窪田正孝「エール」第21週「夢のつづきに」音(二階堂ふみ)がもう一度、音楽の道へ進む!予告動画と第20週ネタバレも

2020年10月30日09時00分ドラマ
@NHK

第21週「夢のつづきに」は、音(二階堂ふみ)が音楽に再挑戦する!「ラ・ボエーム」のオーディションを受け、稽古に励むが、長年のブランクは隠せない!そんな音を応援する裕一(窪田正孝)と娘の華(古川琴音)だが、夢はかなうのか?NHK連続テレビ小説「エール」第21週「夢のつづきに」(11月2日~11月6日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトにて。



10月26日からの「エール」第20週「栄冠は君に輝く」は、戦後、立ち直って作曲に打ち込む裕一(窪田正孝)、自分にとって大切なものはなにかを掴んだ智彦(奥野瑛太)の笑顔という明るいところからスタートした。高校野球の応援歌となり、週のタイトルにもなっている「栄冠は君に輝く」を作りあげ、その曲を久志にうたってもらいたいと尋ねるが、久志は、まだまだ、戦争の混乱の中にいた。30日に放送された第100話で、その久志も立ち直り、マウンドで「栄冠は君に輝く」を歌い切った。このシーンは、アカペラで山崎育三郎が歌ったが、本番はNGなしの一発OKのシーンだったという。

そんな久志のマージャン仲間として登場したのは、津田健次郎だ。いつもはナレーションを担当しているが、第20週では声だけはなく、その姿を見せた。第97話、98話での登場だが、第97話では「なんだ、こら」の一言だけだったが、その美声は存在感抜群で、Twitterのトレンド入りを果たした。

放送時間の最後に視聴者からの写真の投稿コーナー「“福”&“愛”をココから」があるが、10月29日の第99話終わりには、主題歌を歌っているGReeeeNの写真が採用された。ペンネームかとも思われたが、GReeeeNのスタッフが「今日の朝ドラ”エール”何かお気づきになりませんでしたか?福島の写真を投稿したら何と!”福&愛をココから”でご紹介されました」とTwitterでつぶやいていたことで、GReeeeNからの投稿であったことが判明した。

11月2日からの「夢のつづきに」は、華を妊娠してから抑えていた「歌手」への道へ進もうとする音(二階堂ふみ)の姿や反抗期の華(古川琴音)の成長と恋が描かれる。戦後編では、もう登場がないかと思われていたミュージックティーチャー役の古川雄大や藤丸役の井上希美が再登場したが、第21週は音の音楽学校時代のライバル・千鶴子(小南満佑子)も再登場となる。音とは学生時代に、音楽に対する姿勢でもめることもあったが、卒業後は手紙を通じて交流を持っていた。「歌手」に再挑戦する音に千鶴子はどんなアドバイスをくれるのか?音の夢を預かるといってくれた裕一は音に何をしてあげられるのか?

【第20週(2020/10/26-10/30)】ネタバレあらすじ
「長崎の鐘」を書き上げた裕一(窪田正孝)の元には、仕事が殺到する。楽譜をおいた机を3つ並べて行き来して作曲するなど、意欲的に作曲に取り組む日々を送っていた。音(二階堂ふみ)はベルトーマス(広岡由里子)から、ラ・ボエームのオーディションを受けてみないかと勧められ、夫婦ともども音楽に携わる喜びをかみしめていた。

一方、同期の松川(木原勝利)に声をかけてもらった智彦(奥野瑛太)は、ラーメン屋の仕事を辞めて、貿易会社に就職し、なんとか慣れてきた。松川からも信頼を受けているが、智彦を採用した理由は「ラーメン屋なんかで働かせておくわけにはいかない」と言うことだった。以前の智彦は同じような気持ちになったと思うが、どうしてもその理由に納得がいかない。そしてラーメン屋を覗いた後、ケンのねぐらに行ってみると、ケンがぐったりとしている。心配した智彦はケンを入院させた。退院後、自宅につれていき、吟(松井玲奈)の手料理を食べさせる。

そして、智彦は吟に就職について素直に意見を聞くと、吟は「人のために役に立っている」という軍人時代から話していることが智彦のほこりだといい、貿易会社でもラーメン屋でもいいから自分が誇れる仕事を選んでほしいと話した。智彦は翌日、貿易会社を退社し、ラーメン屋で修行を再開した。その後、屋台は智彦に任せられるようになった。智彦はケンを自宅に住み込ませ、ラーメン屋を手伝わせる。

裕一と鉄男(中村蒼)は、レコード会社であった藤丸(井上希美)に連れられて訪れた闇市近くの家で、久しぶりに久志(山崎育三郎)と再会する。そして、その変貌ぶりに絶句する。藤丸からこれまでの経緯を聞いた裕一たちは、話をしようと久志のもとを何度も訪れるが、久志は裕一の言葉を頑として受け付けない。久志は戦時中、軍歌を歌ったことで地元の人たちから心無い言葉を浴びせられ、すっかり心を閉ざしていたのだ。

