【最終回ネタバレ】「神様のカルテ」、福士蒼汰の新しい一面開花との評判も!患者の話ではない!人間の話だ!

2021年03月09日11時05分ドラマ
@テレビ東京

内科医・栗原一止(福士蒼汰)の日々の葛藤や活躍を描く「神様のカルテ」最終回・第4話は大学病院で奮闘する一止の姿が描かれた!第1話から第4話まで通して、生き方、死に方を丁寧に描いたと評判になった!Paraviで全話配信中だ。



2月15日から始まった「神様のカルテ」も3月1日に放送される第4話をもって最終回となった。2時間×4回という攻めた構成での展開で、一話毎に丁寧に描かれる点が好評であった。また、櫻井翔が主演した映画『神様のカルテ』と比較されることもあったが、櫻井翔ファンからも福士蒼汰の演技は受け入れられたようで、好意的な意見も多い。

最終回のゲストは、貫地谷しほり、森永悠希、矢作穂香、濱津隆之、市原隼人、北村有起哉と豪華なメンバーとなった。一止が本庄病院を離れ、大学院生として信濃大学医学部付属病院で働く。大学病院ならではの苦悩も描かれ、第四内科の准教授・宇佐美正隆(北村有起哉)には「ここは本庄病院ではない」と言われてしまう。長い入院となる患者を受けたがらない傾向にあった第四内科に、進行性膵癌患者・二木美桜(貫地谷しほり)が入院してきた。美桜は一止に診てもらいたいという希望があったのだ。一止が本庄病院で丁寧で患者に寄り添った治療をしてきたことを知っていたのだ。

このがん患者役を演じた貫地谷しほりの演技には絶賛の声があがっている。体調が悪くなるシーンはかなり迫真の演技であった。その演技の中からでた「家族と過ごす幸せを忘れないように」ということは心に響いたセリフとなった。

原作者の夏川草介は「事前に脚本を読ませてもらい、めちゃくちゃ面白かった。言葉のテンポや、それを物語の中に配置していく流れが、私のイメージしているものと非常に一致しているような気がしました」と話している。


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■最終回:第4話ネタバレあらすじ
栗原一止(福士蒼汰)は本庄病院を離れ、大学病院での勤務を決意し、第四内科第三班に所属し、“鬼切り”の異名をもつ班長・北条陽介(市原隼人)や、新発田大里(森永悠希)、研修医のお嬢・鮎川めぐみ(矢作穂香)、“パン屋”と呼ばれる宇佐美准教授(北村有起哉)など、個性の強いメンバーに囲まれ、矛盾だらけの大学病院で忙しい日々を送っていた。ハル(清野菜名)との間には小春という娘も生まれ、私生活では充実した日々だった。

救急患者が入ってきてもベッドが空いていないと入院させることもできない。宇佐美准教授に頼んでも「飢えて死にそうな子が10人いるのにパンが一つしかない。どうするか?」といつものパンの話ではぐらかされる。結局、班長・北条に頼み込み、ベッドを確保してもらうこともあった。

ある日、三班で進行性膵癌患者・二木美桜(貫地谷しほり)を担当することになった。美桜が一止に診てもらいたいと希望を出したのだ。美桜の祖父のことを本庄病院で一止が見た時の態度が良かったことも原因という。さらにお嬢が担当する岡信弘(濱津隆之)の容体も悪化してしまう。お嬢がやみくもに検査のオーダーを出したところ、岡の病気も判明し、がんが見つかった。

美桜の治療は強力な化学療法だった。免疫力が落ちるため娘と会うこともできない。そんなある日の早朝、美桜は廊下にいた。そこからは、庭が見えるのだ。庭には娘と夫がキャッチボールで遊んでいる姿があり、窓ごしに会っていたのだった。

岡のがんについて、外科と合同でカンファレンスが行われたが、外科の教授たちは、一止や利休では話にならないという。柿崎先生の帰国後ということになってしまった。進行性のがんであれば急を要する。なんとか術前検査をしてほしいと頼む一止をみて砂山(上杉柊平)が引き受けてくれた。そして、なんと海外にいる柿崎から連絡が入った。CTの画像をみたらがんではないというのだ。不思議に思う一止に、宇佐美ががんではないと思って画像を送ってきたという。柿崎は「大学病院にはものすごい医師がいることもある」と話した。岡は投薬治療で回復していった。

美桜が退院したのだが、一週間で発熱のために戻ってきてしまった。入院をかたくなに拒むが、一時的にでも入院させないと治療ができない。一止は研修医が麻酔の量を間違えたということにして一晩処置室で美桜を診る。

しばらくすると美桜の薬が効かなくなってきた。美桜は「死ぬ時は家で」と希望を出す。頑なな態度の美桜の治療のため、一止、利休、お嬢は往診をした。どうしても治療を拒む美桜を前に、夫は窓をあけそば畑をみせ「来年も一緒に食べよう」と美桜に話す。そして、一止は「あとどれくらい持つかはわからない。しかし、私はリサちゃんと約束をした。医者として全力を尽くすと」と話す。美桜は救急車に乗った。

一止は美桜の治療について悩む。抗がん剤を始めれば終わるまで家に帰ることはできない。そして、一止は答えを出した。抗がん剤はせず、本庄病院に訪問治療をしてもらうのだ。久しぶりに会った大狸先生(北大路欣也)、外村(新山千春、)が訪問看護にあたってくれることとなった。「私、しっかり生き尽くします」美桜はといって退院していった。

宇佐美からは怒られるが、一止は「大学病院は、貴重な特別なパンを配ることを忘れている。パンの話は結構、私は患者と話がしたい」と言い放った。

平穏な日々が続いたと思われたが、一止の携帯に連絡が入った。美桜が亡くなった。美桜の夫や娘からは一止にお礼の手紙が届いた。

そして、一止はなんと班長に昇格するという。教授は医局にはいろんな人がいたほうがいいといい「きみは患者の話をしなさい」と言った。ハルと小春と笑顔で走ってゆく。

テレビ東京2021年2月スタート。毎週月曜夜8時放送、「神様のカルテ」。出演:福士蒼汰、清野菜名、上杉柊平、新山千春、伊原六花、上原実矩、村杉蝉之介、大倉孝二、渡辺いっけい、大島優子、イッセー尾形、北大路欣也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kamisama_karte」PR動画は番組公式サイトで公開されている。

テレビ東京「神様のカルテ」番組公式サイト
テレビ東京「神様のカルテ」番組公式Twitter
Paravi 「神様のカルテ」

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