最終回直前「七人の秘書」粟田口(岸部一徳)、全て秘書がやったことです!?第7話ネタバレあらすじと最終回第8話予告動画

2020年12月04日12時16分ドラマ
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木村文乃主演「七人の秘書」12月3日(木)放送の第7話は、萬(江口洋介)と五月(室井滋)の悲しい過去が明らかになった!「全て秘書がやったことです」秘書に罪を擦り付ける大臣の卑劣さもますます浮き彫りに!第7話のネタバレあらすじをご紹介! 12月10日(木)最終回拡大版の予告動画は番組公式サイトで公開中だ。なお、TELASA(テラサ)ではスピンオフドラマも独占配信中。

「七人の秘書」は「目立たぬことこそ黒子の極意」をモットーに、影の秘書軍団が政界や経済界に蔓延る悪に立ち向かう勧善懲悪ドラマ。12月3日(木)放送の第7話は、萬(江口洋介)と五月(室井滋)の悲しい過去が明らかになった!

「全て秘書がやったことです!」岸部一徳演じる粟田口財務大臣が吐いた、どこかで聞いたようなこのセリフに、多くの視聴者が苛立ちを感じたのではないだろうか。いよいよ第7話では、これまで明かされてこなかった萬(江口洋介)と五月(室井滋)の過去が明らかになった。「ラーメンが美味しいと思える人生を送れ、腹いっぱい食べて寝れば大概のことはなんとかなる」「ここからは、引き取らせてもらおうか」毎回、水戸黄門の印籠のような名セリフを担っていた萬(江口洋介)と、粟田口のせいで夫を亡くした五月(室井滋)の悲しい過去は視聴者の心を痛くした。

また、粟田口の秘書として忍び込んでいたサラン(シム・ウンギョン)の心も繊細に描かれた。いつしかドラマのキーマンとなったシム・ウンギョンの抜群の演技力と表現力で、サランを非難する千代(木村文乃)との対峙シーンは、最大のクライマックスシーンに。また、かつて粟田口によって地獄に突き落とされた萬の哀しさを演じた江口洋介には、「憂う表情がたまらない!」「やっぱり、一番の影の仕事人は萬ちゃん!」等、SNSでも称賛の嵐が止まらない。

いよいよ最終回となる次週に向けて、「ぜひ、シリーズ化してほしい」という視聴者からの声が後を絶たない。理不尽な世の中に不満を募らせる視聴者の心を代弁するような社会派ドラマが求められている証だろう。次週は、いよいよ最終回拡大版!七人の秘書VS最凶の黒幕・粟田口、最終決戦の幕が上がる!

なお、ドラマ「七人の秘書」のスピンオフドラマ「ザ・接待~秘書のおもてなし~」が、TELASA(テラサ)で独占配信中。このスピンオフドラマでは、5人の各秘書を主人公に据えた5本のオリジナルストーリーが展開され、用途や相手に合わせたおもてなしをする秘書たちの姿を描いている。また、ゲストも豪華な顔ぶれ。望月千代編にはDAIGOと春海四方、風間三和編にはゆりやんレトリィバァと萬田久子、照井七菜編には石井智也、山下容莉枝、おかやまはじめ、朴四朗編には中越典子、長谷不二子編には田山涼成がゲスト出演する。本作に登場する店や手土産は、「七人の秘書」本編の監修を担当している渡邉華織がセレクトした実在のものが使用されている。

■前回:第7話ネタバレあらすじ
補欠選挙で、粟田口大臣(岸部一徳)の秘蔵っ子・椎名七津子(凰稀かなめ)が初当選。南勝子東京都知事(萬田久子)に業を煮やした粟田口は、七津子を手中に収めようとしていた。

慶西大学病院 病院長秘書のパク・サラン(シム・ウンギョン)がラーメン店「萬」に姿を見せない日々が続く。連絡すら取れない状況が続き、東都銀行 常務秘書・望月千代(木村文乃)は心配でたまらない。そんなとき、サランは粟田口大臣(岸部一徳)の近くにいた。
ある日、東都銀行 頭取秘書・照井七菜(広瀬アリス)が、「萬」に大学の後輩・中川由加里(伊原六花)を連れてくる。何の前触れもなく突然、東都銀行の内定を取り消されてしまったとうなだれる由加里に、千代はその経緯を調査することを約束する。
そこに東京都知事秘書・風間三和(大島優子)が現れ、サランが病院を退職していたことを告げる。知事のことで病院に連絡した際に、サランの退職を知った三和。さらに、心配になってアパートに行ってみたところ、サランはすでに引っ越した後だったという。サランが恩人の萬敬太郎(江口洋介)にも黙って姿を消したことに、千代は大きなショックを受ける。

翌日、人事部に探りを入れた千代は、人事担当常務・高松新(相島一之)のトップダウンで由加里の内定取り消しが決定したことを知る。さらに、由加里が父親から紹介され、衆議院議員で内閣府特命担当大臣・椎名七津子の選挙運動でウグイス嬢のアルバイトをしていたことが発覚。高松、七津子ともに財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)の秘蔵っ子であることに気づいた千代は、この内定取り消しには、政治が絡んだ裏があるとにらむ。

