テレビ大阪「アジアドラマタイム第二部」（月～金曜、朝8時55分～）で放送のチョン・ヘインが初主演で「愛の不時着」ヒロインのソン・イェジンと共演した超話題作「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」（全20話）12月14日（月）からの第16話～第20話（最終回）のあらすじを紹介、作品公式サイトにて予告動画が視聴できる。

※12月21日からは、判事、検事、 政治家、マスコミが巨大な悪の組織を形成するキソン市を舞台にイ・ジュンギ演じるボン・サンピルの人生を懸けた復讐劇「無法弁護士～最高のパートナー」を放送。

■キャスト
ユン・ジナ役：ソン・イェジン
ソ・ジュニ役：チョン・ヘイン
ソ・ギョンソン役：チャン・ソヨン
カン・セヨン役：チョン・ユジン
クム・ボラ役：チュ・ミンギョン
イ・イェウン役：イ・ジュヨン
ほか

【「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじや見どころ、「パク・ボゴムとチョン・へイン、二大“年下男子”の魅力を徹底深堀」などをまとめて紹介している。



■第16話
ジュニを思うがゆえ、ジュニの父親と二人きりで会うことにしたジナ。しかしジナと父親が会っている現場を目撃したジュニは激怒、深く傷つき酔いつぶれるまで飲んでしまう。一方、ジナはジュニの父に自分たちの関係を打ち明け、二人を認めるという父親の言葉にジナは安堵するが…。
ジュニの父に会うのに、自分の親が風邪を引いたとまたもや嘘をつくジナ。些細な嘘をついて空回りすることが多い彼女に対し、正直もどかしいと思う視聴者も多いだろう…。ジュニも今までジナがどんなことをしでかしても優しく受け入れていたが、今回ばかりは珍しく大声を上げ怒鳴る。いくら恋人とはいえ、他人であるジナが触れてはいけないデリケートな問題だったのだ。これを機に、ジュニに頼り過ぎていたジナの態度、二人の関係が少し改善されれば良いが…。

■第17話
ジュニのことが気にかかる父親はサンギに連絡し二人は会うことに。酒に酔ったサンギがジュニの父親を家に連れてきたことでミヨンは怒るが、ミヨンの心無い言葉がさらにジュニを傷つける。ついに我慢ができなくなったジナは、激怒したミヨンから逃れるためにジュニに別れを切り出す。ジュニはそんなジナを必死で止めるが…。
酔っ払っている二人の父親、ギョンソンやジュニを悪く言う母親。この修羅場で全てを投げ出したくなったジナの気持ちはとても共感出来る。しかしその後の彼女の行動には、ちょっと「？」と思ってしまう。これまで天使のような笑顔で許していたジュニもさすがに今回は腹の虫が収まらない様子。そんな彼に対し、「自分は失敗しないの？」なんて言ってのけるジナ！「少なくともあんなミスはしない」と冷静な反応のジュニだが、結局最後はまた彼女を許してしまう。周囲を敵に回したままの二人、今後どうなるのか？

■第18話
ジナとジュニが分かれていないと知ったミヨンは、ジナに家を出て行くよう言い放つ。ジナは独立することを決心し家を探し始めるが、予算の上限もありなかなか決まらない。そんな中、会社ではセクハラ問題のことでカン代理とクム代理の間で喧嘩が勃発し、自体はどんどんジナに不利な状況になっていく。
母は騒動の翌日以降も二人が会っていることを知り、「あれは単なるショーだったの？」とまた叫ぶ。今までジナの母ミヨンは怒りすぎ、オーバーでは？と思うこともあったが、ここで叫ぶ気持ちはよく分かる！家を出て行くことになったジナだが、物理的にも距離を置くことで、親子の関係も少し改善されれば良いのだが…。また会社のセクハラ問題も相まってジナは心身ともに疲れきっていく。

■第19話
セクハラ問題に対し穏便な解決を望むチョ代表と保身のために必死になるナム理事によって、一方的にジナが悪者となり異動を命じられる。そんな時、ジナのためにアメリカ支社の勤務を希望していたジュニに転勤の話が回ってくる。ジナの誕生日に二人は楽しい夜を過ごすが、ジュニは覚悟を決めジナに一緒にアメリカに行こうと話し…。
今までは、ジュニさえいてくれれば良いと言っていたジナ。そんなジナの希望を叶え、会社の問題からも救ってあげたい、という一心だったジュニ。しかし実際に行動に移したジュニに対して、皮肉にもジナが放ったのは「ジュニが私を大人にしてくれた」「今はもう大人になりすぎた」という言葉だった。同じ方向を向いてきたはずの二人が、気づけば少しずつすれ違い始めていたことを現すシーンだ。細かいセリフ一言一言がとてもリアルで、ジュニの気持ちを思うととても切ない。その後二人でよく歩いた道を、一人雨に打たれながら歩くジュニ。いつもの道が、やけに悲しく見える印象的なシーン。
また、ジナはジュニの出張中に一人で引越しをしてしまうのだが、その際ボラと食べてたジャージャー麺は、日本での「引っ越しそば」という文化と同様、韓国では引越しの際の定番メニューとなっている。

■第20話（最終回）
時は流れ、新しい恋人ができたジナだったが、仕事優先の恋人に飽き飽きしていた。そんな中、ジナとジュニはスンホの結婚式で再会する。そして、自分の今の状況に嫌気がさしたジナは会社を辞め、チェジュ島への移住を決める。一方、アメリカに戻る支度をしていたジュニは、以前ジナが携帯に録音していたメッセージを聞き…。
ボラと家でお酒を飲みながら、今の彼氏に対して話すジナ。家柄が良くて、未来が保証されてて、自分のことを好きでいてくれて、何より家族が歓迎してくれる人…。しかし自分の気持ちに嘘はつけなかった。ジナの新たな決心を聞き父サンギは「親だからって干渉しすぎたのかもしれない。あの時放っておけば、今頃結婚していたかも…」と思わずつぶやく。母ミヨンは「親なんだからあのくらい当然だ」と未だにミヨン節炸裂！かと思いきや、最後の最後、ジナとのシーンでやっとお互い正直な気持ちを話し、見ていたこちらもようやくスッキリ！
このドラマは、前半は思いっきり胸キュンシーンの連続かと思えば、中盤からは周囲の反対や会社のセクハラ問題など、ちょっと見ていて辛かったが、後半は静かに進んでいく。ドラマの構成自体が、ジナが仕事や恋愛を通して精神的に大人になっていく様子を表しているようで、時にジナに対してもどかしく思いながらも自分自身と重ね合わせたり、自身を省みたり共感しながら作品の世界観に浸ることができる作品だ。
最後の最後は、また美しい映像が繰り広げられる。この時も、雨。今度は黄色い傘だ。

◇公式サイト
◇テレビ大阪「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」番組公式サイト
　2020.11.20ス-12.20　月～金8：55-9：55

【作品詳細】【「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」を2倍楽しむ】