「エール」第22週「ふるさとに響く歌」裕一と鉄男(中村蒼)が福島へ!鉄男、弟に再会!予告動画と第21週ネタバレも

2020年11月06日08時32分ドラマ
@NHK

裕一(窪田正孝)は福島三羽烏の一人、鉄男(中村蒼)とともに福島に帰る!幼い頃守れなかった弟・典男(泉澤祐希)と再会!裕一の弟・浩二(佐久本宝)に恋の予感!NHK連続テレビ小説「エール」第22週「ふるさとに響く歌」(11月9日~11月13日)のあらすじと見どころを紹介!予告動画は番組公式サイトにて公開している。



11月2日からの「エール」第21週「夢のつづきに」は、もう一度音楽家の道を目指す音(二階堂ふみ)と、娘の華(古川琴音)がそれぞれ自分の道を見つける姿を描いた。音はオペラ歌手を目指し、オーディションに受かったものの、それは実力ではなく「古山裕一の妻」ということで選ばれたと知り、ショックを受け、音楽への希望を一旦失ってしまう。しかし、裕一(窪田正孝)から慈善音楽会に誘われ、自分が音楽に楽しさを感じていたことを思い出す。娘の華は、自分には両親のような音楽への才能がないことや音が自分を妊娠したことで音楽家への道をあきらめたことなどを考え、落ち込んでいたが、伯母の吟(松井玲奈)と話したことで、あせらずにいいことを知る。そして11月9日からの第22週「ふるさとに響く歌」では、看護師を目指して看護学校へ進む。

華のあこがれの高校生・竹中渉を演じている伊藤あさひに注目が集まった。伊藤は、2018~19年に放送された特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のルパンレッド/夜野魁利役などで知られる期待の若手俳優の一人だ。登場とともに、「ルパパト」の言葉がトレンド入りするなど、その注目が高かったことが判明した。

また、音が出るはずの舞台の相手役として登場した海宝直人の歌に圧倒される人も多かった。海宝は、劇団四季の「美女と野獣」のチップ役でデビューし、ロンドンでの舞台経験もあるミュージカル俳優だ。2021年1月の舞台「イリュージョニスト」では、当初決っていた役から三浦春馬が演じるはずだった役に変更することが発表になった。

第22週は、福島三羽烏のひとり、鉄男(中村蒼)の物語となる。後に商売を辞めたとはいえ呉服屋に生まれた裕一や庄屋として贅沢な生活を送ってきた久志(山崎育三郎)とは違い、かなり貧しい生い立ちをもっている。暴力をふるう父親から母と弟を守のが自分の役目と考えていたが、弟は家出をしてしまっていた。その弟と久しぶりに再会することとなる。裕一も若いころはわだかまりの多かった弟・浩二(佐久本宝)から作曲を頼まれるなど、福祉までの家族のドラマが展開する第22週となる。

【第21週(2020/11/2-11/6)】ネタバレあらすじ
裕一から「受けてみたら?」と背中を押されて受けることにした「ラ・ボエーム」のオーディションに向けて、音(二階堂ふみ)はベルトーマス(広岡由里子)とのレッスンや自宅での自主トレーニングで一生懸命練習を重ねる。そのかいもあって、音は一次審査を無事通過する。バンブーでのお祝いの会に、みんなに話があると藤丸(井上希美)と一緒にやってきた久志(山崎育三郎)は藤丸と結婚したことをみなに告げる。新曲のレコーディングもあり、すっかり立ち直ったのだ。

華(古川琴音)はオーディションに向けて、音楽レッスンで忙しい音のために、家事を手伝おうとするが、母の仕事と自分がやりたい事は両立できると証明したいと考えている音は、「すべて自分でするから、華は自分のやりたいことをしなさい」と相手にしない。憧れの渉(伊藤あさひ)は、華の父親が「栄光は君に輝く」や「紺碧の空」を作った古山裕一であることを知ると、会いたがった。父親を紹介した華に渉は「両親ともに才能があってうらやましい。華さんも音楽の道を目指せばいいのに」と言われる。これといってやりたい事がない華は、甲子園に出る目標に向かって頑張っている渉からそんなことを言われて、複雑な気持ちを抱く。

ついに、華は音が自分の気持ちを全然わかってくれないと、家を飛び出してしまう。吟(松井玲奈)の家に向かった。吟も音楽家を目指していた音や小説家を目指していた梅(森七菜)をみて才能について考えたこともあったと話すが、才能はそういう特殊なものではないと考えていた。料理を手際よく作るのも才能、人の話を聞けるのも才能だと華にいい、あせらなくてもいいと納得させた。

