖、更には前世や未来なども見通す。あまりに鋭く見抜いていくその能力に、西野(白洲迅)は本物の霊能力者ではないか…、それゆえ霊能力で山本を殺害したのではないか…と思い始めてしまう。

絵麻と奈緒美は、お互い女同士、心を読み取る技を駆使し対峙する。奈緒美は、絵麻が子供の頃飼っていた犬の話やその犬が「シロ」という名前であったことなどを話したが、それは、行動心理学を応用したコールドリーディングという会話術を応用したタネも仕掛けもあるインチキだと絵麻は主張する。いかにも相手のことをよく知っているかのように錯覚させる会話術だ。奈緒美がヒントとなる言葉を話すと、絵麻がそれを元に話をする。その話をあたかも奈緒美が知っていたように錯覚させたという。

しかし、奈緒美のコールドリーディングはわかっても、コールドリーディングには、犯罪者特有のマイクロジェスチャーもなだめ行動もでない。妄想性障害だと絵麻は判断した。絵麻は犯人は、奈緒美が妄想性障害のままであり、奈緒美が自分が霊能力者であるということを信じ続けることを願っている人物だという。それは、孫の脳腫瘍が小さくなってきていると思っている出口だという。山本と一緒に奈緒美を訴えようとしていたが、孫の病気がよくなってきているという事実が奈緒美の霊能力によるものという願掛けをしてしまったのだった。

■第4話あらすじ
ある日、ネットの掲示板とSNSに次々と大量殺人予告が出る。IPアドレスから警察は差出人を突きとめ数名を逮捕するが全て誤認逮捕と判明する。その後、警察のメンツをかけて逮捕した被疑者・高山(少路勇介)を、美貌の女刑事・楯岡絵麻(栗山千明)が行動心理学で取り調べる。そこで絵麻は、高山が警察の誤認逮捕を引き起こさせたコンピューターウイルスを作ったことは分かるが、殺害予告を行ったかはまだ確信が得られなかった。

そこにテレビなどでも活躍する人権派弁護士・松尾(西村和彦)が現れ高山の冤罪を主張する。誤認逮捕で自白が強要されているというのだ。すぐに被疑者・高山を連れて帰るという。

そこで絵麻は、松尾に取調室で裁判を開こうと持ちかける。その裁判で冤罪が証明されれば警察の不当逮捕と自白強要を認めると約束する。その言葉を聞いた松尾は、もし冤罪の場合にはネット配信にて全国民に対し謝罪しろと要求する。

“嘘を見抜く仕事の絵麻”と“言葉を用いて黒を白にもする弁護士・松尾”が対決する。そして、驚きの真相に至る…。

テレビ東京5月1日(金)夜8時より「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」を放送。出演:栗山千明、白洲迅、野村修一、椎名香奈江、宇梶剛士ほか。番組公式Twitterアカウントは「@BS7_silentvoice」。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

テレビ東京「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」

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