水谷豊と反町隆史「相棒20」右京の推理が22年の時を超え、驚きの真実を導き出す!第5話ネタバレと第6話予告動画

2021年11月11日10時09分ドラマ
@テレビ朝日

亀山薫を連想させる「亀」が目撃者だった第5話は殺人のない回だったが、第6話は小説家の刺殺体発見からスタート!書きかけの小説の内容は、22年前に発生した重大事件を酷似している!事件を糾弾したために殺されたのか?右京(水谷豊)と亘(反町隆史)の推理は22年前へ飛ぶ!2021年11月17日(水)よる9時からテレビ朝日「相棒season20」第6話「マイルール」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がどこにも属さないことを活かして活躍する「相棒season20」の第5話が11月10日に放送された。第5話「光射す」で、首つり状態で発見された男性を見ていたのは「亀」だけだった。引き取り手のない「亀」を預かるのは「こてまり」の小出茉梨(森口瑤子)で、茉梨が右京(水谷豊)に「亀は飼ったことがないんですか?」ときいた際の返答で「手の焼ける亀を飼ってた」と、シリーズファンならだれもが初代相棒の亀山薫(寺脇康文)を思い出すセリフがあった。シーズン20では、警察庁長官官房室長だった小野田公顕(岸部一徳)を思い出すシーンや17年ぶりに本田博太郎がおなじ役で登場したりしているため、11月17日に放送される第6話以降も懐かしい誰かが登場したり、思い起こさせるシーンを作っているのでは?と期待されている。

第5話は、珍しく殺人事件ではなかった。自殺に見せかけた殺人かと思わせたが、実は殴打された後に女性を監禁していたことがばれるのを恐れて自ら命を絶っていた。そんな監禁犯の隣に住んでいたのが、80代の母親と50代の引きこもりの息子だ。80代の母親・三宅富士子(草村礼子)が息子・卓司を養うために今でも工場の力仕事をしていることも悲しいが、卓司に事情聴取をしたいといってきた右京と亘(反町隆史)に「銃でもなんでも突き付けて逮捕したらいい」ということも悲しい。監禁されている女性の父親の気持ちは十分に理解できた。老体に鞭打って女性を解放した。住居侵入と傷害で逮捕され連行される際、やっと息子が外に出てきたが、息子に駆け寄ることもなく、パトカーに乗り込む際の表情に視聴者は圧倒された。

第6話「マイルール」は、22年前の事件が関連して小説家が殺される事件の話だ。捜査一課は強盗殺人を疑うも、右京や亘は殺された小説家が書きかけの小説に注目する。そこに書かれていたのは、小説家自身が関連していた22年前の重大事件だった。右京の推理は22年前の事件も解明するのか?

■前回:第5話ネタバレあらすじ
組織犯罪対策部の課長であり、特命係に理解をしている角田課長(山西惇)は、水木(伊藤洋三郎)という顔見知りの元刑事が、落ち込んでいる姿を見掛ける。水木は、行方不明になっている大学生の娘を探すため、警察官でありながらネットで情報提供を呼び掛け、問題になった人物だ。しかも、寄せられた情報は大半ががせだった。しかし、水木はそのうちの1件を調べに行っていた。しかし、娘はいなかった。本人は騒動の責任を取って辞職していた。

そんな中、警備員の男が、施錠されたアパートの自室で首を吊って死んでいるのが発見され、自殺に思われたが、外傷がある上、室内の指紋が不自然に拭き取られていたことから、“密室殺人”も疑われた。そして、この事件の一部始終を見ていたのは、なんと飼っていた“亀”だった!

右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、隣に住む三宅富士子(草村礼子)という老婦人には、部屋から出ない息子がいることを知る。日中、部屋にいるその男性が、何か聞いている可能性もあるが、話を聞くことさえできない。

翌日、現場付近で怪しげな男を発見する。捕まえて事情を聞くと、男は水木の元部下の刑事で、警備員の男が亡くなった部屋こそが、水木が勝手に家宅捜索していたところと語る。また、近所の防犯カメラからは事件のあった日の蛭間、同僚の女性が警備員の男を訪問していたことがわかった。事情を聴くと、以前、警備員と交際していたが、すでに分かれていて、合い鍵を返していなかったので、返しに行ったという。置く場所がなかったから窓枠に置いていったのだった。

右京たちは警備員の部屋をもう一度見てみると、フローリングに見えたのはカーペットを敷いていたことがわかり、めくってみると、そこには地下収納があった。そして、血痕があり、その血痕は水木の娘のものだった。水木の娘は確かにそこに監禁されていたのだ。水木はネットに書き込まれた情報は確かだと信じていたため、隣に住む富士子の家にいって協力してくれるように頼んだが、富士子は断った。しかし、水木が娘を思う気持ちは、富士子が引きこもりの息子を思う気持ちと何ら変わりはない。警備員の同僚が鍵を返しに来たのをちょうど目撃して、その鍵を使って警備員の部屋に入って水木の娘を発見した。

監視カメラをつけていた警備員はすぐに戻ってきた。手近にあったスタンドで警備員を殴打すると娘を連れて富士子は自分が務めている工場を目指した。その様子は防犯カメラに映っていた。水木に連絡をとり、水木はショック状態の娘をそのまま家に帰すわけにはいかないと、ボランティアが経営しているシェルターに連れて行った。そして、富士子の犯罪の痕跡を消した。警備員は犯罪が表にでることを恐れて、その前に自殺していた。

水木が富士子を巻き込んでしまったことを謝ると、富士子は「何回だってそうする。子供の幸せを願わないことはない」といって、二人はそれぞれ捕まった。富士子が連行される際、息子は10年ぶりに部屋をでてきた。そんな息子をみて富士子はパトカーに乗り込んだ。

■第6話あらすじ
ベストセラー作家・福山光一郎(菅原大吉)が、自宅で刺殺された。福山は一人暮らしで、警察は、強盗殺人の線で捜査を開始する。

右京(水谷豊)は、現場から新作の最終回の原稿が消えていることに疑問を抱く。その小説の内容は、少女殺害事件の捜査にあたる老刑事が、正体不明の犯人を執念で追い詰めていくストーリーらしいの…。右京と亘(反町隆史)は、新作の掲載を前に、福山が突然、出版社を乗り換えていたことを知る。

さらに、福山は自著で、『小説が完結した時、失われた真実があぶりだされるだろう』という、謎めいた発言をしていた。捜査を進めると、22年前、福山は、ある重大事件に巻き込まれていたことが判明する。右京は、22年前の事件と未完の小説に、共通点が存在していることに気づいた。

テレビ朝日10月13日スタート「相棒 season20」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/篠原ゆき子/山西惇/浅利陽介/田中隆三/神保悟志/小野了/片桐竜次/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒 season20」番組公式サイト
テレビ朝日「相棒 season20」番組公式Twitter @AibouNow
テレビ朝日「相棒 season20」番組公式Instagram

【2021年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】