窪田正孝「エール」第17週「歌の力」裕一に召集令状が届く!予告動画と第16週ネタバレも

2020年10月02日09時00分ドラマ
@NHK

歌の力は、人の心を動かす!人の心をいやすこともあるが、裕一(窪田正孝)の作る曲は戦意を高揚させることに!そんな裕一にも召集令状が!戦地に向かわずに済むことができるのか?NHK連続テレビ小説「エール」第17週「歌の力」(10月5日~10月9日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。
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9月28日から「エール」第16週「不協和音」は太平洋戦争時代の生活が描かれた。裕一(窪田正孝)は、軍事歌謡につづき、ニュース歌謡も手掛ける。戦況を伝えるニュース歌謡の作曲は時間との闘いであるが、なんとかこなしてゆく。鉄男(中村蒼)が木枯(野田洋次郎)は武運を高めるような創作は自分に合わないといって創作を離れているが、裕一は、「目の前にあることをこなすのが自分の創作の意義だ」といって作曲を続ける。10月5日からの第17週では、そんな裕一に召集令状がくる。国のために多くの曲を作ってきた裕一には戸惑いがでる。弟子だった五郎(岡部大)に「戦争に協力するような歌を作ってほしくありません」と言われ、激高してしまう。しかし、後ろめたい気持ちがあれが故に裕一は戦意高揚の曲へと駆り立てられてゆく。

太平洋戦争の暗い時代が描かれている中、第77話、78話にはハナコの岡部大演じる五郎が登場した。そのほっこりとさせる存在に、朝ドラ受けの「あさイチ」でも、博多華丸大吉、近江アナウンサーも「応援する」とすっかりファンになっている模様だ。視聴者のなかにも五郎と梅(森七菜)のカップルを応援する人も多い。

第16週のサブタイトルは「不協和音」だが、裕一と鉄男、木枯たちも戦争と音楽に対する考えは違い、音(二階堂ふみ)の姉妹、軍人の妻である吟(松井玲奈)と、作家の梅(森七菜)、作曲家の妻である音の考えにも不協和音が発生し始める。第17週も太平洋戦争真っただ中、それも日本の戦況がどんどんと悪化してくる状況である。それぞれの考えをそのまま押し通せる時代ではなくなってくる。裕一や音にも戦争の影がどんどんと押し寄せる展開となる。

【第16週(2020/9/28-10/2)】ネタバレあらすじ
太平洋戦争が始まり世の中の戦時色はさらに深まり、裕一(窪田正孝)は戦時歌謡のほかに、戦果を伝えるニュースとともに流す歌、ニュース歌謡の作曲にも関わるようになって忙しい日々を送っていた。戦争が激しさを増すにつれ、日本は次第に苦境に立たされて食料の配給も少なくなり、音(二階堂ふみ)も日々の食事づくりに苦労するようになっていた。そんなある日、久志(山崎育三郎)の元に、召集令状が届く。壮行会をしてもらって召集された久志だが、身体検査によって痔が発覚し、招集を免れる。そして、福島に戻っていった。鉄男(中村蒼)も作詞の仕事は離れ、新聞記者としての仕事を復活させていた。

戦争が激しくなるにつれて、音が近所の子供たちを集めて開いている音楽教室は、一人また一人と生徒たちがやめていってしまう。そして、とうとう生徒は弘哉(山時聡真)だけになってしまう。ある日、音は吟(松井玲奈)に連れられて、さぼりがちな婦人会に半ば強制的に参加することになるが、婦人会の班長(峯村リエ)たちの熱心さに圧倒される。そんな音にある手紙が届く。それは、音楽挺身隊に参加しないかという手紙だった。音楽に関われるチャンスだが、長年歌から遠ざかっている音はその手紙を放置している。

ある日、裕一をたずねて、豊橋の関内家で馬具づくりの修行をしている五郎(岡部大)が突然現れる。職人頭の岩城(吉原光夫)に一人前と認められたら、梅(森七菜)と結婚することになっている五郎だったが、岩城の試験に落ちてばかりですっかり自信をなくしてしまったのだ。あとを追って来た梅(森七菜)が、すごい剣幕で五郎に迫る。五郎は、腕前はすでに問題ないのだが、試験で緊張してしまい腕前が披露できないのだ。そんな五郎に、裕一は試験の時も頭の中で音楽を奏でているといいとアドバイスした。

