打本（田中要次）がアバランチ一番の悪漢だった！遠山記者（田島亮）に注目集まる！第5話で品川徹演じる大東寺の正体とアバランチ誕生秘話が明らかに！？カンテレ、フジテレビの月10ドラマ綾野剛主演「アバランチ」2021年11月15日（月）よる10時より放送の第5話のあらすじとみどころ、第4話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。

「アバランチ」は、謎に包まれた集団・アバランチの過激かつ痛快な活躍を描き、令和ニッポンで暮らす人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク（悪漢）・エンターテインメント。



11月8日に放送された第4話で、思いがけず蘭子が見せた美しい散り際には涙した。大山から「切られた」と知った蘭子は、若き日の華やかな日々に一瞬思いをはせ、一筋も乱れることなく静かな悠源館でひっそりと服毒自殺を遂げたのだった。「しっぽ切り」が得意な大山を追い込むのは難しく、今回も神崎医師の不正を暴くことはできたが、神崎の背後にいたはずの大山の姿はあっという間に消えてしまった。

それにしても、打本鉄治（田中要次）の過去は衝撃的だった。てっきり、瓜生や牧原大志（千葉雄大）、明石リナ（高橋メアリージュン）のように、大切な人を大山のせいで失っていたものとばかり思っいたのに。打本はただ「正義のため」だけに、アバランチに加担していたのだ。しかも、やりすぎなほどの正義感は、上司の車に爆弾を仕掛けるというトンデモ行動を引き起こしていた。だれよりアブナイ人物だったことが判明し、メンバーたちが引いてしまったのも理解できる。打本の人柄が判明したところで、今後の展開がますます予測不能になってきた。

注目の敵方、優秀すぎる内調の桐島（山中崇）によって、とうとうリサの身元が特定された。とはいえ、今回リサは大山にも平気で素顔をさらして印象づけている。桐島がアバランチを「素人集団」と揶揄したとおり、これはアバランチの失態なのか？それても、巧妙な作戦なのだろうか？

そんな中、アバランチのスポンサーらしき人物、大東寺役で大物俳優・品川徹が登場し、Twitter上では、「誰よりもラスボス感が強い」「なんと豪華な」と話題に！確かに誰かの後ろ盾がなければ、アバランチの活動はできないはず。大東寺が政財界の大物であることには間違いなさそうだが、山守とはどういういきさつがあるのだろう？

さらに、「正義の味方気取ってる感じが気に食わない」と、アバランチを敵視する週刊誌記者の遠山（田島亮）が今回から登場。彼の存在もとても気にかかる。アバランチが委ねた「後の判断」とアバランチの行動を、この一癖も二癖もありそうな遠山記者はどのように世間に伝えるのだろうか？

11月15日に放送される第5話で、瓜生が西城にアバランチ誕生の秘話が語られる。3年前、公安部外事三課に所属していた瓜生が、爆弾テロ事件に巻き込まれれ、先輩の藤田高志（駿河太郎）を亡くしていること、そして、藤田が山守の最愛の人であったことは明かされているのだが、どうやら話はそれだけではないようだ。

予告動画には、車で移動中に事故にあう大東寺の姿と、傷を負った少女を抱きかかえる瓜生の姿が確認できる。テロ事件後に彼らに何があったの！？大山はどうかかわっているのだろうか？アバランチ・エピソードゼロ回、すべての真相が明かされるのを楽しみに待ちたい。




※FODで1話～最新話まで配信中

■前回：第4話 ネタバレあらすじ
蘭子（国生さゆり）にジャーナリストと名乗って接触した羽生（綾野剛）は、リナ（高橋メアリージュン）が体を張って手に入れた動画と交換に“Kファイル”を渡すよう、取り引きを持ちかける。悠源館のホステスに起きた真実が公になれば、築き上げてきた地位や名声を失うが、かといって簡単にファイルを渡すわけにはいかない。焦った蘭子は、大山（渡部篤郎）に連絡するが、大山はすでに蘭子を切り捨て、警察を悠源館に送り込んでいた。桐山（山中崇）に終わりを告げられた蘭子は服毒自殺し、芸能事務所社長の安住（内田滋）と田淵議員（矢柴俊博）は闇接待疑惑・薬物取扱法違反で逮捕された。

アバランチの次のターゲットは、長年にわたり関東医師連合の会長を務める神崎龍臣（中丸新将）。神崎には大山との繋がりはあり、4日後に行われる会長選でも再選確実と言われていた。山守（木村佳乃）は、その指揮を打本（田中要次）に任せる。「いよいよ俺の出番」と意気揚々と作戦に当たる打本。

羽生が打本も誰か大切な人を亡くしたのではないかと山守に訊ねると「ウチサンは単純にスカウトしただけ」と答えが返ってくる。打本は優秀な元警視庁・爆弾処理班の1人だったが、直属の上司の不正を知り、激怒して上司の車に爆薬を仕込んで爆発させ、向こうに負い目があって訴えられはしなかったが、懲戒解雇されていた。そんな正義感にあふれた打本に、山守は「あなたの力が必要」と声をかけたのだ。打本の過去を聞いた羽生、西城（福士蒼汰）、牧原（千葉雄大）は驚きの声を上げる。

