あざやかな逆転劇！国民の声を聴く郷原総理（利重剛）人気急上昇！カンテレ、フジテレビの月10ドラマ綾野剛主演「アバランチ」2021年12月20日（月）よる10時に放送された最終回 第10話のネタバレあらすじとみどころを紹介、最新話はカンテレドーガとTverで、FOD、U-NEXTでは、第1話から最終話まで全話配信中。

「アバランチ」は、謎に包まれた集団・アバランチの過激かつ痛快な活躍を描き、令和ニッポンで暮らす人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク（悪漢）・エンターテインメント。気になる視聴率は、第1話から10.3％、9.3％、8.9％、8.3％、8.3％、8.5％、7.7％、9.1％、7.6％、と推移し、最終話は8.2％を記録した。Twitterでは最終話の考察コメントが相次ぎ「#ｱﾊﾞﾗﾝﾁ」は放送終了後も明け方までトレンド入りする盛り上がりを見せた。



12月20日に放送された最終回で、国民一人一人の小さな正義が大きな「雪崩」となって、「アバランチ＝テロリスト」という偽の図式を覆し、大山内閣官房副長官を退任に追い込むことができた。西城と遠山の活躍は言うまでもなく、爆破から多くの人々を救った打本の行動が明らかにされたことで世論が大きく動き、さらに打本が生前に用意していた録画装置と起爆装置によって、アバランチは体制を立て直し、最終的に「聴く耳を持った」総理の英断で大山を追い込むことができたのだった。

前回、互いの正義の食い違いから、羽生は銃弾に倒れたが、元より羽生の命を奪うつもりのなかった藤田は、巧妙に急所を外していた。仲間を犠牲にしたことを悔いていたのは、藤田も同じだった。大山の手の内から逃れられないと感じ、羽生や山守を守るためにも「極東リサーチ」に身を潜めていたのだろう。二度も大山に羽生殺害を命じられたにも関わらず、実行しなかった。そして、藤田は姿を消す。

桐島は国際部のトップとして動き出し、山守は内閣調査室へ戻っていった。西城は警察内部で戦っていくことを決め、捜査一課に。遠山記者は「アバランチ」の全体像をつかむために、彼らにインタビューを重ねている。「自分が動いても何も変わらない。些細な日常を守りたい、そういう人たちが行動を起こした結果、行動することで救われる誰かがいる」ということを感じて欲しいと彼らは語る。リサは穏やかに日常を取り戻し、牧原は姉の意志を継ぐために海外へ行く様子をみせてた。

羽生は何者なのかと問う遠山に、山守は「羽生は何者でもない。わたしたちと同じ」と答える、そして「かならず帰ってくると思います。だって、彼の役目はまだ終わっていませんから」と答えた。

大山の「ここはひとまず引く」という、まだ何か余力を残した敗北宣言も気になるし、山守の言う羽生の役目が何かも明かされていない。何より、ここまで盛り上がってきたのに、もう最終回とは早すぎる。まだ何か大きな隠し玉があるのではないか？羽生と藤田が消えたのにも、大きな理由があるのではないかと、続編、映画化、「シーズン2」を希望する声が高まっている。

また、12月17日に最終回を迎えた「最愛」（TBS）で加瀬賢一郎が姿を消した中「あの商業施設で爆弾処理に来てた羽生と出逢ってアバランチ入りした番犬加瀬」と加瀬役の井浦新がツイート。さらに「加瀬の新しい目標は世直しかぁ。局を超えたそんな世界線を最愛最終回後とアバランチ最終回前の狭間で妄想する昼下がり」と投稿したことに対し、綾野がインスタグラムに「加瀬さん　貴方の最愛に適う人は世界中どこにもいません　すべてを凌駕するその深い愛　アバランチ共々　全力で受け止めさせて頂きました　我々も最期の戦いへ向かいます　愛をもって」と投稿。こんな、やりとりから“加瀬のアバランチ入り”を期待する声にSNSが湧いた。

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■前回：最終回 第10話「尊厳」ネタバレあらすじ
藤田（駿河太郎）は山守（木村佳乃）ではなく、羽生（綾野剛）の前に現れた。
3年前の偽装テロ事件現場で再会を果たした2人は、喜びもつかの間、互いが信じる“正義”の食い違いを思い知る。羽生は自らの直感で大山（渡部篤郎）側にはつかないと宣言。藤田は、「3年前、俺も含めて全員死んでいれば、お前と敵にならずに済んだのにな」とつぶやき、非情にも羽生に向けて銃弾を放った。

3年前、藤田は大山に呼ばれ、警察官の犠牲者を伴う偽装爆破テロを決行することを告げられていた。「部下が敵陣に向かうのを見守ればいい」という大山の策を一度は断った藤田だったが…九死に一生を得た後、犠牲となった4人の命を償うことを大義として、日本版CIA成立のために「極東リサーチ」で暗躍していた。

