7日「嫌われ監察官」小日向文世&遠藤憲一“似てない”兄弟コンビが警察官不倫殺人事件を暴く!予告動画

2020年09月06日22時51分ドラマ
©テレビ東京

嫌われものの監察官・音無一六が、驚異的な観察眼で警察内部の不正を斬り、弟・二六と共に警察官不倫殺人事件の迷宮トリックを暴く「嫌われ監察官 音無一六」が明日7日(月)、テレビ東京系月曜プレミア8(後8:00~9:54)で放送!番組サイトで予告動画が公開されている。



警察内部のあらゆる不正を取り締まる監察官。職務を忠実に全うするがゆえに警察内で最も嫌われている監察官だが、天才的な“深読み力”で事件の真相を暴き警察の闇を斬る主人公・音無一六を、名バイプレーヤー、そして主演もこなす小日向文世が演じる。2013年にはじまったシリーズも今回で6作目。今回の事件は「警察内部での連続不倫殺人」。

相棒は、2018年に放送した前作(第5作目)で、被疑者として一六と出会い、生き別れの兄弟であることが判明したコワモテのタクシー運転手・万丈二六(遠藤憲一)。ほかにも、一六の上司で警視庁警務部長・千住遼子役の田中美佐子、元署長で今は居酒屋店主・二宮満役の小野武彦のレギュラーと、前作から一六のもう一人の“相棒”として登場した湾岸東署の刑事・構呂木三花役の堀内敬子も出演する。ちなみに構呂木(こおりぎ)は虫嫌いの一六から名字ではなく「みかさん」と呼ばれている。
レギュラー陣に加えて、一六の後輩監察官で謎の死を遂げる飯島多香子役の佐藤めぐみ、一六ら監察官の動きを気に掛ける警視庁副総監・四堂孝文役の尾身としのりが出演する。

今回の放送に向けて小日向は、「6作も音無一六を演じていると、セリフ回しや独特の間合いが身についてきて、一作ごとに一六も据わってきたんじゃないでしょうか。同じチームで続けられているので、精神的なストレスが全くない現場です。遠藤くんは強面だけど、とっても優しい人じゃないですか(笑)。一六と二六がもっと膨らんでいくといいなと思うくらい、二人のシーンはとっても楽しかったです。向こうはボケで、こっちはそのボケにいつもイライラしちゃう、その感じが長男と次男という感じで、上手い具合にかみ合っていると思います」と、遠藤との再演を楽しんだ様子。6作目の見どころは「今作のポイントは、佐藤めぐみさん演じる飯島多香子の存在です」と紹介している。

一方、遠藤は「小日向さんとの兄弟を演じることについては、初っ端、こんなに全然違う顔でいいのかなと思ったけど、逆に容姿が似ていない兄弟っていうのが面白いんじゃないかなと。本当に兄弟みたいな気分になって違和感がなくなった(笑)。今までも小日向さんとはポツポツとは共演しているんです。大河でも、刑事モノの連ドラでも。でもこのシリーズは小日向さんがメインの刑事ドラマだから、緊張感の中にもほんわかしたムードがあるので、そこは独特で面白いんじゃないかな」と似ていない2人の兄弟役を楽しんでいる様子。本作への出演の決め手は「俺は刑事じゃなくてタクシー運転手です。そこが面白くてこの作品をお受けしました。事件に関わる設定だけに、油断すると刑事みたいになっちゃうんで、なるべくキメキメでセリフを覚えない、セリフを丁寧におかないように意識しました」とコメント。
2人のコメント全文は、番組公式サイトで全文公開している。

■あらすじ
警察内部の不正を徹底的に取り締まる監察官の音無一六(小日向文世)は、部下の監察官・飯島多香子(佐藤めぐみ)の成長を誇らしく思っていた。しかし、多香子は同期の刑事・津田政樹(赤川千尋)と共に不倫現場と思われる場所で刺殺される。湾岸東署は多香子の不倫を疑っていた夫・飯島和也(笠原秀幸)を逮捕するが、和也は殺害を否認。一方、警視庁警務部長の千住遼子(田中美佐子)は多香子から「麻薬密輸組織へ情報漏洩していたことを津田から打ち明けられた」との報告を受けていた。多香子は津田と共に、警察内部で麻薬密売に関わる『警察官X』の正体を追っていたという。だが世間では「警察官同士の不倫の末、夫に殺害された」と炎上し、警察に批判が殺到。そんな中、一六と同居するタクシー運転手の弟・万丈二六(遠藤憲一)が事件当日に多香子から乗車予約を受け、無断でキャンセルされていたことが判明。そこに事件の手掛かりが!?

テレビ東京9月7日(月)夜8時よりドラマ特別企画「嫌われ監察官 音無一六」を放送。出演:小日向文世/遠藤憲一/堀内敬子/田中美佐子/大友康平/小野武彦/田中美佐子ほか。ゲスト:佐藤めぐみ、尾身としのり

テレビ東京「嫌われ監察官 音無一六」番組公式サイト