「科捜研の女 21」マリコ(沢口靖子)VSふるさと納税のマル秘トリック!?第5話ネタバレと第6話予告動画

2021年11月19日10時30分ドラマ
@テレビ朝日

ピアノコンクールの虚しい結末に涙…第6話で元木聖也がイケメン美術鑑定士、さらに町井祥真と岩井拳士朗が怪しいイケメン容疑者役出演!科学で“奇跡”は解明できるのか!?テレビ朝日「科捜研の女 21」2021年11月25日(木)よる8時から放送の第6話あらすじとみどころと第5話のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「科捜研の女21」は、沢口靖子演じる榊マリコと京都府警科学捜査研究所(科捜研)の面々が事件を科学で解決する現行連ドラ最多シリーズ記録を更新中の大人気科学捜査ミステリー。

11月18日に放送された第5話では、4年に一度開催されるザルツブルク国際ピアノコンクールの日本最終予選で殺人事件が発生、審査委員長のドイツ人女性が絞殺体となってコンサートホールで発見される。容疑者に浮上したのは、3人のピアニストと調律師。マリコはピアノだけが殺人犯を観ていたと主張、容疑者たちに課題曲であるショパン「革命のエチュード」を弾いてもらった結果、運指の違いを検証し、見事に犯人を特定することができた。

先月行われた第18回ショパン国際ピアノコンクールで2人の日本人が入賞し話題となったことも記憶に新しい。ショパンコンクールは5年に一度しか開催されるうえ、出場者には16歳以上30歳以下という年齢制限もあるため、多くて3回しかチャンスがない。入賞を果たした反田恭平(27)と小林愛実(26)も奇しくも今回が最後の挑戦だった。そして、今作の事件の鍵となったのも年齢制限だ。劇中コンクールの結果、何と犯人・戸村康介(川野直輝)が優勝、しかし年齢詐称と殺人罪でコンクール決勝に進むことはなく…なんとも虚しい結末となった。

11月25日に放送されるは第6話に、イケメン美術鑑定士の一条礼司役で元木聖也が出演する。「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で人気を集めた元木の特技はアクロバット。「特捜9 season4」ではスタントマンなしのパルクールで話題を呼んだ。今回はアクションを封じ、“鑑定王子”の異名を誇る美術鑑定士をナルシスティックに演じる。

また、村の古刹の住職・松野光雲役で「仮面ライダーエグゼイド」のグラファイト役を演じ、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍してきた町井祥真も出演。被害者とつるんでいた謎の男・窪塚照之役を映画やドラマ、モデルとしても活躍する岩井拳士朗が演じる。伝説の仏像をめぐる事件の謎を、科学で解き明かそうとするマリコの前に、気鋭の若手キャスト3人が容疑者として現れる。果たして、彼らの中に真犯人がいるのだろうか!?

■前回:第5話 ネタバレあらすじ
国際ピアノコンクールの日本最終予選の朝、審査員長を務めるドイツ人女性・ハンナの絞殺体が、会場となるコンサートホールで見つかる。臨場した榊マリコ(沢口靖子)は、遺体の首に付着していた赤い微物を採取し、遺体の歯の間に光る微物が挟まっているのを発見する。死亡推定時刻は前日の20時から22時の間と思われた。

ホールの支配人によると、事件当日の午後は、出場者3名が練習に訪れ、最後に調律師の和田優(崎山つばさ)がピアノの調律を行ったという。だが、おかしなことに鍵盤からは複数の指紋が検出された。調律師は最後に鍵盤をきれいに拭くのが常らしく、指紋が残ることなどないはずだった。

鑑定の結果、首から見つかった微物はフェルトの繊維と判する。凶器はヒモ状の赤いフェルトと思われた。さらに遺体の歯から採取した微物は、爪のかけらだとわかる。被害者の首を絞めたとき、犯人の爪が被害者の歯に当たって欠けたものと推測され、犯人は指をケガしている可能性が浮上する。
 
和田のもとを訪ねた土門薫刑事(内藤剛志)は、彼が右手指にケガをしていることに気づく。和田は調律道具で引っかいた傷だと主張し、なぜ最後に鍵盤を拭かなかったのかという問いにも、単に仕上げを忘れただけだと返答した。

