「遺留捜査6」第4話、マドラーを残して死んでいたバーのママは指名手配犯だった!第3話ネタバレと予告動画

2021年01月28日22時37分ドラマ
@テレビ朝日

上川隆也「遺留捜査」第4話で、現場に残されているのは先端が小さなスプーン状で、その反対側は鉛筆の芯のように尖っている、少々変わった形の古いマドラーだ!糸村(上川隆也)はそこから何を探し出すのか?2021年2月4(木)夜8時、テレビ朝日「遺留捜査season6」第4話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



1月28日に放送された第3話、現場に残された遺留品は、少々いびつな形をした厚手の紙だった。殺された女性・前園由紀(黒川智花)は、特別捜査対策室のリーダー・佐倉路花(戸田恵子)の元後輩で、友人・前園慶介(東根作寿英)の妹だった。路花は以前、生活安全課にいて、刑務所を出所した人の更生に力を入れていた。就職先として、前園の会社にも受刑者を引き受けてもらっていた。そのうちの一人が過って前園を事故で死なせてしまった。由紀はそれ以来、犯罪者などを「くず」と思うようになっていた。路花が何回も手紙を出しても返事はなかった。それが、最近、一人の人間と知り合い、人生をやり直してゆく過程をみて、路花や兄の気持ちがわかったのだ。その矢先に殺されてしまった。

糸村はいつも通りマイペースに遺留品の捜査をすることで、殺された由紀の気持ちの変化も知ることができた。そして、糸村が「3分」をもらう相手は、路花だった。由紀の心の変化を知り、涙したのだった。

2月4日に放送される第4話で殺されるのはバーのママだ。そして、ママは古いマドラーを握りしめている。もちろん、糸村(上川隆也)が注目するのはマドラーだ。先端が小さなスプーン状で、その反対側は鉛筆の芯のように尖っている、少々変わった形のマドラーから、いったいどんな真実を探り当てるのか?第2話から登場した沖田(戸塚純貴)は糸村が勝手な捜査をすることに納得ができないようだが、第4話では沖田もそろそろ糸村に慣れてきてうまく協力することができるのか?

■前回:第3話ネタバレあらすじ
雑木林の土中から、女性の射殺体が発見された。臨場した特別捜査対策室のリーダー・佐倉路花(戸田恵子)は、遺体の顔を見て驚く。殺され、埋められていたのは、路花の亡き友人・前園慶介(東根作寿英)の妹で、元警察官の由紀(黒川智花)だったのだ。

一方、糸村聡(上川隆也)は、遺体のポケットの中からハンカチに包まれた、厚手の紙を発見する。少々いびつな形をしたそれは一見、和紙のようだったが、科捜研の研究員・村木繁(甲本雅裕)の鑑定によるとパルプを原料としており、和紙とは違うという。由紀の部屋には牛乳のパックが風呂の湯に漬かっていた。糸村はリサイクルの一環で、牛乳パックの再利用で紙を作っていたことを突き止めた。

由紀はかつて所轄署の地域課に勤務していたが、10年前、慶介の死とともに警察を辞め、数年前からカメラマン・高峰英作(湯江タケユキ)の事務所で働いていたらしい。やがて、由紀の命を奪った銃が先週、大阪で起きた暴力団員の銃撃事件で使われたものと判明した。それを知った路花は単独でどこかに出かけていく。それは、前園を殺し、最近、刑務所から出所した男だった。その男は前園の会社でやとってもらっていたにも関わらず、以前からの反社勢力と縁がきれていなかった。自首するように勧めた前園を突き飛ばして殺してしまった過去があった。由紀はそのことで警察もやめ、路花の前からも姿を消した。そんな男が由紀を殺したのではと一時は疑ったが、そうではなかった。

糸村が紙から探し出した由紀の行動で、由紀は自転車にのってある場所に向かっていたことが分かった。そこが殺害現場だった。足跡から、由紀が務めている事務所で撮影をしていた登夢というモデルが持っている靴であることがわかった。

登夢から事情を聴く。実は、登夢はモデルになる前、暴力団が経営するぼったくりバーで働いていた。そこから抜けるために、由紀が手助けしたのだ。事務所の高峰になにか仕事がないかと頼むと、その容姿のよさからモデルを勧められた。そして、どんどん実力をつけていった。そんな様子を由紀は優しい心でみていたのだ。しかし、暴力団はそんな風に成功する登夢をほおっておかなかった。登夢を呼び出し、1,000万の金を要求した。暴力団の抗争で相手の組長を殺した後、高跳びをする費用にするという。そこへ由紀がやってきて、登夢を連れて行こうとして暴力団に射殺されたのだった。

糸村は、路花に由紀の気持ちを話した。由紀が手作りした紙から作ったはがきで路花に手紙を出そうとしていたのだ。前園が死んでから、前科のある人間は更生できないと思っていたが、登夢の更生をみることで路花や前園の気持ちを理解することができていたのだった。

■第4話あらすじ
バーのママ・中松里香子(朝海ひかる)が、店内で殺されているのが見つかった。前日の閉店後に何者かに刺されたようだったが、臨場した糸村聡(上川隆也)は被害者が古びた銀のマドラーを握りしめていることに気づく。先端が小さなスプーン状で、その反対側は鉛筆の芯のように尖っている、少々変わった形のマドラーだった。

まもなく里香子の本名は“川端葉子”で、彼女は22年前、福岡市内で料亭の板前が殺された事件の容疑者として指名手配されていたことが判明。バーのオーナーである梶木邦昭(小林勝也)は6年前に彼女を雇い入れた際、身元は確認しなかったと話すが、彼女の所在に気づいた22年前の事件関係者による復讐なのだろうか…。また、科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)の鑑定の結果、凶器の包丁から被害者以外の血液がわずかに検出され、犯行の際、犯人は自らの手を傷つけた可能性が高いこともわかった。

そんな中、バーのカウンターにネイルサロンの名刺が貼ってあることに気づいた糸村と神崎莉緒(栗山千明)は、サロンの店長・小川深春(工藤遥)を訪問。深春は、里香子が来店したことはあるものの彼女のこともマドラーのこともわからないと証言する。だが、深春は手のひらをケガしている様子で…!?

テレビ朝日1月スタート「遺留捜査 season6」。出演:上川隆也、栗山千明、戸田恵子、永井大、梶原善、甲本雅裕、戸塚純貴ほか。番組公式Twitterアカウントは「@iryusousa_tva」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「遺留捜査 season6」番組公式サイト
テレビ朝日「遺留捜査」番組公式Twitter @iryusousa_tva

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