「おかえりモネ」ついに気象予報士試験に合格!夢に向かって登米に別れを告げる!第8週ネタバレと第9週予告動画

2021年07月09日09時20分ドラマ
@NHK

3度目の正直で気象予報士試験に百音(清原果耶)は合格する!山の守り神である樹齢300年のヒバの木の伐採、百音が遠くにいってしまうことに不安を覚えるサヤカ(夏木マリ)の気持ちを思って、自分の夢を言い出せないでいる!そんな百音を支えるのは菅波(坂口健太郎)だ!NHKテレビ小説「おかえりモネ」第9週(7月12日~7月16日)「雨のち旅立ち」のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



7月5日から放送された「おかえりモネ」の第8週、なんといっても第37話が秀逸と話題になった。亮(永瀬廉)の母親であり、百音(清原果耶)の父・耕治(内野聖陽)のあこがれの人であり、亮の父親・新次(浅野忠信)が愛してやまない美波(坂井真紀)が登場した。坂井真紀ほどの俳優が15分、1話だけの出演と異例の登場だったが、その演技に朝から視聴者は引き付けられた。幸せだった震災前のシーンで、「かもめはかもめ」を歌うシーン、船の前で誇らしげに家族三人で写真に写るシーンなど、その後に起こる震災を知っていて見ているだけに胸をつまされる視聴者も多かった。また、震災のシーンは津波の映像も地震の映像もナレーションも全くなく、長い暗転ののちに映る星空だけで表現したことも多くの視聴者から絶賛の声があがった。

出演した坂井真紀のインタビューは第37話が放送された7月6に番組公式サイトに公開された。演出の桑野からも「マドンナ感」と「太陽のような人」というキーワードを出されたといい、明るい演技となった。坂井本人は「浅野忠信さんと内野聖陽さんのマドンナ的な存在という恐れ多い設定に、こんなことは一生に一度かもしれないと、おおいに楽しませていただきました」といい、カラオケシーンも気持ちよく歌ったという。新次が未だにガラケーなのは美波の声を聴きたいため、カラオケの「かもめはかもめ」の歌詞、「もう電話もかけない」という部分がせつなく聞こえる。

また、息子役である亮を演じている永瀬連の演技にも注目が集まった。百音や未知(蒔田彩珠)が来ると、元気にふるまうものの、一人になればそこなしに悲しい目をしてしまう。King & Princeでアイドルとして見せるキラキラした表情をの違いに多くの人からも注目し、トレンドワードに「#おかえりモネ」が入っていた。もちろん、浅野忠信に対する称賛の声も高い。浅野忠信、永瀬連のインタビューが、9日、番組公式サイトで公開された。

7月12日から放送される第9週「雨のち旅立ち」では、ついに百音は気象予報士試験に合格する。自分の夢に進みたいと思うが、周りの人のことを考えすぎる百音はなかなかその決断ができない。しかし、意を決してうちあけると、周りの人は応援してくれるという。そんな百音をみて菅波(坂口健太郎)もまた新しい選択をするのだ。

【第8週(2021/7/5-7/9)ネタバきよはらレあらすじ
2015年の年の瀬、百音(清原果耶)は三度目の気象予報士試験に意気込みつつ故郷・気仙沼へ帰省する。実家でも勉強に励む百音だったが、幼馴染たちは部屋でゲームをしたりしていて勉強に集中できない。更に、島では亜哉子(鈴木京香)についてあるうわさが浮上していることを聞いた。亜哉子が気仙沼本土でしばしばある男性と会っているというのだ。百音は未知(蒔田彩珠)と2人でことの真相を確かめようと、本土へ出かける亜哉子のあとをつけた。喫茶店にいたのは、亮(永瀬廉)の父親である新次(浅野忠信)だった。震災の後、酒におぼれている新次を病院につれていったりするために、亜哉子が付き添っていたのだ。

かつて、永浦家と及川家は家族ぐるみで仲が良く、耕治(内野聖陽)と新次、その妻・美波(坂井真紀)は、亀島でともに育った幼なじみだった。耕治が「島にずっと思っている人がいる」といっていたのは美波だった。耕治は亜哉子と結婚し、新次と美波が結婚したのだった。島以外から来た亜哉子にとっては、明るい美波は頼りになる人だった。震災前の2010年、新次は、新しい船を買う相談をするため、よく永浦家に来ていた。にぎやかに話す大人たち横目に、百音、未知そして、亮は、静かにおしゃべりを楽しんでいた。飲んで機嫌がよくなると美波はよく「かもめはかもめ」をカラオケで歌っていた。船が完成した時に船の前で誇らしげに親子3人で写真をとった。

そして、2011年3月11日が訪れた。今でも新次は地震の後、美波からかかってきた電話が録音されたガラケーを手放せない。そこには亮の無事、自分の無事、そして、新次を思いやる言葉が残っていた。漁にでている亮もまた、親子3人の写真を眺めて狭い船室で涙を浮かべていた。

