NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編はミュージカルのような明るいスタート!第8週ネタバレと第9週予告動画

2021年12月24日09時00分ドラマ
@NHK

雉真家を出たるい(深津絵里)は大阪のクリーニング店を営む夫婦(村田雄浩、濱田マリ)の元で新しい人生を始めた!NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第9週「1962」(12月27日~12月28日)のあらすじと見どころをご紹介!2か月間の総集編は12月29日(水)あさ8時から放送される!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母・母・娘、3世代ヒロインに小さな奇跡がおとずれるオリジナルストーリー「カムカムエヴリバディ」、12月20日から第8週が放送された。安子(上白石萌音)編が終わり、るい(深津絵里)へと切り替わった。



通常の朝ドラであれば、最終週に向けて幸せな展開に向ってゆくが、「カムカムエヴリバディ」はそうならなかった。安子編の終わりに向けて、第8週の月曜、火曜と安子に試練ばかり訪れる展開となり、心配する視聴者が多かった。そして、安子編の最終日、水曜の第38話は朝ドラヒロイン史上、最といっていいほど悲しみの中での終わりとなった。

勇(村上虹郎)からのプロポーズを受け入れないと雉真家にはいられない。雉真家を出ることはるいとの別れを意味する。それでも、安子は家を出ることにした。当然、るいの理解は得られない。さらに、安子を襲う不幸は続く。兄である算太(濱田岳)が安子がおはぎを売ってコツコツ貯めたお金を持って失踪してしまう。信頼があったが故に裏切られた安子の心は痛い。失踪した兄を探しに行った先で、過労のために倒れてしまう。助けてくれたロバート(村雨辰剛)からのプロポーズがあるものの、その現場をるいに見られてしまう。そして、勘違いしたるいは安子に「I hate you」(大嫌い)と言ってしまい安子が悲しみに打ちひしがれる。娘から絶縁状を叩きつけられて安子はアメリカに逃げるように旅立った。

第36話、37話では勇の行動にもスポットがあたった。幼いころから安子のことが好きだった勇だが、一回は兄のためにその思いを断ち切り、やっとプロポーズすると、しかし安子はよりによってロバートに思い切りの笑顔を見せている。そんな気持ちから家政婦の雪衣(岡田結実)と一夜を共にしてしまう。このことが算太の心を傷つけ、結果、安子の不幸へとつながっていった。

一転して、第39話からはるい編がスタートした。18歳のるいの明るい笑顔が見れた。深津絵里が演じるが、その透明な美しさは素晴らしいと評判になっている。岡山を出て大阪に向かったるいはその華やかな都会で、新しい服を買うことになるが、そのシーンはミュージカルのような明るさだった。クリーニング店の明るい夫婦(村田雄浩、濱田マリ)の元で生活を始める。番組公式サイトも「るい編」に模様替えされた。追加キャストとして、風間俊介、佐々木希の出演も発表された。

2021年の年末は28日(火)までが通常放送となり、29日(水)には総集編が放送される。年明けは1月3日(月)からの放送となる。

【第8週(2021/12/20-12/24)ネタバレあらすじ】
勇(村上虹郎)に気持ちを伝えられた安子(上白石萌音)は、すぐにはその返事ができずにいた。兄の算太(濱田岳)と一緒に生まれ育った「たちばな」のような和菓子屋さんを作ろうと、おはぎを売りながら少しずつお金をためてきた安子は「たちばな」の店ができたらそこで算太とるいと3人で暮らしたいと思っていた。。

るいとの幸せな未来を願いながら悩んでいたある日、英語の教材作りのためにロバート(村雨辰剛)と一緒にいたところを勇に目撃されてしまった。その直前、ロバートは安子に「あなたには感服です。すばらしい女性だ」といって花を渡し、安子はいつになくうれしい顔をしていた。そんなところをみた勇は、よりによってアメリカ人に心を許していることが許せない。そして、安子の心が自分にではなくロバートに向いていることを悟り、家に帰ることができず、飲み屋で暴れてしまった。

雉真家を出るという決意を固めた安子だったが、千吉(段田安則)は安子が出ることは受け入れたものの、るいを連れていくことは許さない。「るいの額の傷を治すには莫(ばく)大な金がかかり、それは雉真繊維の力が無ければ不可能。雉真の子として育てられるのがるいにとって一番幸せなことなのだ」という千吉の言葉に安子はなにも言い返せない。るいに別れの時が近づいていることを話したが、るいは納得できず、悲しむばかりだった。

