北京五輪開催記念！ジャマイカから冬季オリンピックを目指した実話を基に描いた傑作コメディー映画『クール・ランニング』を2月11日（金、夜10時～11時54分）の日本テレビ金曜ロードショーにて放送！予告動画は番組公式サイトにて公開中、最新作の予告は公式ホームページにて公開中だ。



冬季北京オリンピックで熱戦が繰り広げられているこの冬、11日の金曜ロードショーでは、ジャマイカのボブスレーチームの実話をもとにした名作『クール・ランニング』（1993年）を放送する！常夏の国から冬の五輪に初参戦す男たちの奮闘を描いた本作は、雪も氷もない国で、ウィンタースポーツのボブスレーの練習に打ち込む姿をユーモアたっぷりに描き、1993年に公開されると世界中で大ヒットを記録し多くの人を魅了した傑作だ。

物語は、陸上競技オリンピック予選で挫折したアスリート青年、デリースが、オリンピックへの夢を諦めきれず、ボブスレーで冬季オリンピック出場を目指そうと決意するところからスタートする。彼は酒浸りのアメリカ人で元ボブスレー選手のアーブにコーチを依頼。そして仲間を集めてボブスレーチームを結成する。しかし、そもそもボブスレーという競技をよく知らない彼らの前には多くの高い壁が立ちはだかるのだ。しかも団結力もイマイチな彼ら。こんな様子で本当にオリンピックに行けるのか？と序盤はドキドキハラハラさせるところが見どころのひとつとなっている。

また、彼らの魅力は、様々な障害にも持ち前の明るさで切り抜けていくところだろう。雪の代わりに草原の斜面で練習を重ね、寒さ対策で冷蔵庫に入り、お風呂でボブスレーのイメトレをして試行錯誤を繰り返す。そんなユニークな練習方法で前向きに突き進む彼らだが、オリンピック会場で待ち受けていたのは周囲の嘲笑と恐ろしく早い本物のボブスレーだった。しかしそこは陽気で明るいジャマイカンたち。クライマックスでは自分たちのスタイルを貫きラップを口ずさみながらの登場と、“クール・ランニング！”と叫んでラストランに挑む姿は胸アツ必至だ。

そんな映画のモデルとなっているのが、1988年のカルガリー冬季オリンピックに初出場したジャマイカのボブスレーチーム。陸上の短距離走の選手で構成されたチームは、2人乗りが30位、4人乗りが棄権となり、成績は振るわなかった。しかし、映画のヒットで国の資金援助を得たチームは、その後5大会連続出場。それ以降は出場が遠のいたものの、なんと現在開催中の冬季北京オリンピックに、ジャマイカのボブスレーチームが24年ぶりに参戦！ネットでは「彼らが戻って来た！」と話題を呼んでいる。実話が基とはいえフィクションに加え、登場人物は全て架空。だが、コロナ禍で練習に苦戦したというジャマイカボブスレーチーム。熱い闘いが予想される本戦を前に、実話をもとにした心温まる傑作コメディー『クール・ランニング』で寒さを吹き飛ばしたい。
⇒【北京オリンピック ライブ・放送予定】

■あらすじ
ジャマイカの陸上選手、デリース（リオン）はオリンピック出場を目指して努力を重ねてきたが、試合中のアクシデントでほぼ確実と言われていたオリンピック出場の切符を逃してしまう。オリンピックの夢を諦めきれないデリースは、偶然目にしたボブスレーの写真を見て、冬季オリンピック出場を決意する。

しかも、写真に写っていたアメリカ人のメダリスト、アーブ（ジョン・キャンディ）がジャマイカにいることを知ったデリースは彼を訪ねる。しかし酒浸りのアーブからコーチの依頼を断られてしまう。初めは乗り気でなかったアーブだが、デリースの身体能力の高さを知りコーチを引き受けることに。

デリースは親友で、手押し車レースで優勝したサンカ（ダグ・E・ダグ）に加え、ジュニアとユルを仲間に引き入れることに成功。しかし、ジャマイカにはボブスレー用のソリも雪もないため、4人は知恵と工夫を重ねて練習をスタートさせるが、オリンピックへの道は困難ばかり。羽陽曲折を経て、難航していたオリンピックへの資金も集まり、一行は冬季オリンピックが開催されるカナダのカルガリーへ。想像以上の寒さに耐えながら中古のボブスレーで練習を始める4人だが・・・。

■キャスト
デリース・バノック：リオン（松本保典）
サンカ・コフィ：ダグ・E・ダグ（島田敏）
ジュニア：ロール・D・ルイス（中村雄一）
ユル・ブレナー：マリク・ヨバ（荒川太郎）
アービング（アーブ）：ジョン・キャンディ（樋浦勉）

■スタッフ
監督：ジョン・タートルトーブ
脚本：リン・シーファート／トミー・スワードロー／マイケル・ゴールドバーグ
ストーリー：リン・シーファート／マイケル・リッチー
製作総指揮：クリストファー・メレダンドリ／スーザン・B・ランドー

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