マリコ（沢口靖子）と宇佐見裕也（風間トオル）が孤立した病院内で奇妙な殺害事件に遭遇、全国科捜研ドリームチームによる史上最強の科学捜査が始まる！テレビ朝日「科捜研の女 21」2022年1月13日（木）よる8時から放送の第9話あらすじとみどころと第8話ネタバレを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「科捜研の女21」は、沢口靖子演じる榊マリコと京都府警科学捜査研究所（科捜研）の面々が事件を科学で解決する現行連ドラ最多シリーズ記録を更新中の大人気科学捜査ミステリー。

12月16日に放送された第8話では、なんと最新鋭のAI（人工知能）に殺人疑惑が浮上する。最先端のAIの開発を手がける美貌の研究者でセンターの責任者・宮越優真（美村里江）が、自分が開発したAI“UMAⅡ”が自らの判断で、被害者を敵とみなし、殺害した可能性があると分析したのだ。

しかし結末は、AIが殺害したように見せかけた人間の手による犯行だったことが判明する。犯人は被害者に強い恨みを持つ人物で、優真に罪をなすりつけようと仕組んだのだ。

犯人が明らかになったときも、優真の冷徹な態度は崩れず、さらに「私ならもっとうまく殺せた」と完全犯罪を示唆するような言葉をマリコに投げかけた。この挑発的な態度と、多くの謎が解明されず取り残されていることから、まだ優真が関わる事件は終わっておらず、再登場するのでは？といった見方が強まっている。

今回は、科捜研メンバーが「負のインフルエンサー」が作り出すフェイクニュースや情報操作、そして「フィルターバブル」などのネット用語を丁寧に説明してくれた。先入観なく選んでいるつもりでも、人間の「認知バイアス」は、自分に都合のいい情報を選んでしまうこと。ネガティブなニュースほど伝わりやすく、自分とは違う考えの情報が目に入りずらくなる「フィルターバブルけ」に注意が必要なことがよく理解できた。


次回の第9話は年明け1月13日に2時間スペシャルで放送される。なんと容疑者は全国の科学捜査研究員たち！和歌山県の山中に新設される警察病院へ研修に訪れた近畿5府県の科捜研の研究員たちが、孤立した病院内で殺人事件に遭遇してしまう。

研修中に“遺体役”を演じていたはずの研究員が、気づかぬ間に絶命していたのだ。容疑者はその場に居合わせたマリコと宇佐見裕也（風間トオル）を含めた科学捜査のプロ10人。そんな異様な状況下で、マリコたちは協力して検視を開始するのだが、まもなく第２の殺人事件が起き、事態は予想外の方向に…。

なお、次週12月23日は午後8時より、スペシャルドラマ沢口靖子主演「お花のセンセイ2」が放送される。

■前回：第8話 ネタバレあらすじ
最新鋭のAI（人工知能）を研究する「京都AIセンター」のサーバールームで、ネットニュースの記者・高階浩也（野田晋市）の遺体が見つかり、榊マリコ（沢口靖子）たち科捜研が出動した。火災通報があったため消防が急行して遺体を発見したのだが、火事の痕跡は現場にも遺体にもまったくなく、検視の結果、死因は二酸化炭素中毒と判明する。サーバールームには、二酸化炭素を放出して鎮火する二酸化炭素消火装置が設置されていた。

京都AIセンターのラボ責任者・宮越優真（美村里江）によると、センターのセキュリティーはすべて、彼女が開発したAI“UMAⅡ（ユマ・ツー）”が司っているという。優真は、UMAⅡのように優れたAIは人間と同等の判断力を有し、常に最善の選択を行うと自信満々。UMAⅡはラボへの貢献度や友好度を判断して訪問者の入館を許可しているとも話し、職員でもない高階が深夜、サーバールームに侵入できたのも、UMAⅡが高階のことを好意的な記事を発信してくれる存在として認識し、入館を許したのではないかと分析する。

二酸化炭素消火装置が作動したのは、感知センサーの設定が41.2度に設定されたうえに、夜中の1時から4時まで空調を止めることが設定されていたためだった。空調が止まれば、稼働中のサーバーの熱でたちまちサーバールームは40度を超えてしまう。変更後のログしか残っていないため、だれが変更したのかは不明だった。AIが自らの判断でログを変更したのだとしたら…。

