「相棒20」冠城亘(反町隆史)が右京(水谷豊)の相棒も後3か月!新春SP第11話ネタバレと第12話予告動画

2022年01月02日11時34分ドラマ
@テレビ東京

お宝さがしの現場から発掘されるのは、もしかして、遺体?!右京(水谷豊)と亘(反町隆史)のお宝さがしが始まる!2022年1月12日(水)よる8時からは劇場版第1作『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』を放送!2022年1月19日(水)よる9時からテレビ朝日「相棒season20」第12話「お宝さがし」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がどこにも属さないことを活かして活躍する「相棒season20」の第11話が新春SPとして1月1日に2時間15分の拡大SPで放送された。第11話は、今シーズンで右京(水谷豊)の相棒卒業を発表している鏑木亘役の反町隆史が元旦に見れるのもラストということでも注目を集めた。事件はもちろん、その後ろに見える、いろいろな社会問題も描かれた。貧富の差、経済最優先とする代議士、なにか問題があるとすべて秘書のせいにしてしまう代議士など、「相棒」にはよく取り扱われるテーマではあるが、その時々の世相を反映した内容となった。

新春SPとして、冠城亘の姉・由梨(飯島直子)が登場した。ピアノ講師として働く一方、教会のボランティアとして活動している。亘のことを「わーくん」と呼び、その実家は「猫足」家具だらけのお金持ちだということがわかる。卒業を前に、亘の人となりが描かれている。現在、次の「相棒」は誰になるのかということも話題だが、亘のラストはいったいどんな形になるのかというのも注目されている。現在、殉職で卒業した相棒がいないため、殉職ではないかという推測もネットを騒がせている。後、3か月、亘にどんなラストが待っているのか?

新春SPのゲストとして、亘の姉役の飯島直子、記憶喪失にされた最高裁判事役のイッセー尾形、悪徳代議士として片岡孝太郎が登場した。くせの多い役が得意で、視聴者の注目を必ず集めるイッセー尾形の演技には水谷豊、反町隆史も「くすっ」となる瞬間が多かったという。記憶を亡くした状態で、ざるそばを食べるシーンなども視聴者も思わず「くすっ」となってしまった。

そして、新春の12日には、劇場版の第一作となる『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』が放送され、寺脇康文が相棒時代の映像がテレビで流れる。1月19日には第12話の「お宝探し」が放送される。シーズン19あたりから、右京と亘のコスプレ姿も多くみられるが、今回は、お宝発掘のためのつなぎ姿が披露される。新年となり残り三ヵ月で反町隆史の姿が見られなくなるカウントダウンがスタートした。

■前回:第11話ネタバレあらすじ
甲斐峯秋(石坂浩二)と右京(水谷豊)が出かけたレストランで、与党政調会長の袴田(片岡孝太郎)と経済界の重鎮が会合を開いていた。個室のテーブルには、2人だけだったが、皿はもう一人分用意されていたのを、細かなことが気になって仕方ない右京はしっかりと見ていた。同じ夜、落としたスマホを探していた少年・早瀬新(西山蓮都)と峰岸聡(川口和空)が、公園にスマホを探しに行くと、大人同士が言い争う姿を目撃して、聡のスマホに動画をとった。それに気づいた男に、落ちていた新のスマホを持ち去ってしまう。

新は聡のスマホでとった動画を知り合いのシステムエンジニアのマメちゃんこと遠藤佑人(尾上寛之)に解析を頼んだ。新はそれをどうこうしようとするのではなく、それをきっかけに自分のスマホを探したいのだ。マメちゃんが動画をみるとそこには衝撃的な映像が入っていた。

翌日、当番勤務にあたっていた亘(反町隆史)は、ある女性から呼び出しを受ける。同じく当番だった右京に、「紹介したい人がいる」と言い、連れ出した先は教会で、亘が紹介したかったのは、姉・由梨(飯島直子)だった。ピアノ教師をしながら教会でボランティアをしているという由梨は男性(イッセー尾形)を保護した。しかし、男性は記憶がないため、身元を調べてほしいと依頼してきた。しかし、本人が“湊健雄”と名乗っている以外、手掛かりはなし。唯一、大手鉄道会社の駅売店の名前が記憶に残っているらしい。その名前は「デイリーハピネス」という名前だった。

そんな中、右京と亘は、湊を最初に見つけた2人の少年から当時の状況を分かりやすく説明してもらう。しかし、何かを隠している様子だ。スマホを亡くしたらしいのだが、それを隠している。二人が見つけた後、教会に出入りしている福田浩介(千葉哲也)が教会に連れて行ったのだった。

