放送も残すところ1か月を切ったNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」の撮影がこのほど、無事クランクアップした。その感動のフィナーレの様子がNHKの番組情報動画サイト「コレ見てMOVIE！」に配信されている。

最後の撮影となったのは、NHK大阪放送局のスタジオ。最後のOKの声が鳴り響き、くす玉が割られた瞬間、ヒロイン・波美役の倉科カナさんの目からは思わず涙が。「約10か月間ですけれど、朝ドラ・ヒロインとして、なぜかみんなを引っ張って行かなきゃと思いながら、でも、今思えばそんな気持ちなんてなくてよかったんだな、みんなに甘えてやっていけばもっと楽だったんだろうなと、最近になって反省しているんです」と、長期に及んだ撮影での気持ちの変化を語った。

気になるのは最終盤に向けてのストーリー展開だが…。編集部の解散を機にふるさとの町で働きはじめた波美は、夫･勝乃新とともに実家のお遍路宿「はまもと荘」で波美の両親と同居することに…。雑誌作りの夢をあきらめきれない波美だが、新たな夢を見いだし、ある決意を固める。

連続テレビ小説「ウェルかめ」がクランクアップ　NHK