栗山千明主演「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」第8話は、今の夫も過去の夫も死亡し多額の保険金を獲得した希代の毒婦と言われる人物との闘い！「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」が6月26日（金）夜8時からテレビ東京で第8話が放送される！予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



6月12日に放送された第7話で取り上げられたのは、ストックホルム症候群だ。極限状態に追い込まれた人質が、長時間にわたり閉鎖空間で非日常的な体験を共有したことで、犯人の些細な親切にも好意的な印象を抱き、犯人に強い信頼や愛情を感じるようになる状態のことだ。木谷の心を動かすために、美術の話で心を解いてゆく絵麻。容疑者の木谷は、幼児虐待を受けていたが、医者である夫妻に救われたと信じていた。その結果、春奈を助けるという誤った心から7年間、女性を監禁していたことがわかった。

6月26日に放送される第8話は「毒を持って毒婦を制す」。火災現場から発見された焼死体は殺されていたことが判明、放火殺人と断定される。被害者の妻・晴美(MEGUMI)は5年前にも夫を亡くし多額の保険金を受け取っており、今回も1億円の保険金がかけられていた。夫を殺して保険金を稼ぐ希代の毒婦を演じるMEGUMIは、「女性の持つ狂気的な二面性を演じました。その根底にあるコンプレックスや、悲しみみたいなものを感じて貰えたらと思います」とコメントしている。そんな晴美の取り調べを、今回は、西野刑事（白洲迅）も担当するところも見どころだ。

■第7ネタバレあらすじ
交通事故に合った裸足で半裸の女性の身元を調べると、驚くことに7年前に中学2年で失踪した少女・春奈（三浦由衣）であることが判明する。

捜査を進めると、事故現場近くに住む男を7年間自宅に監禁した容疑で逮捕する。男は、少女の通う学校の美術教師・木谷徹（眞島秀和）であった。

少女の手首には拘束の跡があり自宅地下室には檻もあったが、木谷は少女に対し愛情があり、親から虐待されていた春奈を守るためにしたと拉致監禁を否定した。少女が、去年成人してから自分の意志で来たと主張する。手錠をかけていたのも本人の性的思考だともいう。事故で意識不明だった少女も意識を取り戻したが、監禁されていたことを否定する。

行動心理学で嘘を見抜く美貌の女刑事・楯岡絵麻（栗山千明）は、相棒の西野と木谷を取り調べる。春奈の人生を滅茶苦茶にした男に対し西野刑事（白洲迅）は激しく憤るが、主張を全く変えない。木谷は、春奈は親から虐待を受けていてそのことを思い出して暴れることが多かったという。暴れるために手錠をして監禁したのだという。その点に関しては、嘘をついていないが、春奈は木谷に監禁されてすべての自由を奪われ、そんな極限状態の中で、時々、木谷にやさしくされ、自分の身を守ってくれる頼るべき存在だと錯覚するようになったのだと絵麻は予測した。

取り調べを進めるうちに、木谷の子供の頃のことが気になりだす。虐待は受けていないが、なにか秘密をかかえていることを見抜く。木谷の母親からも話を聞く。母親は小児科の先生だ。母親は木谷が春奈を監禁していたことなど何も知らないという。

春奈に話を聞くと、両親のことを思い出そうとすると激しく怯えるが、懸命に記憶をたどる春奈だ。父親は確かに手をあげたが、それは母親に反抗的な態度をとった春奈を叱るためだったのだ。「これはキミのためにやっているんだよ」「先生がキミを救ってあげる」「わたしもこうして救われた」木谷はいないはずの敵を作り、ないはずの恐怖をあおり、さらに両親のところへ戻れば虐待はさらにひどくなると脅し続けることで、春奈が家に帰らないようマインドコントロールしたのだった。

木谷の母親との話で、庭になにかあると思え、西野刑事（白洲迅）が掘り返すと幼児の白骨死体たみつかった。木谷には産みの両親と育ての両親がいる。庭に埋められていたのは、実は”木谷徹”だった。木谷は喘息の発作で５歳の時に死亡した。幼児虐待を受けていた、子供を”徹”として育てることにしたのだ。木谷は虐待から守るために春奈をかくまっていたことを認めた。

■第8話あらすじ
火災現場から発見された焼死体を司法解剖すると殺されていたことが判明、放火殺人と断定される。被害者の妻・晴美(MEGUMI)は、5年前にも夫を亡くし多額の保険金を受け取っており、今回も１億円の保険金がかけられていた。そのため捜査本部は晴美を保険金殺人の容疑で取り調べるが、事件当日には韓国旅行に出かけておりアリバイがあった。

そこで、共犯者の存在を疑い晴美の弟・遼平(渋谷謙人)を参考人として呼び、取り調べる。
晴美は絵麻の相棒・西野(白洲迅)が取り調べ、弟の遼平は絵麻が担当し事情を訊く。
晴美は大粒の涙を流し夫の死を悲しむ。はたして晴美は悲運の妻か、魔性の毒婦か…。

晴美の正体について絵麻と西野の間で意見が割れる。西野は、晴美が無実ではないか…と思うようになっていた。絵麻は晴美を攻める。

女刑事vs稀代の毒婦。女同士の熱い心理戦が繰り広げる特別取調室。事件はあっと驚く展開で結末に至る！

被疑者たちは犯した罪をどのように隠し逃げ切ろうとするのか…。楯岡絵麻がどのように被疑者を追い詰めていくのか…。密室での熱い心理戦が繰り広げられる！

テレビ東京5月1日（金）夜8時より「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」を放送。出演：栗山千明、白洲迅、野村修一、椎名香奈江、宇梶剛士ほか。番組公式Twitterアカウントは「@BS7_silentvoice」。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

◇テレビ東京「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」

【2020年春スタートドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】