そんな時、新次がいなくなったと連絡が入る。耕治たちが連れ帰ってきた。新次は、かつて自宅があった場所で酔いつぶれていたところを無事発見されたのだ。震災から数か月たったころ、耕治は新次にもう一度船に乗ることを勧め、銀行員としてもサポートをすると約束していた。しかし、結果として2人は決裂してしまう。復興支援のお金を使って船を買おうと耕治は話を進めたのだが、新次には耕治に話していない借金があり、銀行の審査でひっかかってしまい、船を再び持つことはできなくなってしまった。新次には億を超える借金だけが残った。

百音は、当時の耕治の悔しい様子を思い出して、今の自分に何ができるか自問自答する。すると、そこに菅波(坂口健太郎)から、電話がかかってくる。菅波は気象予報士の試験に向けてアドバイスするが、電話口の様子から百音がなにかをかかえていることを察した。なにもアドバイスはできないが、「聞く」ことはできるという。そんな菅波の言葉に、試験勉強のために縄跳びをすると答える百音だった。

ひとまず永浦家に連れられてきた新次は、耕治や亜哉子、龍己(藤竜也)の前で、長い間抱えてきたどうにもならない苦しさを吐露する。離れてその姿を見ていた百音や未知。すると、そこに、突然亮が現れ、父の苦悩を聞いたことで、今までの思いをぶつける。母が好きだったカラオケを歌おうとするが、新次は「俺は立ち直らねぇよ、絶対に立ち直らねぇよ!」と応じない。亮は亮で苦しんでいる。そして、新次もまた苦しんでいた。そんな様子をみて耕治はこれからも同じようにささえてゆくと、亜哉子にも協力を依頼した。

新次が見つかった翌日、百音が気象予報士試験の勉強をする部屋で、幼なじみたちは人生ゲームを楽しんでいた。やがて、ふとしたことで、亮が、自分たちの世代の将来について語りだす。亮は「俺たちの世代が前を向かないと」と心の限りを叫んでいた。

百音が登米に戻る前日、亜哉子は、百音と未知に、自分の人生を引き合いに、アドバイスをする。やりたいことをやってほしいと。そして翌朝、百音は漁港近くの海沿いに、ひとりでいる新次の姿を見つけた。新次がすべって転びそうになったのを誤って「飲んでいる」と思ったが、新次は素面だった。海から船がでてゆくのを見に来たという。「海を憎んでいない」と話すが、それは亮が百音に話した言葉でもあった。正月休みが終わり、試験は目前に近づいてきていた。


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【第9週(2021/7/5-7/9)あらすじ
■第41話(月)
百音(清原果耶)は3度目の気象予報士試験を受ける。今度は以前の3回より手ごたえを感じていたが、気象情報会社に興味を持っていることは、サヤカ(夏木マリ)には話していなかった。そんな中、樹齢300年のヒバの木の伐採が近づいていたが、森林組合では伐採後の木材の保管場所について苦心していた。木材は長期間の乾燥を必要とするが、何十年も先まで使える場所がなかなか見つからないのだ。

■第42話(火)
ついに気象予報士試験に合格した百音(清原果耶)は、喜び勇んでサヤカ(夏木マリ)に報告しようとするが、いざサヤカを目の前にして、なぜか合格を告げられなくなってしまう。さらに、サヤカについてあることが分かり、ますます言い出(だ)せなくなってしまう百音。しかし、サヤカは菅波(坂口健太郎)に探りを入れるなどして、百音が合格したことを察していた。そして迎えたヒバ伐採の日……。

■第43話(水)
登米の人びとに見守られ、ついに樹齢300年のヒバの木が伐採される。そして未定だった木の保管場所についても、百音(清原果耶)があることを思いつく。サヤカ(夏木マリ)は、そんな百音の仕事ぶりをほめるとともに、自分に気を使わず、夢があるのならそちらへ進んでほしいと伝えるのだった。2人の様子を見ていた菅波(坂口健太郎)も、百音を後押しするが、百音は自分がサヤカに合格を伝えられなかった理由を菅波に語りだす。

■第44話(木)
百音(清原果耶)はようやくサヤカ(夏木マリ)に、気象予報士試験に合格したことを伝える。さらに、森林組合の面々にも、組合を辞めて東京で気象にまつわる仕事を目指すことを打ち明ける。残念がる一同だったが、百音の決意を応援するのだった。菅波(坂口健太郎)も百音に影響を受け、迷っていた進路を固める。そして百音には、登米を旅立つ前に、一つやらなければならないことが残されていた。

■第45話(金)
百音(清原果耶)は気仙沼の実家を訪れていた。家族と楽しく食卓を囲む娘のようすに、耕治(内野聖陽)はどこか違和感を覚える。やがて飲みすぎてうたた寝してしまった百音を、亜哉子(鈴木京香)や未知(蒔田彩珠)も何かあったのではないかと心配する。すると百音は意を決し、なぜ自分が島を離れたいと思ったのかを語り始める。その後、再び登米に戻った百音は、サヤカ(夏木マリ)をはじめお世話になった人々に、別れを告げる。

【脚本】安達奈緒子
【出演】清原果耶,内野聖陽,鈴木京香,蒔田彩珠,藤竜也,夏木マリ,坂口健太郎,浜野謙太,でんでん,大島蓉子,平山祐介,永瀬廉(King & Prince),浅野忠信 他
【語り】竹下景子
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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