上白石萌音「カムカムエヴリバディ」安子を新しい世界へ連れて行ってくれた稔との恋の行方は?!第1週ネタバレと第2週予告動画

2021年11月05日09時35分ドラマ
@NHK

モネから萌音へ!朝ドラバトンタッチで事態は一気に大正&昭和初期に!安子(上白石萌音)の雉真稔(松村北斗/ SixTONES)への思いは募るが、そこには家と家のつり合いの問題や戦争の影が!更に稔の弟の勇(村上虹郎)の安子への思いもからんでくるが、安子の初恋はどうなるのか?「カムカムエヴリバディ」第2週「1939-1941」(11月8日~11月12日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母・母・娘、3世代ヒロインに小さな奇跡がおとずれるオリジナルストーリーで、昭和、平成、令和と約100年を描くドラマだけに11月1日からの第1週の放送からテンポよく話が進んでいった。第1週は最初のヒロイン、岡山にある和菓子屋に生まれた橘安子(上白石萌音)が英会話と出会い、淡い初恋の始まり、一回はその恋をあきらめようとしたものの文通を始めるまでが描かれた。まず、第1週目は登場人物の紹介や背景の紹介の週となり、安子が生まれた和菓子屋のある岡山の商店街の様子や、ラジオが世間に普及してゆく様子、ラジオに夢中になる人々の様子なども描かれた。

11月7日から放送される第2週では、徐々に戦争の影が安子たちの生活に影を落とし始める。砂糖が配給制にされると、菓子屋である橘は大打撃を受けてしまう。そんな中で安子にはお見合いの話が持ち上がる。相手は製糖会社の社長の息子。実家のことを考えればその見合いがうまくいくのが家のためになる。家のことも大切だが、家を優先すれば、自分の稔(松村北斗/ SixTONES)への思いを封印しなくてはいけないことになる。そんな安子は、思いのたけを稔にぶつける。稔もその思いにこたえようとしてくれるが、稔の弟の勇(村上虹郎)も安子のことを小さいときから思っている。戦地に召集されるまでの間を精一杯生きる若者の姿が描かれる。安子をめぐる兄弟の思いはどうなるのか?

「カムカムエヴリバディ」がスタートし、見事なまでに昭和にフィットしている上白石萌音の演技や城田優の日本語と英語のナレーションが話題となっている。「おかえりモネ」の最終回の「あなたの身近な観天望気」のコーナーに上白石萌音が登場して話題となったが、「カムカムエヴリバディ」の第2話のラスト「カムカムイングリッシュ」のコーナーに清原果耶が登場し、モネから萌音へと話題となった。

【第1週(2021/11/1-11/5)あらすじ
日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)3月22日。岡山にある和菓子屋にヒロイン橘安子が誕生した。実直な父・金太(甲本雅裕)に優しい母・小しず(西田尚美)、厳格な祖父・杵太郎(大和田伸也)、しっかり者の祖母・ひさ(鷲尾真知子)、やんちゃな兄・算太(濱田岳)たち家族や職人に囲まれ幸せに暮らしている。あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長し、安子(網本唯舞葵)は小学三年生になった。同級生の勇やきぬたちに囲まれた平穏な日々だった。そのころ、ラジオは贅沢品ではあったが、祖父が買ってきて橘家の家族も従業員も夢中になっていた。

気持ちのこもった甘くておいしい「たちばな」のお菓子が大好きな安子。いつしか自分も杵太郎や金太のように和菓子を作る人になりたいと思うようになるが、周囲からは「おなごだから…」と諭されてしまう。一方、兄の算太は、跡取りとして菓子修行を始めるも一向に身が入らず、仕事場から逃げ出しては映画を観に行ってばかり。算太はチャップリンをみて憧れていた。ダンスで身を立てたいと願い出るが、家の仕事を継げと言われてしまう。そんな兄に「自分が婿をもらってこの家を継ぐ」と話す。算太の熱意にほだされて両親たちはダンスの修行にでることを許した。

高等小学校を卒業し14歳になった安子(上白石萌音)は、あんことおしゃれが大好きなごく普通の女の子となった。家業の手伝いをしているがまだこれといった将来の夢は見つかっていない。店番をしていると、ある青年が和菓子を買いにきた。この青年、実は安子の幼なじみ・勇(村上虹郎)の兄・雉真稔(松村北斗/ SixTONES)だった。大学から帰省してきて橘に和菓子を買いに来た。後日、その和菓子を食べた勇の父親から注文が入り、安子はおはぎを届けに行く。そこで、流ちょうに英語を話す稔の姿に安子は心を動かされる。この出会いがやがて安子の運命を大きく変えることになる。それは、英会話だ。安子は稔から教わったラジオ英語講座を聴きはじめた。初めて触れる英語はさっぱりわからなかったが、稔のおかげで新しい世界に夢中になってゆく。

