2010年春放送開始のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主な出演者が決定し、主役を演じる松下奈緒さん、と夫役の向井理さんとともに発表会見が開かれた。その模様がNHKの番組情報動画サイト「コレ見て！MOVIE」に配信されている。

会見に出席したのは、松下さん演じるヒロイン・飯田布美枝の父親役の大杉漣さん、母親役の古手川祐子さん、祖母役でナレーションも担当する野際陽子さん、叔母役の有森也実さんら飯田家の人々と、ヒロイン夫婦を温かく見守る貸本屋の店主役の松坂慶子さん、夫・水木しげると関わることになる漫画出版社の編集長役の村上弘明さん、しげるの幼なじみ役の杉浦太陽さんら個性あふれる面々。

松坂さんは「この時代はちょうど私が小学校の高学年くらいの頃。暖かい思い出の感じが出せるように演じたい」と語った。大杉さんは、「とても素敵な本になっている。松下さんとは、いつかお父さん役がやれたらいいなと話したことがあって、こんなに早く実現してうれしい」と述べた。一方、杉浦さんは「ゲゲゲの鬼太郎」のネズミ男をモチーフにしたキャラクターを演じることになり、「トラブルメーカーだけどどこか憎めないというところで、どう演じるか楽しんでいきたい」と語った。

「ゲゲゲの女房」出演者発表会見　NHK