前世の記憶が持った男・吉岡翼（今井悠貴）が現れた！20年前の未解決事件の被害者の生まれ変わりだと言い張る！右京（水谷豊）と亘（反町隆史）が調べると、吉岡の証言には事件関係者しか知りえないものが！生まれ変わりは本当か？2021年12月15日（水）よる9時からテレビ朝日「相棒season20」第9話「生まれ変わった男」を放送！予告動画は番組公式サイトで公開されている。



杉下右京（水谷豊）と冠城亘（反町隆史）がどこにも属さないことを活かして活躍する「相棒season20」の第8話が12月8日に放送された。第8話は50年前、学生運動を主導していた岡田の白骨死体が見つかったことから、新しい事件が始まった。第7話のほっこりとした結末とは違い、岡田が無理矢理に女性を襲ったことが発端となり、怒った友人・梶原（ベンガル）が岡田を殺してしまい、岡田がレイプしてできた子が梶原を殺すという辛い話となった。ベンガル、下條アトム、白川和子というベテラン勢の渋い演技が映える回となった。

12月15日に放送される第9話「生まれ変わった男」は、若い男性が20年前に殺された被害者の生まれ変わりだと言いだすのだ。生まれ変わりなどありえない。しかし、男性は事件関係者しか知りえない事実を知っている。右京が「可能性はゼロではない」と言い出すが、真実は一体何なのか？

今シーズンをもって右京の第4代目の相棒を降りることが決まっている冠城亘だが、そのラストがどうなるのかという推測が、今から始まっている。初代相棒、寺脇康文が演じた亀山薫は、友人の遺志を受け継ぎ警官を辞めて外国へボランティア活動をするために旅立つという別れだった。2代目相棒、及川光博が演じた神戸尊は異動によって特命係から姿を消した。警察内にはいるため、特番などでゲスト出演が可能となっている。世間に大きな話題を巻き起こしたのは3代目相棒、成宮寛貴が演じた甲斐亨だ。誤った正義感から犯罪者を殺してしまい逮捕されるというラストだった。昭和の刑事ドラマの代表格ともいえる「太陽にほえろ！」では刑事のラストはほとんどが殉職となって、その回の視聴率は爆上がりしたのだが、亘の場合は、どんなラストになるのか？

■前回：第8話ネタバレあらすじ
大学構内の地中から死後50年近くたった白骨死体が発見された。すでに時効を迎えている事件のため、捜査1課は捜査せず、特命係の右京（水谷豊）と亘（反町隆史）に押しつけられる。詳細なDNA鑑定の結果、白骨は1970年代に学生運動をしていた岡田という過激派の幹部であると判明した。当時の仲間によると、岡田はカリスマ指導者で、人心を操る天才だったという。当時、過激派同士の争いは多く、死者がでることもあった。岡田も事実、他のセクトに狙われていた。しかし、右京は、他のセクトが岡田を殺したならば、堂々をそれを吹聴するのではないかと思い、他の可能性を探る。

そんな中、梶原（ベンガル）という物流大手社長の遺体も発見される。運転手によると、梶原は最近なぜか、情緒不安定になっていたのだという。岡田が情緒不安定になった時期は岡田の白骨死体が見つかった時期と同じ位だ。秘書は「あいつの亡霊に見える」と誰かに電話をしていたことを聞いていた。

いっぽう右京と亘は、岡田と親交が深かった藤島（下條アトム）という男性を訪問するが、何も知らないと語るが、捜査一課から藤島に任意同行を求める。死亡した梶原の携帯に、事件当日、藤島を呼び出すメールが残っていたという。ふたつの事件に関連があると知った右京と亘は、藤島の連行にショックを受ける美鈴（白川和子）という女性を見掛け、話を聞くことにした。藤島と美鈴は同じ人形劇の劇団にいる。もともとその劇団は大学時代のサークルが起源だ。サークル時代には梶原も入っていたが、家業の運送業を継ぐために社会人になる際に梶原は抜けていた。その大学に岡田もいた。さらに藤島は岡田と幼馴染だった。

美鈴はシングルマザーとして息子・健太を育てていた。藤島達と交流のあった喫茶店のマスターの話では健太は中学時代からぐれ始め、大人になってから傷害と詐欺で二度刑務所に入っていたのだという。そんな健太だったが、梶原と藤島は父親のように面倒をみていた。二度目の出所後、健太は心を入れ替えて、梶原の運転手をしていた。

梶原の携帯の履歴から、殺された日の連絡だけがショートメールだったことがわかった。そのメールを出したのは、梶原を殺した健太だった。梶原から突然、会社を辞めてくれと言われた健太は何でも直すからと懇願した。しかし、梶原は「岡田、許してくれ」といって、健太の首を絞めた。あまりのことに健太が反撃して、誤って殺してしまったのだ。梶原には健太が岡田に見えてしまっていた。健太は警察に連れていかれた。

50年前の事件について右京が藤島と美鈴に推理を話す。それは、岡田が美鈴を無理矢理レイプしてできた子が健太だということだ。美鈴が認めて話し始めた。他のセクトに追われていた岡田は人形劇サークルに助けを求めに来て、そこで美鈴をレイプした。それに怒った梶原が近くにあった鉄パイプで岡田を殴って殺してしまった。更に美鈴は妊娠してしまった。藤島と梶原が父親替わりをするということで美鈴は子供を産んだ。それが健太だ。美鈴は、「どこまで困らせるの」と嗚咽した。

■第9話あらすじ
特命係の右京（水谷豊）と亘（反町隆史）は、20年前に都内スーパーで起きた刺殺事件の押収品を返却するため、被害者の妻を訪ねる。その事件の犯人はまだ捕まっていない。被害者の妻は最近までチラシを配って情報を集めていたというが、そのさなか、「自分は被害者の生まれ変わりだ」と主張する、見知らぬ若い男・吉岡翼（今井悠貴）が現れた。吉岡は、被害者が搬送され、死亡したその日に同じ病院で生まれた。更に驚くことに“殺されたときの記憶”も残っているといっている。

前世の記憶を持っているということに興味を持った右京は、独自の検証を開始する。吉岡を連れて現場を訪れ、当時の捜査資料と彼の証言を照らし合わせる。事件関係者しか知らない情報を吉岡は知っていた。さらに、吉岡の脳裏に新たな記憶が蘇り…!?

テレビ朝日10月13日スタート「相棒 season20」。出演：水谷豊／反町隆史／森口瑤子／川原和久／山中崇史／篠原ゆき子／山西惇／浅利陽介／田中隆三／神保悟志／小野了／片桐竜次／杉本哲太／仲間由紀恵／石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇テレビ朝日「相棒 season20」番組公式サイト
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