更に身元調査の糸口を求めて、「デイリーハピネス」の本社を訪れた右京と亘は、同社が非正規雇用の賃金問題で紛争を抱えていることを知るが、湊に関する情報は得られなかった。

“湊健雄”という名前を聞いた角田(山西惇)はどこかで聞いたことがあると右京達に話すが、組織対策課が相手にするようなタイプには見えないと右京は思う。そのころ、祖母と二人暮らしの新は怪我をして入院している祖母のことが気になって仕方ない。湊に頼んで親戚のふりをして医者から状況を聞く。新の心配をよそに足の骨折だけだった。病室に祖母を見舞った新と湊。湊と祖母は話があい、新はそれを嬉しそうに眺めていた。新の両親は新が幼い頃に離婚し、新は母、祖母と暮らしてきたが、母も病気でなくなり、祖母を貧しい生活を送っていた。友達の聡の母は息子が新と遊ぶことを禁止していた。

新のスマホを取っていったのは、袴田(片岡孝太郎)代議士の秘書の結城宏(弓削智久)だった。実は、その前に男性ともめて男性が倒れてしまい、死んだと思った。袴田を現場に呼んだのだが、男性がいなくなっていたのだ。その男性こそが“湊健雄”と名乗る男性だった。マメちゃんは1,000万円を脅し取ろうと、結城に電話をかけていた。結城は袴田に相談したが、その指示はマメちゃんを殺すことだった。マメちゃんの遺体が発見されたが、近くに落ちていたメモリーは焼けていて内容は確認できなかった。

聡がなにか問題にかかわるのをさけるために、動画をとったのは新のスマホということにしようと新は聡に話した。そしてマメちゃんの家に向かうが、そこには伊丹(川原和久)たちが来ていた。右京はすぐにはマメちゃんが殺されたことを話そうとはしなかったが、新たちは察していた。新は人生をあきらめているようで、亘に世の中の不公平を嘆くが、それさえも自己責任だという。亘は自分も幼いころに同じような経験をしていた。そのことを思い出していた。

そのころ、角田は“湊健雄”について思い出したという。その写真を右京に送ると、それは福田の若いころの姿だった。福田を問い詰めると、公園で男性が倒れていて、服や靴もいいものをつけていた。奪う目的で脱がせていると、偶然、足のサイズが一緒だったので、革靴と自分の古いスニーカーを交換した。そこで男性が目を覚ましたが、記憶がなかったので“湊健雄”と思い込ませ、教会に連れて行った。実は、その男性は最高裁判事の若槻だった。若槻の保護を優先したが、その前に勇気が若槻を先にさらっていた。さらに結城は新も連れ去っていた。その姿を聡がみていた。

すべてのことを考えて、袴田を逮捕するために、右京は内村刑事部長(片桐竜次)に直訴する。袴田が「デイリーハピネス」裁判を経営者たちに有利なように判決してもらえるように若槻をレストランに呼び出していた。それを拒否した若槻ともめた結城が謝って怪我をさせてしまった。そのことをマメちゃんに知られ、結城に指示してマメちゃんを殺した。今、若槻と新を人質にとった結城が自暴自棄になっているのだ。袴田に結城を説得させるように仕向けることで、袴田を追い詰めた。袴田は自分の発言さえ否定しようとしたが、すべての会話は録音されていた。袴田は捕まり、新や若槻は助かった。

■第12話あらすじ
元刑事の安岡(小宮孝泰)が、自宅で撲殺されているのが発見され、刑事時代に逆恨みされた可能性を含めて捜査が始めった。しかし、特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、安岡が埋蔵金探しの動画をサイトに投稿していたことに注目する。

手掛かりを求めてお宝の発掘現場の赤城山を訪れた右京は、宝探し仲間である新井(山本龍二)と接触して、作業を手伝うという名目で周辺を探り始める。いっぽう、東京に残って背後関係を調べていた亘は、安岡と新井が発掘していた現場は、すでに不動産会社を営む東堂(目黒祐樹)という男が、探し回った場所だという。さらに、安岡が警備員として働いていたのは、東堂の会社だったことが判明する。

しかし、東堂に確かめると、「面識はなかった」と語る。不可解な繋がりに疑念を抱いた亘が、さらに調べると、東堂の長男の妻が3年前に行方不明になっていて、その直後に突然、東堂が発掘中止の指示を出していたことが分かる。

テレビ朝日10月13日スタート「相棒 season20」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/篠原ゆき子/山西惇/浅利陽介/田中隆三/神保悟志/小野了/片桐竜次/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒 season20」番組公式サイト
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