蒲生の悲劇に涙!「桜の塔」第9話(最終回)ラストバトルを制しトップに就くのは?第8話ネタバレあらすじと予告動画

2021年06月04日09時40分ドラマ
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次期警視総監の座を狙う副総監・千堂大善(椎名桔平)を失脚させるため、上條漣(玉木宏)が5年の沈黙を破り2人のバトルはついに最後の戦いへ!果たして警視総監レースを制するのは一体誰だ?!主演・玉木宏、脚本・武藤将吾で送る警察エンタテインメントドラマ「桜の塔」テレビ朝日 2021年6月10日木曜よる9時から放送の「桜の塔」第9話/最終話あらすじと第8話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は公式番組サイトで公開、全話はTELASA(テラサ)で独占配信中だ。



漣の父親代わりだった刈谷銀次郎(橋本じゅん)が何者かに射殺された6月3日放送の第8話。漣は5年間に起こった事件の黒幕を暴くため、派閥トップの千堂、権藤秀夫(吉田鋼太郎)、吉永晴樹(光石研)を招集した。そして裏で刈谷と繋がり、全ての事件に関与していたのが吉永だったことが判明。完全に詰み状態の吉永が出世レースから退くことになった。そんな中、刈谷殺しの容疑をかけられた蒲生兼人(森崎ウィン)が、SATの狙撃をかわそうとして足を滑らせ転落。更生した蒲生を突然襲った悲劇。視聴者からは蒲生の無事を祈る声が集まった。

また、セミファイナルで盛り上がりを見せたのが派閥トップを演じる俳優陣による演技バトル。漣が吉永を追い込むと、千堂と権藤秀夫(吉田鋼太郎)が「警視総監」というポストを巡り熱い仕事論を展開。自分たちの様なトップに立つ人間なら誰でも過ちは犯すが、それをどう悔い改め後世に引き継ぐのかが警視総監だと語る権藤。トップに立たなければ大業は成し遂げられない。したたかに生きてポストの座に座ることこそ理想を現実にできると信じる千堂。渋い権藤とラスボス感溢れる千堂に加え、悪事が暴かれ落胆するも、憑き物が取れたような吉永の去り際。改めて俳優陣の豪華さと、鮮やかな伏線回収に圧倒された回となった。

そして6月10日放送の最終話では漣と千堂による最終決戦が開幕!宮本浩次が歌う主題歌「sha・la・ la・ la」の「遠い星空に誓った幼き日 俺は絶対勝つってよ」という歌詞が漣の背中を押すようだった第8話のラスト。自信に満ちた顔を見せた漣だが、一体そこにはどんな真実が隠されているのか?ついに最終話を迎える「桜の塔」、登場人物それぞれの“正義”がしのぎを削る中、最後まで驚きの新展開が待ち受ける!



■前回:第8話ネタバレあらすじ
副総監である千堂が刈谷に襲われた。千堂は、漣の差し金だと疑ったが、漣はこの5年、ある理由で刈谷とは距離を置いていた。病院で優愛(仲里依紗)は漣に日記を見たことを告白、「(千堂を刺すよう指示したのは)俺じゃない」と言う漣のことを信じると告げた。

次の日、千堂の意向で殺傷事件は伏せられることになった。漣は小宮志歩(高岡早紀)から刈谷をかくまっていると連絡を受け、クラブSへ向かった。そこで漣は、金に目がくらんだ刈谷が父親を死に追いやった薩摩派に加担したことや、この5年間ある人物と繋がっていた事実を突きつけた。するとそこへ、クラブSのホステス・及川明深(井本彩花)の通報で「千堂派」の刑事部長・土門義郎(野間口徹)が刈谷を捕まえにやって来た。その頃、逃走中の刈谷は何者かに射殺されてしまい、翌日遺体で発見された。

すぐに捜査一課の水樹爽(広末涼子)らが刈谷の家宅捜索を行ったが、すでにキャリア組の捜査官が来た後だった。一方、富樫遊馬(岡田健史)は千堂に反抗したことで派閥からは孤立していた。千堂はそんな富樫に汚名返上のチャンスと称し、封筒を指定した場所に埋めるよう指示した。富樫は漣に負けたくないプライドからその仕事を引き受けた。

漣は、刈谷が繋がっていた人物が吉永であることを突き止めていたので、刈谷の家宅捜索をしたのは、吉永の息のかかったキャリア捜査官だと考えていた。さらに漣は、刈谷がクラブSに置いて行ったクマの人形からSDカードを発見。そして、ある証拠を掴んだ漣は、会議室に千堂、権藤、吉永、を呼び出した。

刈谷が残したSDカードには、吉永との通話記録が残されていた。そこには吉永が、権藤と千堂を陥れる為に刈谷を使って裏で操作していたことを証明するやり取りが録音されていた。科捜研がこの録音データを解析した結果、吉永と刈谷の声紋が一致。吉永は完全に逃げ場をなくし、警視総監ポスト争奪戦から完全に敗退した。その夜、帰宅した漣は優愛から離婚届を差し出された。優愛は漣への愛情はあっても、千堂のしてきたことを考えて別れを選択した。

一方、刈谷殺害の現場付近の河川敷から改造銃が発見された。拳銃からは、刈谷の死体から検出された銃弾の線条痕が発見され、さらにそこには蒲生の指紋がついていた。すぐに蒲生へ任意同行の指示が下ったが、蒲生は5年前のトラウマから取り調べを恐れて逃げ出した。そして廃校の屋上に追い込まれた蒲生は、追ってきた爽から必死の説得を受ける。その時、横の建物には蒲生を狙うSATの姿が!それに気づいた蒲生は狙撃をかわそうとして屋上から転落、頭を打って意識不明の重体となった。

漣は、富樫が千堂に指示されて蒲生の改造銃を河川敷に埋めたと考えたが、富樫は千堂からの指示を拒否していた。しかし明らかにSATを動かしたのは千堂であり、無実の蒲生を証拠捏造で追い込んだもの千堂の仕業だった。漣は千堂に対し「警察のトップには就かせない」と宣戦布告し、2人の戦いは最終決戦へと向かうのだった。

■第9話(最終話)あらすじ
次期警視総監を狙う副総監・千堂を失脚させることを誓って5年、虎視眈々とその機会を狙っていた漣。“本来あるべき警察の姿”を取り戻す為に、漣と千堂の最終決戦の火ぶたが切って落とされた。

ところがそんな矢先、秘密裏に刈谷殺しの捜査が行われる中、意外な人物が自首してきた。混乱を極める警視庁だが、爽は漣が裏で一枚嚙んでいるのではないかと疑い、真実を突き止めるために取り調べを開始する。漣が5年もの間沈黙を続けた理由、そしてこれまでに起こった全事件の真相が明らかになる。

テレビ朝日 2021年4月15日スタート。毎週木曜日よる9時放送、「桜の塔」。出演:玉木宏、広末涼子、岡田健史、森崎ウィン、仲里依紗、橋本じゅん、高岡早紀、野間口徹、尾美としのり、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平ほか。番組公式Twitterアカウントは「@SakuranoTou_ex」PR動画は番組公式Twitterで公開されている。

テレビ朝日「桜の塔」番組公式サイト

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