勇が喧嘩して戻ったところ、雪衣(岡田結実)が怪我の治療をする。雪衣の腕をとり、引き寄せる勇。翌朝、算太が起きて部屋を出たところで、勇の部屋から出てくる雪衣を見てしまった。その前日、雪衣に一緒になってほしいと頼んでいた算太は大きな衝撃を受ける。たちばな再建のために安子から預かった通帳をもって信用金庫に向かうはずが、失踪してしまう。

安子は、失踪した算太を探して大阪の街を何日も歩き回り続けたが、消息はつかめない。安子は疲労困憊(ぱい)し、雨の中に倒れこんでしまった。目を覚ますと、そばにいたのはロバート(村雨辰剛)だった。その日がるいの入学式だと気が付いた安子は岡山に帰ろうとするが、高熱のためロバートが止めた。そして、ロバートは安子にプロポーズして、アメリカに行こうと話す。その現場をるいが見ていた。るいは、入学式の日、誰にも言わずに岡山から大阪に母に会いに来ていたのだ。その二人の姿をみたるいは深く傷ついてしまった。そして、昔、雪衣に言われた「雉真家に返しに来た」という言葉思い出して、母に捨てられたのだと思ってしまった。

岡山に急いで戻った安子はるいの元へ向かうが、るいから「I hate you」(大嫌い)と言われて拒絶される。傷心の安子は迎えに来たロバートに一緒にアメリカに連れて行ってくれと頼んでしまった。

千吉は病に倒れ、その一生を閉じた。葬儀を終えると、るい(深津絵里)は、雉真家を出て一人で生活を始めたいと勇に話、岡山を離れることにした。向かったのは大都会・大阪だ。見たこともないほど華やかな建物や街の人々の様子を見て、胸をときめかせるるいだったが、道でぶつかりそうになった自転車をよけたところ、仕事の面接のためにせっかく新調したワンピースを汚してしまう。責任を感じた自転車の持ち主・竹村平助(村田雄浩)は、経営するクリーニング店にるいを連れていき、服を貸してくれて、その間、新しい服を洗っておくという。

ホテルの仕事の面接がうまくいかなかったるいは、荷物を預かってくれたクリーニング店に戻り、事情を話した。話を聞いてくれた店主の平助と妻の和子(濱田マリ)の提案にのって、るいは店に住み込みで働くことになった。和子からクリーニングの仕事を一つ一つ丁寧に教えてもらうるい。ある日、店番を任されたのだが、そこにちょっと変わったお客さん(オダギリジョー)が訪れた。お客さんから「住所と名前」は確実に聞くように言われていたるいだが、あまりに大量の洗濯物を頼んでゆく客に圧倒されて、聞き忘れてしまう。客の目印に縫い付ける印は仕方なく「宇宙人」としてしまった。



【第9週(2021/12/20-12/24)あらすじ】
■第41話(月)
クリーニング屋での仕事が性に合ったるい(深津絵里)。時々やってくるちょっと変わったお客さん(オダギリジョー)の正体はつかめぬままだったが、仕事にもだんだんと慣れていった。そんなある日、るいが一人で店番をしていると、田中(徳井優)という強面の男が店にやってきて、預けた服に穴が空いていたとクレームをつけてきた。弁償だけじゃなく慰謝料を払えと迫られ、困ったるいだったが…

■第42話(火)
るい(深津絵里)は、時々クリーニング店にやってくる片桐(風間俊介(風間俊介)という男に恋心を抱いていた。ある日、弁護士の卵だという片桐から映画に誘われたるい。生まれて初めてのデートに心が沸き立つ。一緒に暮らす和子(濱田マリ)と平助(村田雄浩)に温かく送り出され、片桐とのデートを楽しむるいだったが…。その後るいは、店を訪れていたちょっと変わったお客さん(オダギリジョー)の正体を知ることになる。

【脚本】藤本有紀
【出演】深津絵里,村田雄浩,濱田マリ,オダギリジョー,風間俊介,早乙女太一,徳井優 他
【語り】城田優
公式Twitterアカウント「@ asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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