【最終回】上川隆也「遺留捜査6」第10話、遺体のそばに残されていたのは江戸時代の頭蓋骨だった!第9話ネタバレと予告動画

2021年03月12日10時40分ドラマ
@テレビ朝日

遺体発見現場でみつかるのは骨だ!それも村木(甲本雅裕)の鑑定によれば江戸時代のもの!頭蓋骨があばく真実とはなんなのか?糸村(上川隆也)&村木のイトムラキコンビで最後の事件の裏に隠れた真実を見つける!2021年3月18日(木)夜8時、テレビ朝日、上川隆也主演「遺留捜査season6」最終回・第10話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



3月11日に放送された第9話は、なんといっても村木(甲本雅裕)の回だった。いつも糸村(上川隆也)に困らさせられているとばかり映るが、実はこの二人は大の親友なのだ。親友というか、お互い、この相手以外には友達がいないのではないか。シリーズ通しても、二人の仲の良さが最大発揮される回となったように思われる。村木が山の避難小屋で会った女性に「糸村と村木、糸村木(いとむらき)です」といったシーンにはかなりのインパクトがあった。もちろん、村木の鑑定技術は素晴らしく、事件の真相、事件の裏に隠された大事なことを紐解くきっかけとなった。

主演の上川隆也の「僕に3分だけ時間をくれませんか?」という決め台詞にかけた「3分間チャレンジ」が番組公式Twitterとテレビ朝日YouTubeで配信されているが、11日から公開された神経衰弱対決で勝利した戸田恵子が、上川がドラマの終盤に3分以上のセリフを毎回いうことは集中力がものすごいと話した。それを聞いた上川は「この挑戦で、自分が3分と言いながらいかに長く話しているかを知りました」と苦笑していた。そして、第9話では、3分どころか、ついには話をする相手を事件現場の山まで連れて行ってしまう。いったい何時間かかってるのか?というツッコミももちろん承知で構成された展開となった。

3月18日に放送される第10話で最終回となる。ゲストは片桐仁、モロ師岡、山下容莉枝、佐竹桃華と豪華な布陣となる。数多い作品で癖の強い役を演じる片桐仁が最終回で演じるのは、家出人探し専門の“孤高の探偵”役だ。監督から「ハードボイルドで」というオーダーがあったらしく、しぶい演技を見せる。その片桐が探し出す家出人役で2020年12月の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で特別賞を受賞した佐竹桃華が初めてドラマに挑戦する。

最終回・第10話で糸村が探し出す真相はなんなのか?いったい誰に「僕に3分だけ時間をくれませんか?」と話しかけるのか?

■前回:第9話ネタバレあらすじ
休日、科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)と登山を楽しんだ糸村聡(上川隆也)。日没が近くなったため避難小屋で一晩明かすことに決めるが、なんとたどり着いた山小屋で男の遺体を発見する。傷の状態から察するに、山から滑落し、なんとか懸命に小屋までたどり着いたものの力尽きてしまったようだ。所持品から、身元は貿易会社の社員・瀬川彰(橋本淳)と判明。糸村はまた、瀬川が所持していたリュックの奥底から、緑色のキャンドルを見つける。

そんなとき、小屋にひとりの美女が駆け込んできた。“貴子”(青山倫子)と名乗るその女性も下山しそびれてしまったと話す。遺体の説明をするも、貴子は全く知らない人だという。携帯用のミルを使って2人においしいコーヒー、“パナマゲイシャ”を淹れてくれた。その後、ランタンのオイルが切れたため、やむなく瀬川の遺品である緑のキャンドルを使用したところ、なんとも不思議な香りが漂いはじめ、それがアロマキャンドルだったことが判明する。糸村は、瀬川がなぜ登山にアロマキャンドルを持ってきたのか、疑問を抱く。

その後、瀬川の勤務先の社長・吉井寿樹(中山祐一朗)が遺体確認にやって来た。吉井によると、瀬川の父は少年鑑別所の法務官だったが15年前、コンビニ強盗犯に遭遇し刺殺されたという。瀬川は当初、父を殺した男が出所したら復讐すると決意し荒んだ生活を送っていたが、最近は立ち直り、吉井のもとで真面目に働いていたらしい。