ピアノから検出された指紋は3人の出場者と調律師のものだった。15時から練習した佐光真奈美(渋谷飛鳥)、16時から練習した戸村康介(川野直輝)、17時から練習した山崎永太(山岸門人)の3名に事情を聞くが、彼らはさまざま事情から全員音楽家として世に出るには、崖っぷちにたたされており、誰もアリバイを証明できなかった。

しかし、やはり19時からホールで調律していた和田に疑いが集中。マリコは和田の指の傷が本当に仕事の道具によってできたものか鑑定したいと言い、翌日には返却する約束で道具一式を借りる。

その結果、和田の指の傷は調律道具で負ったものだとわかった。また、調律道具には殺害に利用するには便利そうなものが沢山あるのに、凶器に赤いフェルトが使われたこともマリコは不審に思う。

調律道具を受け取りに来た和田に、なぜ鍵盤を拭き忘れるほど慌ていたのかと土門は問う。実は和田にはピアニストを目指し留学した過去があった。その時、ハンナにピアノを酷評され続け、夢をあきらめ調理師になったのだという。ホール専属チューナーになれるかもしれないという大事な時に、ハンナに昔のことを思い出されては困ると、ハンナとは顔を合わせないようにしていたという。事件当夜は、調律が終わりかけたところでハンナがホールに入ってくるのを見かけ、慌てて現場を立ち去ったため、鍵盤を拭き忘れてしまったのだと明かした。

佐光真奈美の両親がハンナを買収しようとしていたこと、幼いころ天才と騒がれていた戸村康介がもう一度栄光を掴もうとしていたこと、大病を患っている山崎永太が年齢制限で最後になる今回のコンクールにかけていたことが捜査の結果判明した。

ピアノを調べた結果、同じ運指になるはずの課題曲で、1人だけ指の運びが違っている人物が居たことがわかる。マリコたちは事件当日と同じように和田にピアノを調律してもらい、3人を呼び出して課題曲を弾いてもらう。その結果、あの日ハンナを絞殺した犯人が戸村だったことがわかる。あの日、ハンナに呼び出された戸村は、年齢査証していることを指摘され、コンクールの最終予選を辞退するように言われたため、犯行に及んでいたのだった。そして、犯行後、指を負傷していたにもかかわらず、コンクールに向けてもう一度課題曲を運指を変えて弾いた。その行動が、犯行を裏付ける証拠となったのだった。コンクールの結果、戸村は予選を勝ち抜き、山崎は病に倒れる。ザルツブルグ国際ピアノコンクールへは、次点の真奈美が出場することとなった。

■次回:第6話 あらすじ
繁華街の裏路地でバーの常連客・横井友哉(松木賢三)の刺殺体が見つかった。臨場した榊マリコ(沢口靖子)たちは、遺体のポケットから“山田村”の公式キャラクターグッズのキーホルダーが見つかる。山田村では数々の奇跡を起こしたという奈良時代の僧“天空和尚”をキャラクター化して盛り上げをはかっていた。イケメン美術鑑定士の一条礼司(元木聖也)が、山田村の寺に納められている、天空和尚作とされる観音菩薩像を国宝級の宝だと断言したのをきっかけに、村は一躍人気観光地となり、ふるさと納税の寄付額も増えていた。

マリコと土門薫刑事(内藤剛志)が山田村を訪ねたところ、横井は事件直前、村長・鈴森啓子(生田智子)のもとに現れ、仏像はもっと後の時代に作られたものではないかと因縁をつけていたとわかる。寺の住職・松野光雲(町井祥真)は鑑定書を紛失したと言い張る。マリコと土門は、村が仏像の鑑定結果を隠匿し、その情報をつかんだ横井が村人のうちの誰かを脅迫していたのではないかと推測する。
 
そんな中、一条が山田村の出身だと発覚!さらに事件発生直前、現場付近にいた一条の姿を防犯カメラがとらえていたことが判明する。その矢先、横井とつるんでいた窪塚照之(岩井拳士朗)の存在が浮上し…。


テレビ朝日「科捜研の女 21」は2021年10月14日より毎週木曜日よる8時スタート。出演:沢口靖子、内藤剛志 若村麻由美 風間トオル 斉藤暁 渡部秀 山本ひかる 金田明夫 西田健 石井一彰/ゲスト出演:元木聖也 町井祥真 岩井拳士朗 生田智子 松木賢三 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「科捜研の女 21」番組公式サイト
テレビ朝日「科捜研の女」番組公式Twitter  @kasouken_women

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