杉咲花「おちょやん」第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」みつえ(東野絢香)の恋の行方は?!予告動画

2021年02月12日09時30分ドラマ
@NHK

NHK朝ドラ「おちょやん」、第11週では、千代(杉咲花)の居場所となっている岡安の娘・みつえ(東野絢香)の恋が描かれる!岡安とは犬猿の仲の福富の息子との恋!おちょやん版ロミオとジュリエットの結末は?NHK朝の連続テレビ小説、第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」(2月15日~2月19日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



2月8日から放送された第10週、鶴亀家庭劇の一座のメンバーとして加わった宝塚歌劇団の花組トップスター、明日海りおに注目が集まった。2019年に退団後、初のドラマ出演となった。明日海りおは舞台では客席からどう見えるかを意識していたが、ドラマは何台もカメラあり、まだその環境に慣れていないといい、カメラになれるのが一番の課題だと話している。

2月15日から放送される第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」では、千代(杉咲花)の居場所となっている岡安の娘・みつえ(東野絢香)の恋が描かれる。みつえが好きなのは、ライバル店であり、母親同士が犬猿の仲の福富の跡取り息子・福助(井上拓哉)なのだ。二人の間で恋の炎は燃え上がるが、母親同士は大反対!「おちょやん」版、ロミオとジュリエットはどうなるのか?

ドラマ「おちょやん」の主題歌「泣き笑いのエピソード」を含むベストアルバム「evergreen2」アルバムを、3月19日にリリースする秦基博が、2月13日(土)の「SONGS」に出演する。杉咲花をはじめ、篠原涼子、成田凌のキャスト3人から主題歌への思いを語ったスペシャルメッセージも披露されるという。

■総集編、前編放送!
第12週までの泣き笑いの名場面をイッキ見する前半の総集編として2月28日に、総合テレビで午後3時5分から、BS4Kで午前9時から90分間で放送される。大阪の南河内の貧しい家に生まれた主人公・竹井千代(杉咲花)が、奉公に出ていた道頓堀でのお茶子修業を経て、京都でのほろ苦い女優デビュー。再び道頓堀に戻り、鶴亀家庭劇を立ち上げるまでが描かれる。

【第10週(2021/2/8-2/12)ネタバレあらすじ】
千代(杉咲花)の新しい喜劇の一座は、一平(成田凌)を座長とする「鶴亀家庭劇」として船出をした。しかし、旗揚げ公演の稽古初日、一平の書いた台本は千之助(星田英利)に却下される。その上、代わりに千之助が書いた「手違い話」という台本で、しかも主役は千之助がやると言い出す始末だ。千之助、一平以外は新派、歌舞伎、歌劇団の役者で喜劇は未経験の者ばかり。それもあってか稽古を重ねてもしっくりこない。岡安の女将・シズ(篠原涼子)は、ライバル店だった福富をひいきにしていた新派の女優・高峰ルリ子(明日海りお)のこともこき下ろす。ルリ子はみんなをとりまとめるために必死だった千代のことが気に入らず、さんざんなことを言っていたのだ。

そして役者たちの思いがバラバラのまま、舞台の初日を迎える。当然、観客の笑いはイマイチ。すると一平の不安が的中し、千之助が台本に無いアドリブを連発してしまう。何とか笑いに繋げたのだった。千代は千之助の力に感心するも、喜劇未経験の役者たちは戸惑い、反発するばかりだ。

新派出身でプライドの高い、ルリ子は喜劇なんてやるんじゃなかったと出て行ってしまう。千代はルリ子に嫌われていたが、戻るよう説得するために会いにいく。すると、豪華な宿屋にいると思っていらルリ子はそこに客として泊まっていたのではなく、女中として働いていたのだ。実は、東京で名声を挙げているときに、自分を追い抜こうとした若手の女優の首を絞めそうとして追い出されたという衝撃的な過去を話す。しかし、これは嘘だったのだ。目をかけていた若手の女優に役も奪われ、男も奪われ、しまいには、顔をたたいただけのことを「絞め殺そうとされた」と言いふらされて、居場所さえも奪われてしまったというのだ。

そんなルリ子の話を笑う千代。当然、ルリ子は怒るが、喜劇をやるもの客を笑わせる前に自分が笑えという。そして二人は信頼を作った。そしてルリ子も舞台の出番までに戻ってきた。実は、他の小山田や香里とも、アドリブで笑いを仕掛る千之助(星田英利)に動揺せず、自分の芝居に集中しようと団結していく。