一方、戦争中ビルマの慰問活動で一緒だった記者の大倉(片桐仁)から依頼された全国高等学校野球選手権大会の曲づくりのために、裕一は大阪に向かう。そして、完成した全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」を、もう一度前を向くきっかけになるように、久志に歌ってもらいたいと、裕一は、さっそく久志の家を訪れる。しかし、久志は「もう昔とは違う」と一方的に裕一を突き放す。鉄男も何回も久志を訪ねるが、話を聞こうとしない。そんなある日の朝、藤丸が久志の姿が見えなくなったと古山家に探しに来た。久志は福島の実家に帰っていた。その日は久志の父親の命日だった。素直な自分の気持ちを裕一に話す久志。久志もまた、戦争中のことを周りの人に陰口をたたかれてどう生きていいのかわからず、苦悩していたのだ。裕一は久志に戦時歌謡を歌わせた責任は自分にあると感じる。そして、裕一から久志の話を聞いた池田(北村有起哉)は、闇市に久志の様子を見に行く。

池田は久志に「夜更けの街」という歌詞を書いた。久志が歌った「夜更けの街」に裕一は心揺さぶられて、完成した「栄冠は君に輝く」はやはり久志に歌ってほしいと強く願う。大会本部の大倉は、愛国歌謡の印象が強い久志の起用に難色を示す。それは軍事歌謡のイメージが強いからだ。裕一に作曲を依頼するだけでも上司を説得するのは大変だったため、歌手までは無理だという。しかし、裕一は「他のどの歌手よりも彼が向いている」と頭を下げて必死にお願いする。

断るつもりで古山家を訪れた久志だったが、音からその話を聞いて心を動かされる。帰ってきた裕一と二人で夜行列車で甲子園球場へ向かう。マウンドを前にして、裕一は、戦時歌謡の世界に久志を引き込んだのは自分だと頭を下げる。そして、「栄冠は君に輝く」の作詞家の多田は事故で足を切断し、甲子園の夢が破れた人だと話す。そのうえで、多田は「若い人に希望を与えたい」と願い作詞をしたという。その話を聞いて、久志は力強く歌い始めた。

【第21週(2020/11/2-11/6)】あらすじ
■第101話(月)
裕一から「受けてみたら?」と背中を押されて受けることにした「ラ・ボエーム」のオーディションに向けて、音(二階堂ふみ)はベルトーマス(広岡由里子)とのレッスンや自宅での自主トレーニングで一生懸命練習を重ねる。そのかいもあって、音は一次審査を無事通過する。バンブーでのお祝いの会に、みんなに話があると藤丸(井上希美)と一緒にやってきた久志(山崎育三郎)たちの話に一同はびっくりする。

■第102話(火)
華(古川琴音)はオーディションに向けて、音楽レッスンで忙しい音(二階堂ふみ)のために、家事を手伝おうとするが、母の仕事と自分がやりたい事は両立できると証明したいと考えている音は、「すべて自分でするから、華は自分のやりたいことをしなさい」と相手にしない。これといってやりたい事がない華は、甲子園に出る目標に向かって頑張っている渉(伊藤あさひ)と話していて、複雑な気持ちを抱く。

■第103話(水)
音(二階堂ふみ)が自分の気持ちを全然わかってくれないと、家を飛び出して吟(松井玲奈)の家に向かった華(古川琴音)。翌日、迎えに来た裕一(窪田正孝)と帰る途中に、孤児院「マリア園」を訪れる。華と子供達が一緒に遊んでいる様子を見ている裕一に、シスターの佐代(黒川智花)は子供たちがようやく娯楽を楽しめるようになって、「鐘のなる丘」をいつも楽しみにしている話をする。

■第104話(木)
「ラ・ボエーム」の稽古で、皆と明らかな実力の差を感じた音(二階堂ふみ)は、稽古後もベルトーマス(広岡由里子)とのレッスンや自宅で自主練習をして必死に頑張るが、どうしてもうまくいかない。毎日疲れ果てて、笑うことも少なくなっている音を見て、華(古川琴音)は「あれがお母さんのやりたいことなのかな…」と疑問に感じる。ある日、音は稽古を見に来ていた千鶴子(小南満佑子)に相談する。

■第105話(金)
目標を見失った音(二階堂ふみ)のために、裕一(窪田正孝)は鉄男(中村蒼)に詞を書いてもらい、音への思いを音符にのせて歌をつくる。そしてある日、裕一は音を連れて教会にやってくる。裕一は音に、教会でクリスマスのときに開催することになった慈善音楽会で、音のためのつくった歌を歌ってほしいとお願いをする。子供達に歌を教えて、音楽の楽しさを思い出す音。そして、いよいよ、音楽会当日に…

【作】清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸
【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、中村蒼、菊池桃子、森七菜、松井玲奈、根本真陽、北村有起哉、吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、吉原光夫、柿澤勇人他
【語り】津田健次郎
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」

「エール」番組公式サイト
 <総合>(月~金)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 土曜は同じ時間帯で1週間の振り返りを放送
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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