自分が開発したAI“UMAⅡ（ユマ・ツー）”に絶対的な自信を持ち、人間と同等の判断力があると断言する宮越は、“UMAⅡ”が自らの判断で、被害者を敵とみなし、殺害した可能性があると冷徹な態度で分析する。

マルコは同じ科学者として、たとえ、AIが起こした殺人だとしても、現場には証拠が残っているはずと、サーバールームを再度調べることに。すると、扉下に何かを置いておいた形跡を見つける。

被害者の高階の勤め先をたずねたマリコと土門（内藤剛志）は、高階の得意分野がフェイクニュースや情報操作に関することで、“AI”について調べているのを同僚が不審に思っていたことを知る。また、高階が狭い会議室に入りたがらず、リモートで参加するほどの閉所恐怖症だったことを知り、ゴミ箱からモバイルバッテリーの空箱をみつける。

高階がサーバールームに侵入したとき、モバイルバッテリーをストッパー替わりに利用していたのだが、誰かがそのモバイルバッテリーを動かしてオートロックがかかるようにしたのだ。

蒲原（石井一彰）の調べで、高階の記事が原因で自殺した男性がいたことが判明する。無関係の事件の犯人と断定され、個人情報を明かされて自殺に追い込まれた男性の名前を確認したマリコたちは驚く。

翌日、優真のロッカーからモバイルバッテリーが見つかる。真偽を問うマリコたちに、優真は前日の防犯カメラ映像を見せて、自分のロッカーに証拠の品を置いたのが、同僚で元主任の中垣（近江谷太朗）だということを示して見せる。

中垣は、自分の息子を自殺に追いやった高階への復讐と、自分の研究だけに研究費を使う優真を陥れるために今回の計画を目論んだのだった。

“UMAⅡ”が握っていた防犯カメラ映像が決定的な証拠となり、中垣は逮捕された。マリコは、今日の捜索で中垣の罪を暴くことに成功したことの礼を言い「あらぬ疑いをかけてすみませんでした」と優真に頭を下げた。優真は「私なら、もっとうまく、本当に指一本動かさず、殺せたのに」と不敵な笑みを浮かべてみせた。

■次回：第9話 あらすじ
榊マリコ（沢口靖子）と宇佐見裕也（風間トオル）は、和歌山県の山中に新設された警察病院を訪れていた。開業前のその病院で、近畿5府県の科捜研から法医と化学の担当研究員を各1名ずつ集めて研修が行われることになったためだった。

ところが、研修開始直前に大雨で土砂崩れが発生して、道路が寸断。宇佐見や兵庫県警・科捜研の堀日菜子（小島梨里杏）ら化学研究員たちは科警研から派遣された講師のもと順調に研修を開始する。マリコら法医研究員5人は、講師の到着が遅れたため、自分たちだけで研修を進めることに。さっそく大阪府警科捜研の牧英子（寒川綾奈）が遺体役となり実習をはじめるが、英子の身体に触れたマリコは異変を察知。遺体役を演じているわずか20分の間に、英子は本当の遺体になってしまったのだ。不可解な事態に一同はがく然。しかも、土砂崩れの影響で検視官も捜査員も臨場できない。

ウェブ通話でつないだ和歌山県警捜査員・峰岸賢（松澤一之）からは「室内にいた全員が容疑者だ」と制止されるが、マリコは一刻も早い検視の必要があると訴え、講師を監視役につける条件で検視の許可をもらうことに成功する。各府県の科捜研研究員9人が協力して検視、鑑定を開始。医師免許を持つ奈良県警科捜研の椎名美幸（宮本真希）の執刀で解剖も行うが、その結果、導きだされたのは衝撃の死因だった。不穏な空気が漂う中、新たに事件関係者が不審な死を遂げる事態も発生。第2の事件現場を調べた京都府警の鑑識員は意外な事実をマリコに告げるが…！？
　
テレビ朝日「科捜研の女 21」は2021年10月14日より毎週木曜日よる8時スタート。出演：沢口靖子、内藤剛志　若村麻由美　風間トオル　川野快晴　斉藤暁　渡部秀　山本ひかる　金田明夫　西田健　石井一彰／ゲスト出演：小島梨里杏　寒川綾奈　松澤一之 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇テレビ朝日「科捜研の女 21」番組公式サイト
◇テレビ朝日「科捜研の女」番組公式Twitter　 @kasouken_women

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