まもなく瀬川は死の当日、恋人の並木優香(野村麻純)と登山するつもりだったが、優香がドタキャンした事実が発覚した。捜査に加わった沖田悟(戸塚純貴)は、恋人が死んだのに悲しむそぶりすらない優香を疑い、その素性を捜査し始める。優香は犯罪加害者家族の会に入っていた。そして驚くことに優香の父親が瀬川の父親を殺したコンビニ強盗だったのだ。優香は瀬川との因縁を知らずに付き合い始めたが、最近になってそのことを知ったという。それは一通の告発する手紙が届いたからだった。その手紙をみて、瀬川が復讐のために自分に近づいたと思い、山に行けば殺されると思って同行しなかったという。

そのころ、貴子のことが忘れられない村木は、彼女が営むカフェを探し当てて、糸村を連れておしゃれをして会いに行った。しかし、貴子の話から、貴子が結婚していることを知り、傷心する。貴子の夫が吉井だったのだ。そして、吉井は貴子と瀬川が付き合っていると疑っていた。もともとDVを働いていた吉井はそのことでも貴子を責めていた。

アロマキャンドルの鑑定からその中にフキノトウの成分が入っていて市販品ではないことを村木は糸村に告げる。糸村はアロマキャンドルをたどって、少年鑑別所をでた青年に会いに行く。そして、そのアロマは瀬川の父が少年たちに話をする際、リラックスさせるために使っていたものであることと、瀬川が最近階に来たことを知る。

村木は一人で山に登っていた。そして、落ちそうになったところで、コーヒーミルを発見した。そのミルには“パナマゲイシャ”の粉と吉井の指紋がついていた。事件の真相は、妻と瀬川の仲を疑った吉井が山に登る瀬川の先回りをして待っていて、殺してしまったのだ。瀬川から「貴子さんを解放してあげてほしい」と言われたことに腹を立てたのだった。

貴子は、瀬川が復讐目的で優香とつきあっていると思い、優香を山に活かせてしまえば犯罪が起きるかもと思って手紙を書いたのだった。

優香の元に向かった糸村は「3分僕の話を聞いてください」といって瀬川の事件現場に連れて行った。瀬川がアロマキャンドルを持っていたことから、最初は復讐目的だったかもしれないけれど優香のやさしさに触れて考えを変えたのだと思うことを話した。キャンドルを買ったときに瀬川は「大切な人にあげたい」と言っていたのだった。優香は瀬川を思って涙した。

■第10話あらすじ
家出人探し専門の私立探偵・西野伸太郎(片桐仁)が、自身の事務所で刺殺されているのが見つかった。臨場した糸村聡(上川隆也)は、サイドボードにあった花瓶の中から思いもよらぬものを発見して驚愕する。糸村が見つけたのは、なんと人間の頭蓋骨の一部――。さらに驚いたのは、それが約200年前のものだという事実!科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)の鑑定の結果、その頭蓋骨が江戸時代後期のものとわかったのだ。

第一発見者はテレビ局のプロデューサーで、先日、情報番組で西野を取り上げたところ、放送後、テレビ局に「西野は金だけ受け取って、家出人探しをしていない詐欺師だ」という匿名の告発メールが届いたため確認に来たという。

被害者は依頼人とのトラブルが原因で殺害されたのだろうか!?まずは西野が死の直前まで請け負っていた5件の依頼者を当たることにした、”特対”メンバー。糸村は依頼人のひとり、考古学教授の大山国広(モロ師岡)のもとを訪ねる。

大山とその妻・容子(山下容莉枝)は、家出した娘・環奈(佐竹桃華)の捜索を西野に頼んだことを認め、先週、西野が環奈を発見し連れ戻してくれたことへの感謝を語る。だが、容子が出してくれた茶菓子が、殺害現場にあった菓子折りと同じ店のものだと気づいた神崎莉緒(栗山千明)は、夫妻に不審を抱き…。そんな中、テレビ局にメールを送った人物が発覚する。それは5人の依頼者のうちのひとりで…!?

テレビ朝日1月スタート「遺留捜査 season6」。出演:上川隆也、栗山千明、戸田恵子、永井大、梶原善、甲本雅裕、戸塚純貴ほか。番組公式Twitterアカウントは「@iryusousa_tva」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「遺留捜査 season6」番組公式サイト
テレビ朝日「遺留捜査」番組公式Twitter @iryusousa_tva

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