三宅健、ドラマ報告会でもV6愛!藤木直人、吉瀬美智子、財前直見登壇「黒鳥の湖」完成報告会レポート

2021年07月16日09時30分映画

WOWOW『連続ドラマW 黒鳥の湖』(7月24日土曜夜 10:00 放送・配信スタート)の完成報告会が7月15日、東京の丸ビルホールで行われ、主演の藤木直人、吉瀬美智子、三宅健(V6)、財前直見、そして岩田和行監督が参加した!オフィシャルレポートが到着、予告動画は特設サイトで公開中だ。



「連続ドラマW 黒鳥の湖」は、小説『愚者の毒』で日本推理作家賞を受賞した人気急上昇中の作家、宇佐美まことの『黒鳥の湖』(祥伝社刊)をドラマ化した作品。今回初の映像化となる。

ザイゼンコーポレーションの社長で、過去の過ちに囚われながら次第に翻弄されていく主人公・財前彰太を藤木直人、そんな彰太の妻で事件に巻き込まれていく中で過去の秘密が明らかになる財前由布子を吉瀬美智子が演じる。また寺の住職の息子で、由布子が参加した“瞑想の会”を開く若院を WOWOW ドラマ初出演の三宅健、若院の母親で由布子の精神的な支えになる大黒を財前直見が務める。

WOWOW ドラマへの出演は約 17 年ぶりという藤木は、役柄について「過去の罪や現在の状況も複雑で難しい役柄。脚本のメモページに初めて時系列を書き出したりして、計算しながら演じました」と明かしながら「僕の役名が財前彰太、吉瀬美智子さんは財前由布子。そして本当の財前直見さんがいる。頭が混乱しました」と笑わせた。

吉瀬は「由布子は子供を思うがゆえに、行き過ぎた行動をとりがちだけれど、私も子を持つ母としてわからなくもない。“そこはやめておこうよ!”という気持ちを感じつつ演じました」と複雑な役柄ながらも共感しながら熱演。

三宅は「お坊さんの役ですが、原作にはキャラクター描写が事細かく書いてあったので、演じる上での助けになりました」と報告し「ドラマの初回放送日が V6 のリーダーの誕生日と同じ!全 5 話なので、それぞれのメンバーの家で各話を観たい」と予告していた。一方、白髪で役柄に挑んだ財前は「劇中で“ザイゼン”と呼ばれるたびにドキドキしました」と自身と同じ苗字のキャラクターがいる物語にビックリしていた。

18 年前の出来事も劇中では重要なキーとなるが、藤木と吉瀬、そして財前は 18 年前のパートを自身で演じているという。藤木は「映像で色々と調節をしてくれるのだろうと思ったら、意外とそのままで…。これは無理だろ!と思った」と苦笑い。財前も「私も 18 年前を演じることに無理があると思ったけれど、監督から『大丈夫です!』と言われたので…」と困惑しつつも、ドラマの見どころに挙げていた。

岩田監督は「物語が入り組んでいるので、ミステリーとしてかなり楽しめる。力のあるスタッフが集結し、ダークかつ美しい映像にもこだわることができた」とスタッフ陣も機材も一流と自信。これに藤木は「まるで映画のような重厚な映像でビックリした」と完成度の高さに胸を張っていた。

ドラマの内容にちなんで、キャストそれぞれのターニングポイントについて質問。藤木は「当初は双子の兄に『恥ずかしいから縁を切る!』と言われて芸能活動を諦めていたけれど、数年後に雑誌のモデルに応募。勇気を持って踏み出したあのときの自分は頑張ったと思う」とデビュー秘話を回想。吉瀬は「ショートカットにして今の私が定着。もし髪型がロングだったら果たしてここにいただろうかと思うことがある。髪の毛って大事」とブレイクのきっかけを分析するも「髪の毛をかきあげてみたい願望はありますよ」とロングヘアーにも興味津々だった。

三宅は「16 歳の時に V6 に入り、グループをスタートさせたことはターニグポイント。あの時ジャニーさんに会っていなければ…。ジャニーさんには感謝しかありません」としみじみ。財前は岩田監督とは助監督時代から親交があると明かし「それが今監督としてこの場に一緒にいられるのが嬉しい」と時を経た巡り合わせを喜んだ。

イベント後半には、エンディングテーマ曲で藤木がギターの腕前を披露していることも発表された。藤木は「学生時代はギタリストになりたいと思っていたので、こうやって演奏をする機会を与えてくれて夢が叶った気持ち。たい焼きでいうと、尻尾の先までアンコが詰まっているような、エンディングまで思い入れの詰まった作品になった」と喜びもひとしお。放送に向けて「大変な状況が続いているけれど、ドラマを観ている時間だけでも現実を忘れて作品世界に没頭してほしい。そんな気持ちでワンシーン、ワンシーン心を込めて撮影しました」とアピールしていた。



「連続ドラマ W ⿊⿃の湖」7 月 24⽇(土)スタート(全 5 話)
毎週土曜夜 10:00 放送・配信〔第 1 話無料放送〕

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