藤田は「世の中にはどうあがいても変わらないものがある。もうあきらめろ」と、説き伏せようとするが、羽生は「自分だけで背負おうとしていません？自分だけが犠牲になれば、俺や山守さんをかばえると思っていません？もうひけねえなんて思ってるんだったら、まだ間に合いますよ…」と反論する。藤田は二発目を外すと、もう二度と自分の前に姿を見せないようにと告げる。羽生は目覚ませと声をかけるが、藤田はそのまま去っていった。

一方、西城（福士蒼汰）は週刊誌記者の遠山（田島亮）と共に調べ上げた証拠を手に、父・尚也（飯田基祐）の元を訪れていた。西城は父に自分がアバランチのメンバーだと打ち明け、武器を横流しすることが正義なのかと問う。そして、大切な仲間が死んだこと、その人がいなかったら、民間人も自分も死んでいたかもしれなかったことを話し、「このまま闇に埋もれるなら、公にするしかない。どうするかは、父さんが決めて」と最終判断を父に任せる。

牧原（千葉雄大）とリナ（高橋メアリージュン）が羽生を助けに廃墟ビルに駆けつけ、傷の手当のために隠れ家に戻る。

警察内部で羽生からの連絡をまっていた山守たちのもとを大山が訪れると、全員の処分を決めたといい、桐島は国際部のトップに、山守は内閣調査室に、西城も捜査一課に戻すという。そこに羽生が撃たれたという連絡が入り、山守にセーフハウスで待っていると伝えられた。山守は大山の申し出を受け入れ、全員かならず出頭させるので、命だけは助けてくれるようにと頼む。

そして、山守と西城がセーフティーハウスにやってくる。まだ打つ手はある総理に会いたいという羽生を、山守はここまでだと制する。西城は遠山記者と連携をとっていることを明かし、父の不正を暴露する用意が整っていることを伝える。しかし山守は全員自首するほか、生き残る術はないと告げる。それでも、羽生と牧原、そしてリサは出頭するつもりはないと山守に伝える。

山守はセーフティーハウスにやってきた極東リサーチのメンバーに交渉が決裂したことを伝え、命だけは助けて欲しいと後を任せる。極東リサーチを待ち受けていた羽生達は、時限装置を使い乱闘の末逃げおおせる。

山守は大山側についたことを表明し、羽生が総理に会いたいと話していたことを告げる。藤田が大山に呼ばれ、どうして羽生を処分しなかったのかと訊ねられ、羽生は危険分子だから、総理暗殺を目論むなら射殺もやむを得ないのでは促される。

羽生は講演後に移動中の郷原総理（利重剛）の元に姿を表し、投降する様子をみせながら近づくが、スナイパーに狙い撃ちされる。そのころ、牧原とリサも警察署へ出頭していた。アバランチは逮捕された。対テロ法案もうまくいきそうだと大山は満足そうに語り、山守に感謝を口にする。山守は「ここからが雪崩のはじまりです」と微笑む。

そんな中、西城の父が、押収された武器を極東リサーチに横流しするよう指示していたことを公表する。さらに、打本が爆弾を抱えて、人々に避難を呼びかけている様子がネット上に拡散され、アバランチはテロリストではないという認識が広まっていく。

遠山は、今が勝負だと編集長に働きかけ、週刊誌に「アバランチ驚愕の真相」の記事が掲載される。ネット上もテレビの報道も、そして世論もアバランチが正義だという声が強まり…。

その直後、大山に内閣官房副長官の更迭がニュースに流れる。真偽を問いに大山が総理の元を訪れると、総理は羽生から偽装テロの事もすべて聞いたのだと話す。「国民の話を聞くのが総理の仕事だからね。国民は彼らを信じようとしている。そして、私も同じ。総理は国民の声なんて聞かないもんだと思ってた？大山さん、やりすぎちゃったね」

大山は自分がアバランチに敗北したことを悟る。山守はわざと寝返ったふりをしていたのだ。アバランチは、自分たちが出頭して注目を集めた段階で、大山の悪事をメディアに公表し、そのあとは国民と総理が動くことに賭けていたのだ。

「国民を信じていなかった。私の負けだ。ここはひとまず引くとするよ。羽生くんにもよろしくな」と大山は静かに去って行った。

数週間後、病院から羽生の姿が消えていた。羽生が何処にいるかは誰もわからない。山守は「必ず帰ってくると思います。だって、彼の役目はまだ終わっていませんから…」と語る。


フジテレビ/カンテレ「アバランチ」は2021年10月18日より毎週月曜日よる10時スタート。主題歌：UVERworld、「AVALANCHE」、「EN」 ／出演：綾野剛、木村佳乃、山中崇、駿河太郎、福士蒼汰、千葉雄大、高橋メアリージュン、田島亮、田中要次、利重剛、堀田茜、渡部篤郎、品川徹　ほか。Twitter公式アカウントは「@avalanche_kt」、PR動画は番組公式サイトにて公開中。

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