「危険なビーナス」斉藤由貴の死の真相は?染谷将太がついに登場!第5話ネタバレと第6話予告動画

2020年11月09日09時20分ドラマ
@TBS

東野圭吾原作「危険なビーナス」の第6話は、伯朗(妻夫木聡)が知る母・禎子(斉藤由貴)の死の真相!弟・明人(染谷将太)もその真相を追っていた!母の死と弟の失踪の関係は?矢神家でさらに渦巻く陰謀とは?TBS 2020年11月15日(日)よる9時、「危険なビーナス」第6話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



11月8日に放送された第5話で、矢神家の養子たちの関係が明らかになった。先代・康之介が養子にしていた佐代(麻生祐未)は康之介の愛人で、伯朗(妻夫木聡)の天敵でもある勇磨(ディーン・フジオカ)はその息子だったのだ。康之介の二番目の妻の子供である祥子(安蘭けい)は、佐代が母親を殺したと信じている。そのために、佐代と勇磨にはどうしても遺産を渡したくない。そのために、義兄である当主・康治(栗原英雄)を殺そうとまでしていた。二人が親子だったことには納得の声も多くあがった。そして、そんな勇磨の歪んだ心が次回以降に深堀されるのを期待する声もある。

康治の部屋には、盗聴器が2つ仕掛けてあった。一つは佐代と勇磨だったが、更に矢神家の遺産の管理をしている波恵(戸田恵子)までもが盗聴器をしかけていた。遺産を狙うために、誰が誰を監視しているのかもわからない。古い家にはいったいいくつの陰謀がかくされているのか?

第5話の救いとなったのは、康治と伯朗の関係だ。母・禎子(斉藤由貴)が再婚した康治になつかなかった伯朗だが、それは誤解もあったことがわかった。本心では康治は伯朗を心配していたようだ。伯朗も康治の枕元にいって安堵の表情だったが、康治の気持ちを表したと思われるのが伯朗と一緒にとった写真が載ったアルバムだったが、波恵だけは出入りできる開かずの間で管理されているものであり、遺産相続を有利に動かしたい波恵があとから貼り付けたことも考えられる。

11月15日に放送される第6話では、伯朗と明人(染谷将太)の母親であり亡くなっている禎子の死の真相が焦点となる。伯朗は事故で死んだと思っていたが、明人は禎子が死んだ時点からすでに殺人を疑っていた。現在、明人が失踪しているのはどうやら母親の死が関係しているようだ。そして、その真相を追うべく、楓(吉高由里子)は勇磨(ディーン・フジオカ)に接近してゆく。

「危険なビーナス」のParaviオリジナルストーリーとして「安全なビーナス」を配信している。矢神家から少し離れた場所に立つバー「Venus」と舞台として、「危険なビーナス」の登場人物たちがいやしと求めてやってくる。11月15日配信開始の第4話には、「3時のヒロイン」のかなでがゲスト出演している。「3時のヒロイン」としては福田麻貴に続く登場となる。かなでは俳優目指して演劇学校にも通っていたということで、その演技力も注目される。

■前回:第5話ネタバレあらすじ
動物病院で勤務中の伯朗(妻夫木聡)のもとに差出人不明の手紙が届く。そこには「今夜、康治が殺される」と書かれていた。楓(吉高由里子)と元美(中村アン)とランチにいくことになった伯朗は、2人にその手紙のことを話す。誰かのイタズラと軽く考えている伯朗に対し、楓と元美は「誰かが康治さんを殺そうとしていて、誰かがそれを止めようとしている」と推理する。

一方矢神家では、波恵(戸田恵子)が夜7時に親族を集めて"開かずの間"を開け、遺産を再確認することを決めていた。禎子(斉藤由貴)の遺品もあるため、波恵は伯朗にも来てほしいという。

遺産を全て手に入れるため、康治(栗原英雄)の殺害を企てる祥子(安蘭けい)は、今夜一族が"開かずの間"を確認中に計画を実行することを君津(結木滉星)と杏梨(福田麻貴)に宣言する。

