「おちょやん」年の瀬の総集編!スタート1か月分を一気見!年明けからの「京都編」へとつなぐ回!第4週のネタバレも

2020年12月25日09時39分ドラマ
@NHK

NHK朝ドラ「おちょやん」がスタートして1か月!年の瀬の28日は、15分で「おちょやん」と一気見できる総集編が放送される!過去分だけでなく、師走の岡安の様子から、年明けに始まる「京都編」へ続くプロローグも!NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」総集編、12月28日(月)朝8時からの見どころをご紹介!京都編となる年明け第5週の予告動画は番組公式サイトで公開されている。



12月21日から放送された第4週は、年期奉公があけ、千代(杉咲花)にもやっと平穏な日々がやってくるかと思ったところに、父親・テルヲ(トータス松本)が多額の借金をやくざ者から借りて、その肩代わりに千代を身売りさせようというとんでもない話となった。

幼いころから働く千代を見てきた岡安のいとはん・みつえ(東野絢香)はいつもとは違い、さすがに助けられないかと悩んでしまう。両親の愛をいっぱいに受けて育ったみつえやライバル店の息子・福助(井上拓哉)などには到底理解できないのが、娘を困らせるテルヲという存在なのだ。朝ドラ受けの「あさイチ」のMCである華丸大吉は、役を演じているトータス松本が町で「あんたしっかりしいや!」とドラマを見ている人に声をかけられているだろうと話す。

朝ドラのヒロインの父親の中でもナンバーワンの駄目おやじといったところだ。トータス松本本人も「おしんの時の父親(伊東四朗)は働いても働いても貧乏で致し方なくおしんを奉公に出したが、テルヲは違う…どうしてこんななんだろう」と話している。第4週を終えて、トータス松本がテルヲに「ええか、テルヲ。地に足をつけろ! お前はフワフワ、フワフワここまできて、ほんま地に足がついてない!!」ということだけはどうしても言いたいという。

12月28日からは年末年始の特別編成のため、「おちょやん」の放送も通常話はいったん中止となり、28日のみ、総集編が放送される。総集編といっても、放送1か月を振り返るだけではなく、千代がいなくなった岡安の師走のバタバタとした様子や年明けからの「京都編」につながるくだりが放送される。

年明けの第5週からは舞台が京都に移る。道頓堀のみんなのおかげでやくざものから追われることはなくなった千代は京都のカフェーで働き始め、女優を目指してゆく。

【第4週(2020/12/21-12/25)ネタバレあらすじ】
千代(杉咲花)が芝居茶屋「岡安」で奉公して8年が経った。年季が明けた千代は、そのまま岡安で働くことを決めた。その矢先、父テルヲ(トータス松本)が突然、千代の前に現れる。テルヲは千代に一緒に暮らそうと持ちかけるのだった。実はそれは嘘で、テルヲは作った借金のために千代を身売りさせようとしていたのだ。

その頃、天海一平(成田凌)と須賀廼家千之助(星田英利)の天海一座が久しぶりに道頓堀に戻ってきた。久々に再会した一平は、芸子遊びばかりで、芝居に真剣に取り組んでいるようには見えなかった。道頓堀での一番の人気は、須賀廼家万太郎(板尾創路)が率いる万太郎一座で、劇場は連日満員だった。

一方、千代と久々に再会した一平は、芸子遊びばかりで、芝居に真剣に取り組んでいるようには見えなかった。そんな一平は飲み屋で偶然、千代の父テルヲが借金の返済のために、千代を別の店に身売りしようとしていることを知る。借金取りから逃げられないと悟ったテルヲは、弟のヨシヲの身体の具合が悪いといって、千代を説得する。千代は大好きな弟のためと思うが、それもテルヲの嘘。一平もなんとかテルヲの気持ちを翻そうとしたが、テルヲにそんな話は通じない。千代は「一人で生きてゆく」といって、父と決別する。そんな千代をみて、テルヲは「どうなっても知らんぞ」とつぶやく。

翌日から借金の取り立て屋が大勢、岡安に押し掛け、嫌がらせを始める。女将のシズ(篠原涼子)をはじめ、岡安の仲間や客に迷惑を掛けることが居たたまれない千代だった。日に日に岡安への嫌がらせはエスカレート。ひいきの客の足も遠のいていく。風呂の帰りに取り立て屋とテルヲに待ち伏せされた千代は、怖がる玉と里子を気遣い、岡安を出てテルヲの意に従うことを決意する。女将のシズ(篠原涼子)は、千代の意思を受け入れ、天海一座の千秋楽までの7日間、仕事を勤め上げるよう伝える。

ところが天海一座の客の入りは悪く、突如中日で打ち切られることになってしまった。天海一座の千秋楽当日、千之助(星田英利)が突然失踪してしまった。さらに公演直前に女形がぎっくり腰で動けず、大ピンチの一平は、急きょ千代(杉咲花)を代役として舞台に上げることにした。千代の初舞台は緊張の連続だったが、図らずも千代の心の奥底からあふれ出した感情と言葉が、客や一平の心を動かすことになった。それも束の間、借金取りの迎えの時間が近づいていた。岡安の人々への千代の最後のお願い事は意外なものだった。それは、シズたち家族と一緒に食事をしたいというささやかなものだった。幼いころに母親をなくし、働きづめだった千代は家族そろってゆっくり食事をすることなどなかったのだ。

食事が終わったころ、やくざものたちが千代を迎えにやってきた。支度をする間といって、シズはやくざものたちに酒をふるまう。支度を終えた千代のところにお茶子たちがやってきて、勝手口から逃げるように言う。戸惑う千代にみつえ(東野絢香)が手を引いて「お母ちゃんが待っている」と、すべてのことをシズが取り仕切っていることを伝えた。途中、追われてあぶなくなると、そこを助けてくれたのは、道頓堀の乞食の人々だった。そして、船着き場につくとシズが「これからは自分のために生きろ」といって送り出してくれた。

岡安に戻ったシズを待っていたのは当然やくざ者たちだ。テルヲの借金は2,000円ということだったが、シズは200円を渡し道頓堀からでてゆくようにいう。その金は、道頓堀を守りたい人々がだしてくれたものだった。そして、道頓堀に平和が戻った。千代は船に揺られて道頓堀を出ていった。

総集編・あらすじ
放送開始から1か月の「おちょやん」。千代が居なくなっても、師走の岡安は、年始の準備と大掃除で大忙し。そんな中、女中頭のかめが行方不明…。予想もしない場所で休憩中のかめと一緒に、もう一度見たい笑いと涙の名場面を年の瀬イッキに見納める。さらに物語に漂う、芝居と人情の街・道頓堀のディープな世界を黒衣犬が紹介。道頓堀が生んだ女優・浪花千栄子にも迫る。最後は、年明け放送の「京都編」も先取る欲張りな15分。

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、篠原涼子、名倉潤、いしのようこ、成田凌、星田英利、中村鴈治郎、井川遥、若村麻由美、トータス松本、東野絢香他
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「おちょやん」番組公式サイト
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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]

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