翌日、迎えに来た裕一と帰る途中に、孤児院「マリア園」を訪れる。華と子供達が一緒に遊んでいる様子を見ている裕一に、シスターの佐代(黒川智花)は子供たちがようやく娯楽を楽しめるようになって、「鐘のなる丘」をいつも楽しみにしている話をする。

「ラ・ボエーム」の稽古で、皆と明らかな実力の差を感じた音は、稽古後もベルトーマスとのレッスンや自宅で自主練習をして必死に頑張るが、どうしてもうまくいかない。毎日疲れ果てて、笑うことも少なくなっている音を見て、華(古川琴音)は「あれがお母さんのやりたいことなのかな…」と疑問に感じる。ある日、音は稽古を見に来ていた千鶴子(小南満佑子)に相談する。すると、千鶴子は音が実力でつかんだのは二次審査までだといい、最終審査に受かったのは、「古山裕一の妻」だからであり、宣伝に使えると思った経営陣が強硬に音を選んだのだと教えてくれた。若ければがむしゃらに頑張るが、今の音にはそこまでのことはできなかった。出演者たちに詫びて役ろ下ろしてもらった。

目標を見失った音のために、裕一は鉄男(中村蒼)に詞を書いてもらい、音への思いを音符にのせて歌をつくる。そしてある日、裕一は音を連れて教会にやってくる。裕一は音に、教会でクリスマスのときに開催することになった慈善音楽会で、音のためのつくった歌を歌ってほしいとお願いをする。子供達に歌を教えて、音楽の楽しさを思い出す音。そして、いよいよ、音楽会当日になり、子供たちや久志、藤丸らが歌った後、最後に裕一が作った曲を音が歌う。そこには暖かい拍手があった。音は忘れていた音楽の喜びを再度実感したのだった。

【第22週(2020/11/9-11/13)】あらすじ
■第106話(月)
昭和26年。日本は復興期を迎え、人々の生活も豊かさを取り戻しつつあった。華(古川琴音)は19歳となり、人の役に立つ仕事をしたいと看護婦になるという夢に向かって、看護学校で勉強の日々を送っていた。鉄男(中村蒼)は木枯とつくった「湯の町エレジー」のヒット後、少し行き詰まっていた。そんな鉄男の様子を察した裕一(窪田正孝)は、鉄男に母校の小学校の校歌の作詞を書いて欲しいと依頼する。

■第107話(火)
裕一(窪田正孝)は、鉄男(中村蒼)とつくった母校の福島信夫小学校の校歌のお披露目会に出席するため、鉄男と一緒に福島に向かう。福島の実家で、久しぶりにまさ(菊池桃子)とリンゴ栽培を福島に広める仕事に取り組む浩二(佐久本宝)と顔を合わせた裕一は、お互いの近況を報告し合う。楽しそうな一家のやりとりを笑顔で見ていた鉄男は、その夜小さい頃に夜逃げした後の話を裕一に語りはじめる。

■第108話(水)
母校・福島信夫小学校の校歌のお披露目会の後、鉄男(中村蒼)は校長先生から頼まれて後輩に向けて講演をする。その話を息子から聞いた三上典男が、鉄男を訪ねて喜多一にやって来る。会いに行こうか行くまいか迷う典男の背中を、「もう一生会えないかもしれないよ」と息子が押したのだ。裕一(窪田正孝)と一緒に、藤堂先生のお墓に校歌を作った報告をして戻ってきた鉄男。典男を見て…。

■第109話(木)
裕一(窪田正孝)は浩二(佐久本宝)に頼まれて、「高原列車は行く」の作曲のために、しばらく福島に滞在することにする。ある日、浩二は畠山リンゴ園の会合で、娘のまき子が親戚の会社で経理の仕事をするために、東京に出ることを知り、複雑な心境になる。これまでいつも断っていたまさ(菊池桃子)が持ってくる見合いの話を、浩二は「行ってもいいよ」と言い出すのだが…。

■第110話(金)
東京への出発が早まったことにとまどっているまき子。浩二(佐久本宝)は「自分の幸せだけ考えて」とアドバイスする。しかし、その後まき子は浩二に対し、そっけない態度をとるようになる。裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は浩二の本心を聞き出そうと、一緒にお酒を飲むが、浩二は気持ちをなかなか吐き出すことができない。音は、自分の気持ちとしっかり向き合ってほしいと浩二に言うが…

【作】清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸
【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、中村蒼、菊池桃子、森七菜、松井玲奈、根本真陽、北村有起哉、吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、吉原光夫、柿澤勇人他
【語り】津田健次郎
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」

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