そんな折り、頭取・霧島和夫(小林隆)と高松から、粟田口との会食をセッティングするよう指示された千代は、裏で糸を引いているのは粟田口に違いない、と確信。会食の日程を調整するため、大臣側に電話をする千代だが、電話を受けたのは粟田口の私設秘書になっていたサランだった!由加里の不当な内定取り消しに政治が絡んでいると睨んだ秘書軍団。だが、由加里の様子がおかしい。問いただすと、ウグイス嬢のアルバイト代が10日で12万円だったというのだ。キャバ嬢並みの報酬に、「完全な違法だ!」とキレる不二子(菜々緒)。だが、由加里は怖くなってアルバイト代を椎名七津子の事務所に返しに行っていた。そこでフリーライターの黒木(坂口拓)につかまり、父親をネタに脅されていた由加里。お金は返したのに、なぜ、不当に内定を取り消されなければならないのか?と由加里は秘書軍団に疑問をぶつける。

「粟田口の毒が“蜜の味”になった人間は生き残るが、まともな人間は、社会的に抹殺されるか命を取られる」と語る五月(室井滋)。これ以上犠牲者を増やさないよう決着をつけようと訴える千代を、粟田口の非情な手口によって奈落の底に突き落とされた過去をもつ萬は制止する。「もう、サランがそこに飛び込んでいるかもしれない!」という千代の衝撃の一言に絶句する萬と五月だった。
ある日、粟田口の乗る車を正面玄関に回したサランは、運転手が千代の兄・一男(マキタスポーツ)だと気付く。一男はすでに粟田口のもとに潜入していたのだ。

粟田口をあぶりだそうと結束を固めた秘書軍団は、それぞれの得意分野で動き出す!
由加里の内定取り消しを知り、区議会議員の由加里の父親も椎名議員から賄賂を受け取っていたことを認めるが、他の区議会議員は粟田口を敵に回すことを恐れて…。そこに、萬が現れ、粟田口をつぶすために地獄から舞い戻ってきたと告げる。いったい、なぜ!?

七年前、萬は粟田口の優秀な秘書だった。萬は東京の事務所勤務だったが、粟田口の地元、京都の事務所にもよく呼ばれるようになっていた。地元の後援会会長は五月の夫、五月は粟田口の秘書をしていた。地元の有力者からの賄賂を受け取った粟田口だが、それを秘書である萬に罪を擦り付け、萬は逮捕、受け渡しをした五月の夫は自殺してしまう。

東都銀行の霧島頭取(小林隆)と高松常務、椎名議員、粟田口が、官民共同の最先端科学大学院機構の建設計画について密談をする。、追加融資を東都銀行に依頼する粟田口に、霧島頭取は戸惑いながらも承諾。一方、千代と萬はサランを待ち伏せ、なぜ、粟田口の秘書になったのかと問いただすが、報酬目当てだというサラン。しかも、粟田口を人間としても尊敬していると。粟田口に勝てないのは負け犬、勝ったほうが正義だと豪語するサランだが、二人に背を向けたサランの目には涙が光っていた。サランは粟田口が盗聴していることを知っていたのだ。

秘書軍団は、椎名議員から不正にお金を受け取った区議会議員の証言動画をネットで拡散しようとするが、うまくいかない。そんなとき、動画が一気に拡散された!サランがどこかから操作していたのだ。サランが危険だと察知した萬は店を飛び出す!サランはビルの非常階段で必死にパソコンのキーボードを叩いていた。なんと、そこにフリーライターの黒木が現れ、サランと揉み合いに!階段から突き落とされたサランを救ったのは、千代の兄一男だった。それを知った千代は一男を追いかけるが、一男は走り去ってしまう。

■最終回あらすじ
サラン(シム・ウンギョン)のお見舞いに来た家政婦・鰐淵五月(室井滋)とサランの前に、警視庁 警務部長秘書・長谷不二子(菜々緒)、東京都知事秘書・風間三和(大島優子)が現れ、仕事をクビになったと告げる。そのころ東都銀行では、千代も頭取・霧島和夫(小林隆)からクビを宣告されていた。そんな中、ニュース画面を見つめる千代の目に飛び込んできたのは、粟田口のもとに駆け寄る一男の姿!SPに取り押さえられ、粟田口襲撃の罪で留置場に入れられた一男に面会しに行った千代と萬は事件の真相を聞かされる。

「七人の秘書」テレビ朝日、2020年10月22日スタート。毎週木曜日よる9時放送。脚本:中園ミホ 出演:木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、大島優子、シム・ウンギョン、室井滋、江口洋介ほか。番組公式Twitterアカウントは「@7_hisho_tvasahi」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

テレビ朝日「7人の秘書」番組公式サイト

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