稔は、父・千吉(段田安則)が一代で築き上げた雉真繊維の跡取りだ。将来欧米との取り引きをするため、英語を学んでいる。ある日、安子は稔に誘われて初めて喫茶店に行くことに。そこではマスター(世良公則)こだわりのジャズが流れていた。安子にとっては喫茶店もコーヒーもそしてジャズの音楽もすべて初めてのこと。そんな世界へ連れて行ってくれた稔への思いはますます募ってゆく。

ある日、そんな様子を見た親友のきぬ(小野花梨)の計らいで、安子と稔は2人で夏祭りに行くことになった。しかし、稔の弟で幼なじみの勇から、社長の跡取りの稔と「あんころ屋の女では釣り合わん!」と言われてしまう。落ち込む安子は、「楽しい夏をありがとう」といって稔の前から走り去ってしまう。失意の日々でもラジオ英語講座は続けていた。夏が終わるころ、勇が店にやってきて、稔が大阪に戻ってしまうことを告げた。安子は翌朝、慣れない自転車をこいで駅までむかい、稔に「May I write letter to you(手紙を差し上げてもいいですか?)」と伝えると、稔も必ずだすを約束してくれた。



【第2週(2021/11/8-11/12)あらすじ
■第6話(月)
夏休みが終わり、岡山から大阪に帰った稔(松村北斗/ SixTONES)と文通を始めた安子(上白石萌音)。何通ものやりとりを通じて2人は心を通わせていく。稔との仲を深める安子を小しず(西田尚美)は心配する。一方、甲子園出場を目指して野球の練習に励む勇(村上虹郎)は、昔から安子へのある思いを抱き続けているが、いつも言えずじまいなのだ。そんな中、ヨーロッパでは戦争が始まり、世の中の気配も変化してきて…

■第7話(火)
大阪にダンサー修業に出たはずの算太(濱田岳)が岡山に帰ってきた。しかし、ダンサーの夢を諦めて家業の菓子修行を始めるわけでもなく、相変わらず勝手気ままな様子。一方、稔(松村北斗)は雉真繊維の次期社長として千吉(段田安則)から取引先の軍人・神田猛(武井壮)を紹介される。そんなある日「たちばな」にこわもての男・田中(徳井優)が押しかけてきた。どうやら算太を追いかけてやってきたようなのだが。

■第8話(水)
砂糖が配給制になり、「たちばな」の菓子作りも打撃を受けてしまう。そんな中、金太(甲本雅裕)から安子(上白石萌音)に砂糖会社の息子との見合い話が持ちかけられる。突然の話に戸惑いを隠せない安子。家族の幸せを願う気持ちと稔(松村北斗)への思いとの間で、安子の心は大きく揺らいでいた。小しず(西田尚美)の心配をよそに、安子は翌朝、置き手紙を残し小さなかばんひとつで始発の汽車に乗り込んだのだった。

■第9話(木)
稔(松村北斗)を訪ねて1人大阪へ向かった安子(上白石萌音)は、夜遅くに帰宅した。隣には稔の姿が。橘家の状況や縁談の話、そして安子の本当の気持ちを知った稔は、橘家の人々に安子との交際の許しをもらいに強い決意を固めてやってきたのだった。しかし、簡単に話は進むわけもなく…。一方、事情を知らない雉真家の人々は、稔の突然の帰省に喜ぶ。そんな中、勇(村上虹郎)は心に秘めた思いを稔に打ち明け…

■第10話(金)
安子(上白石萌音)と稔(松村北斗)の関係を知りつつも、安子への恋心を諦めることは出来ない勇(村上虹郎)。複雑な思いを抱えたまま、甲子園出場を目指してひたすらに練習に励んでいます。しかし若い男性には召集令状が届きはじめ、連日ラジオからは各国の戦況を伝える臨時ニュースが流れていました。勇にとって最後の夏にも戦争の波が襲いかかります。着実に戦争が日常を変えていく中、安子の心も大きく揺れ動いていて…

【脚本】藤本有紀
【出演上白石萌音,松村北斗(SixTONES),村上虹郎,大和田伸也,鷲尾真知子,YOU,西田尚美,甲本雅裕,段田安則】 他
【語り】城田優
公式Twitterアカウント「@ asadora_bk_nhk」

4 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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