その矢先、千之助に喧嘩を売られた千代は、千之助よりも「手違い話」で笑いを取ると宣言する。千代は自分が勝ったら台本通りの芝居をすることになるが、千之助が勝ったら座長の座は千之助に譲らなければならない。座長の地位を賭けた大勝負の幕が上がった。

千之助よりも舞台で笑いを取ると宣言した千代だが、2日目以降も千之助の変幻自在のアドリブに歯が立たず、千之助1人勝ちの様相だ。打つ手が無いまま、翌日に千秋楽を迎えた夜、師匠の山村千鳥(若村麻由美)から、誰よりも役を愛せという金言を賜る。これを機に、ルリ子、小山田、香里と自分の役への想像力を極限まで膨らましていく。

翌朝、千秋楽の舞台袖。役が乗り移った皆が舞台に立つ。観客席には岡安のみんなと福富の家族もきて、山村千鳥、万太郎(板尾創路)までもが舞台を見に来ていた。万太郎を目に留めた千之助は前日までと全く違う動きにでてくる。しかし、千代たちはそれぞれの役柄ならどんなことをするかを熟考していたので、臨機応変に対応でき、笑いをとった。

千之助と千代の勝負はイーブンとなり、一平が率いる鶴亀家庭劇は社長の許しもえて、続けてゆくことが決まった。

【第11週(2021/2/15-2/19)あらすじ】
■第51話(月)
鶴亀家庭劇の初興行は、大盛況のうちに幕を閉じ、次の公演はひと月後と決まった。一平(成田凌)は、以前却下された台本を書き直し、千之助(星田英利)に次の興行はこれをやりたいと伝える。それは「母に捧ぐる記」という題名で、母親の無償の愛を描いた台本だった。そんな最中、シズ(篠原涼子)のひとり娘、みつえ(東野絢香)に縁談話が持ち上がる。しかし千代(杉咲花)は、みつえの本当に好きな人が一平だと思い込み…

■第52話(火)
千代(杉咲花)の思い込みとは裏腹に、みつえ(東野絢香)の好きな人は一平(成田凌)でなく、商売敵・福富の跡取り息子・福助(井上拓哉)だった。しかも、すでに二人は恋仲に…。それでも二人の間にそびえ立つ壁は高く険しい。犬猿の仲である母親のシズ(篠原涼子)と菊(いしのようこ)の存在だ。千代は二人の仲を認めさせようと、みつえと福助に加えて、岡安のかめ、富士子、節子、玉を巻きこむ大芝居を仕掛けるのだが…

■第53話(水)
岡安のお茶子たちを巻きこみ、千代(杉咲花)が仕掛けたシズ説得の大芝居は見事に失敗。みつえ(東野絢香)と福助(井上拓哉)の恋仲は、犬猿の間柄の母親たちの知るところとなり、二人とも猛反対。一方、鶴亀家庭劇にも暗雲が…。次回公演予定だった、一平(成田凌)作の台本「母に捧ぐる記」は、千之助(星田英利)によって大幅に書き直されてしまう。結局、千之助扮するお婆さんが主人公の「マットン婆さん」を上演することに…

■第54話(木)
犬猿の間柄である母親たちから付き合うことを猛反対されたみつえ(東野絢香)と福助(井上拓哉)は、駆け落ちを決意。みつえが居なくなった岡安は、大混乱に陥る。居間で幼き日のみつえの着物を抱え、放心状態のシズ。千代(杉咲花)は娘の思い出を語るシズの母親の心に触れる。そんな中、鶴亀家庭劇の新作「マットン婆さん」が始まった。予想通り、千之助の容赦の無いアドリブ芝居がさく裂。しかし千代は、あることを教えられる…

■第55話(金)
雨上がりの道頓堀。舞台の役衣装のまま、全速力で駆けていく千代(杉咲花)。向かう先は、駆け落ちするため、岡安を出て行ったみつえ(東野絢香)と福助(井上拓哉)の元。鶴亀家庭劇の新作「マットン婆さん」で、千之助(星田英利)から体当たりで教わったことを千代はとにかく、みつえにぶつけたかった。一方、シズもひとり娘のみつえの居場所を探しだそうと、岡安を飛び出し、神にもすがる思いで、歩き回っていたのだった…

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、成田凌、篠原涼子、名倉潤、星田英利、中村鴈治郎、明日海りお、板尾創路他
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
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   (土)午前9時30分~11時[1週間分]

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