夕方、矢神家を訪れた伯朗と楓は、康治の無事を確認する。育ての親・康治に対する複雑な思いを吐露した伯朗に対し、楓は康治殺害計画を阻止する作戦を提案する。楓はベッドの下に潜り込み、伯朗は親族が揃う部屋へ。楓がベッドの下にいることもしらず、手順についても祥子が話しだした。それは、看護師である杏梨が酸素吸入量を減らし、夫である隆司(田口浩正)が死の診断をすればいいというものだった。そのことを楓はベッドの下で聞いていて、伯朗にメールしようとしていたが、祥子に気づかれて電流で気絶させられてしまう。

やがて、“開かずの間”を開ける時刻が近づいたが、楓は戻ってこない。康治の部屋には君津と杏梨が殺人実行のためにいる。親族はすべて開かずの間に入っていった。開かずの間には矢神家に伝わる骨とう品の数々があり、伯朗と波恵以外は夢中になってみている。楓と連絡がつかない拍朗は心配しながらも、波恵にうながされるままに禎子の遺品の箱をあけた。そこにあったアルバムには拍朗、母・祥子(斉藤由貴)、康治、明人の写真があった。しかし、明人が生まれてからの写真には拍朗は写っていない。しかし、最後に1ページに、まだ、明人が生まれる前に3人で相撲を見に行ったときの写真が貼られていた。波恵は「兄は誤解されていたのかもしれませんね」という。そして、伯朗に兄を助けてほしいというサインを送る。伯朗に手紙を送ったのは波恵だった。

拍朗が部屋にゆくと、まさに、酸素量を減らされて苦悶の表情を浮かべている康治がいた。伯朗が止めさせた。やってきた祥子に楓と伯朗が問い詰めると、自分の母親は父親の愛人に殺されたという。その愛人こそ佐代(麻生祐未)であり、その息子が勇磨(ディーン・フジオカ)で、母親が死んだ後、養子に入ったという。二人に遺産を渡すくらいならと思い、康治を殺して遺産の分配を自分の意のままにしようとしていた。

楓と伯朗は、このことは盗聴器でわかっていたという。その盗聴器を仕掛けたのは佐代たちだ。しかし、盗聴器はもう一つあった。それは波恵が仕掛けたものだ。つまり、祥子の行動の証拠は佐代たちと波恵に握られている。伯朗は「もうこんなことはしないで」というが、そんな伯朗に「あなたも一緒。あなたの母親も殺されたんだから」という。

■第6話あらすじ
伯朗(妻夫木聡)は、母・禎子(斉藤由貴)が矢神家の人間に殺されたと聞きショックを受ける。楓(吉高由里子)からも、明人(染谷将太)が母の死の真相を暴こうとしていたことを聞き、兄である自分になぜ相談してくれなかったのかとやりきれない。

明人の失踪と禎子の死の真相には何か関係があるのか?と考察する伯朗と楓。気になるのは「30億の遺産よりももっと価値があるもの」という牧雄(池内万作)の言葉だ。しかし、その牧雄が「退院する」とメモを残し、病院からいなくなってしまう。

伯朗は矢神家で禎子の遺品を引き取り、そのまま兼岩家へ。叔母の順子(坂井真紀) と憲三(小日向文世)夫婦と共に遺品を見ながら、禎子が亡くなった16年前の話になる。順子がふと、遺品の中に実家のアルバムがないことに気づく。禎子が亡くなった後、そのアルバムは矢神家で処分されてしまったのだろうか?そして、今は更地となった小泉の実家の土地がどうなっているのか、確かめに行った方がいいと順子は伯朗に助言する。

一方、伯朗は楓のことが気になっていた。自分が矢神家に行くことを伝えても「今夜は予定があるから」と素っ気なく、メールや電話にも応答がない。
その頃、楓は勇磨(ディーン・フジオカ)と2人で会っていて…。

TBS 2020年10月スタート。毎週日曜日放送、「危険なビーナス」。出演:妻夫木聡、吉高由里子、染谷将太、ディーンフジオカ、麻生祐未、中村アン、斉藤由貴、小日向文世、坂井真紀、戸田恵子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kikenna_venus」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

TBS「危険なビーナス」番組公式サイト
Paravi「安全なビーナス」

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