『TOVE/トーベ』本編冒頭映像解禁!日本のファンに監督からのメッセージも

2021年09月30日17時00分映画

「ムーミン」の原作者トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』(10/1 公開)より、本編冒頭映像と監督から届いた⽇本のムーミンファンに向けたコメント動画が解禁された。

『TOVE/トーベ』は日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。トーベ自身の人生のあり方とともに、文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたち創作の秘密に肉薄してゆく。



ザイダ・バリルート監督のコメントは、ムーミンゆかりの地でもあるフィンランドから到着。「日本のムーミンファンの皆さん、こんにちは」と、まずは日本のムーミンファンに向けた挨拶を述べ「『TOVE/トーベ』は若く野⼼的な画家であるトーベ・ヤンソンの物語で 1940 年から 50 年代のフィンランドが舞台です。トーベについて出来るだけ親密で誠実な映画を作るよう⼼がけました」「トーベの若かりし頃を描くことによって彼⼥に新たな光を当てられたら嬉しいです」とメッセージを届けた。

トベその後に続くのは、独特のリズムを刻みながら夜の部屋で 1 ⼈踊るトーベの姿から始まる本作の冒頭映像。第⼆次世界⼤戦下のフィンランド・ヘルシンキでミサイルの爆⾳に怯え、爆撃で廃墟となった街を彷徨いながらも、1945 年に刊⾏される事になる、ムーミンシリーズ第 1 作⽬『⼩さなトロールと⼤きな洪⽔』を少しづつ紡ぎ出していく彼⼥の創作の様⼦を始め、“ムーミンのイラスト”を芸術として認めようとしない、著名な彫刻家である⽗親との軋轢、そして「コーヒーはケンカの後にする?」と、張り詰めた空気をやわらげるような⺟親とのやりとりなど、彼⼥がまだ、さまざまな葛藤に悩み、アーティストとして満たされない⽇々を送っていた時代を切り取ったものとなっている。



★10月1日(金) 新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー

出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ローニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル
監督:ザイダ・バリルート 脚本:エーヴァ・プトロ 音楽:マッティ・バイ 編集:サム・ヘイッキラ
2020 年/フィンランド・スウェーデン/カラー/ビスタ/5.1ch/103 分/スウェーデン語ほか/日本語字幕:伊原奈津子/字幕監修:森下圭子
レイティング:G/原題:TOVE/協力:ライツ・アンド・ブランズ、ムーミンバレーパーク/配給:クロックワークス
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