梅の話では、キリスト教である光子(薬師丸ひろ子)が特高に狙われているという。そして、文学も表現することができないと嘆いていた。そんな梅が音楽挺身隊の手紙を見つけ、音に「やりたい音楽が堂々とできるのにやらないなんてもったいない」と、挺身隊で歌うことを薦めた。光子や梅は特高から監視されているということで行動も制限されているのだ。梅は出版社に出した原稿も返されてしまった。

音は、自分には向いていないと敬遠していた音楽挺身隊に参加することにする。音楽挺身隊は軍需工場や戦時産業に関わる施設への慰問を通じて、戦意高揚に務める役割を担っていた。懐かしい音楽学校の仲間と再会し、緊張しながら慰問に訪れた先で自分たちの歌に喜んでもらえた音は手ごたえを感じる。音楽挺身隊の活動に取り組んでいた音は、戦争が激しくなっていくにつれ、戦争に協力していくことへの疑問を抱き始める。

一方、鉄男が木枯(野田洋次郎)をつれて、一緒に飲もうと突然やって来る。久しぶりに裕一たちは楽しい時を過ごすが、鉄男や木枯は、今の世の中の空気が合わず、創作から離れていると話す。裕一は戦争の今、やれることをやるしかないのではないかと話す。鉄男は、戦地の状況は報道されているよりもよほどひどいのだと裕一に言うが、裕一は軍人たちはそんなことは話していないと。

音楽挺身隊で、合唱をすれば慰問先の人も喜ぶと思い準備をした音だったが、上司に「日国民」と怒られてしまい、もう挺身隊には来なくていいといわれ、落ち込んでしまう。そんなとき、裕一への召集令状が届いた。

【第17週(2020/10/5-10/9)】あらすじ
■第81話(月)
昭和18年。世の中が戦争の雰囲気にのまれて、すべての人が同じ思いで戦争に立ち向かうことを強制される空気のなか、裕一(窪田正孝)のもとに召集令状が届く。これまで戦争のための曲をたくさんつくってきた裕一だったが、自分が兵隊になって戦地に向かうことは想像した事がなかったので、裕一は複雑な気持ちになる。そんなある日、裕一をたずねて、東都映画の三隅(正名僕蔵)という男が古山家を訪れる。

■第82話(火)
裕一(窪田正孝)は、東都映画の三隅(正名僕蔵)から依頼された海軍航空隊の予科練習生を主題とした映画の曲づくりに取り組む。曲作りで国に多大な貢献をしているということを理由に召集を解除になった裕一だったが、一度は覚悟を決めていただけに、喜ぶ音(二階堂ふみ)とは対照的に内心複雑だった。一方、豊橋では集会での礼拝を禁止された光子(薬師丸ひろ子)たち信徒が集まって話し合っていた。

■第83話(水)
予科練の映画「決戦の大空へ」の曲作りに取り組む裕一(窪田正孝)は、一度は曲を書きあげるが、予科練の若者の気持ちをもっと熱く深く表現したいと、曲の発表を延期してもらい、予科練たちの日常を体験しに土浦航空隊にやって来る。それでもなかなか曲が書けずに苦労する。一方、裕一不在の古山家に鉄男(中村蒼)がやって来る。鉄男は取材中に聞いた戦争に関する噂話を音(二階堂ふみ)に伝える。

■第84話(木)
裕一(窪田正孝)が曲作りに取り組んだ映画「決戦の大空へ」が封切られると、映画も主題歌「若鷲の歌」のレコードも大ヒットを記録。そんなある日、ようやく結婚した五郎(岡部大)と梅(森七菜)が豊橋からやって来る。自分の曲が戦う人の力になればいいと思って曲を作っている裕一に、五郎は裕一が思ってもみなかったことを告げる。五郎の言葉に思わず激怒した裕一を心配する音と梅だったが…。

■第85話(金)
報国音楽協会に呼び出された裕一(窪田正孝)は、戦地の慰問を依頼される。裕一の帰宅を待っていた鉄男(中村蒼)は、前線は思っている以上に危ないので慰問には行くなと忠告する。裕一は皆が命がけで戦っているなら、自分は自分のできることで協力したいと聞く耳を持たない。そして1か月後、裕一に慰問に出発するよう命令が下る。5日後には出発するという話を聞いた音(二階堂ふみ)に、裕一は…。

【作】清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸
【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、山崎育三郎、中村蒼、野間口徹、仲里依紗、古田新太、森七菜、松井玲奈、岡部大、薬師丸ひろ子他
【語り】津田健次郎
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」

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