神崎の病院を訪れた打本とリナは、患者の家族が治療の優先順位を巡って谷山医師（菅原琢磨）に詰め寄る現場に出くわす。調べてみると、くも膜下出血で緊急手術が必要な患者を後回しして、後から運ばれてきた神崎にメリットのある有力者を、軽傷患者であるにもかかわらず施術を優先させたことが判明する。

山守に優美（堀田茜）に近づくよう命じられた西城は、優美を食事に誘い、大山に内部告発が来ているため、彼を守るためにも誰と会っているのか教えてほしいと告げる。

一方、SNSではヒーロー扱いのアバランチ。週刊誌記事・遠山（田島亮）が書いた記事は好評を得て週刊誌は完売。ところが、遠山はアバランチが正義の味方を気取っている感じが気に入らないと、さらに調査してみることに…。

神崎と会食していた大山が、店の固定電話に呼び出される。電話の主はアバランチ、「よくここが分かったね。優秀なスパイがいるのかな？」と余裕の受け応えをみせる大山。その後ろで、優美は自分が西城に送ったメールのせいではないかと不安を募らせる。

大山が席を外しているときに、リナが神崎にタブレットを届けに来る。大山が戻ってくるとアバランチの動画配信が開始する。そこには、神崎の病院内に拘束された谷山医師の姿があった。アバランチは視聴者に向けて、医師がトリアージの優先順位を利益のために不正したと告げる。「俺は言われた仕事をしただけだ」と弁明する谷山。神崎はすぐさま病院へ向かうと、さるぐつわをされた谷山に向かって「トリアージの件はお前の責任にしろ。俺は関係ない。沢村君の会社からいくらもらっているか分かっているのか！この恩知らず。今更命乞いか？まあいい、大山さんにも話して、それでなかったことにしてもらう」とペラペラ悪事を語ってしまう。

車内で生配信を確認していた打本は「今、あなたの醜態は全世界へ配信されている。一度配信されたらもう誰にも止められない。沢山の具体名をありがとう。後の判断は、この動画を見ている全ての人に委ねる」と鼻息荒く通告する。

ところが、大山はすでに神崎に見切りをつけ、副会長に連絡を取り始めていた。そして、優秀な山中の調査の結果、リサの身元が知られてしまう。

犯罪対策企画室の倉庫のような事務室で、山守は大東寺（品川徹）からの電話に出る。「よく頑張った、これで大山陣営も大きな打撃を受けるだろう」と語る大東寺。「あと少しです。大山本人を失脚させることができれば、私の目的は達成できます」と告げる山守。2人は近々に会う約束を交わす。

屋上で煙草を吹かしていた羽生の元にやってきた西城は、山守の過去を知ったと伝える。そして、この計画が達成したら、どうするのかと羽生に問いかける。「全部終わったら、俺は笑ってんのかな？聞きたいか？西城君。なぜ、アバランチが出来たかを」と羽生は表情を固くし、「もう戻れないぞ」と西城に告げる。

■次回：第5話 あらすじ
3年前。日本で開催される国際会議の目前、国際テロリスト集団から爆破予告をうけた官邸は、対応に追われていた。警備局長として大山（渡部篤郎）がトップに立つ公安部は、いち早くテロリストの潜伏先を突き止めたものの、情報提供者が拘束されてしまう。情報提供者の救出作戦にあたった公安部外事三課の羽生（綾野剛）は先輩の藤田高志（駿河太郎）の静止を振り切り現場に突入するが、そこに情報提供者とテロリストの姿はなく仕組まれたワナだった。

テロリストによる爆発から奇跡的に命を取り留め、病院で目を覚ました羽生。彼を待ち受けていたのは、仲間の死という過酷な現実だった。失意の中、警察を辞めた羽生は、和泉卓司（森下能幸）が営む小さな町工場で働き始める。娘のあかり（北香那）は不条理な手段で工場を切り盛りせざるを得ない父親に反発し、羽生の前で怒りをあらわにするが、もはや正義の力など信じられない羽生は心ここにあらずだった。そんな矢先、羽生の居場所を追っていた山守（木村佳乃）が工場を訪れて…。

フジテレビ/カンテレ「アバランチ」は2021年10月18日より毎週月曜日よる10時スタート。主題歌：UVERworld「AVALANCHE」 ／出演：綾野剛、木村佳乃、福士蒼汰、千葉雄大、高橋メアリージュン、田中要次、利重剛、堀田茜、渡部篤郎、山中崇 田島亮　品川徹／第5話ゲスト：森下能幸　北香那 ほか。Twitter公式アカウントは「@avalanche_kt」、PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇フジテレビ/カンテレ「アバランチ」番組公式サイト
◇FODプレミアムコースが最大1ヶ月無料！「FODプレミアム」

【2021年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】