2022年2月10日、男子シングル、羽生結弦が史上初の4回転半に挑戦し転倒！ネイサン・チェンが圧倒的な力を見せて平昌オリンピックの雪辱を果たす！鍵山優真が銀メダル、宇野昌磨が銅メダル！2月12日（土）からはアイスダンスが始まる！NHKオリンピックサイト、JOC公式サイト、IOC公式サイトには関連動画が公開されている。

中国北京の首都体育館で2022年2月10日（木）フィギュア男子シングルのフリースケーティングが行われ、順位が確定した。ショートプログラムからの巻き返しをはかった羽生結弦が4位、史上最強難度のプログラムに挑戦した宇野昌磨が3位、初出場ながら強心臓を見せつけた鍵山優真が2位、世界王者・ネイサン・チェンが脅威の332.60点をたたき出し、金メダルとなった。



順位もさることながら、世界中の注目を集めたといっても過言でないのが、羽生結弦が史上初の4回転半ジャンパーになれるか？ということだった。普段は放送されない公式練習も各局がこぞって放送し、また、世界のマスコミ関係者も練習のサブリンクに早朝から集まった。ショートプログラムの順位が低い順から演技が始まり、羽生結弦は第3組、17番滑走で登場した。直前の6分間練習でも4回転半に挑戦していた。曲がかかるとその挑戦はすぐにその時が来た。4回転半まわったが、惜しくも転倒してしまった。また、4回転サルコウも転倒があったが、残りの要素は加点をもらった。演技後、しばらく天を仰ぎ止まっていたが、その後は「ありがとうございました」と各所にお辞儀をして、氷を触った後、リンクにも「ありがとう」と言って去った。

第4組、ショートプログラムの上位6人が演技する。最初に演技したジェイソン・ブラウンは4回転は飛ばないものの、すべての要素に対して質の高い演技、そして、なんといっても表現力を発揮した。ジョージアのモリシ・クビテラシビリはジャンプにややミスがでた。4大陸選手権王者の韓国のチャ・ジュンファンは「トゥーランドット」に乗って美しい演技をスタートさせ、最初のジャンプで痛い転倒となったが、以降はすべて立て直し4年間の成長を見せた。

ショートプログラムトップ3の演技は3位の宇野昌磨からスタート。史上最強難度を本人が話すそのプログラムで4回転5本に挑戦したが、両足着氷やコンビネーションがつかないなどのミスも見せてしまった。それでも合計293.00点でその時点でメダルを確定させた。そして登場した初オリンピックを楽しんでいる鍵山優真は大きなミスはなく、他の要素も取りこぼしがなく、310.05という高得点で最終滑走のネイサン・チェンの演技を見守った。

最後に登場したネイサン・チェンは冒頭の4回転フリップ＋3回転トーループですでに20点近い点をあげ圧倒的な強さを見せた。チェンは平昌オリンピックのショートプログラムで大きく乱れ、フリーでの挽回もむなしくメダルに届かなかった。今回は王者の風格をもって団体ショート、個人ショートまでは要素を完璧にこなしていた。フリーの演技では珍しく細かなミスがでたものの圧倒的な強さ、332.60点という驚異の点数で金メダルを取った。

■今後の放送予定
■2月14日（月）地上波放送スケジュール
TBS　09:55～13:55　アイスダンスFD

■2月15日（火）地上波放送スケジュール
NHK総合　18:55～23:30　女子シングルSP

■2月17日（木）地上波放送スケジュール
テレビ朝日　19:00~23:10　女子シングルFS

■2月19日（土）地上波放送スケジュール
NHK総合　19:50～23:10　ペアFS

■2月20日（日）地上波放送スケジュール
テレビ東京　13:00～16:00　エキシビション

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◇日本テレビオリンピックサイト
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◇フジテレビオリンピックサイト
◇テレビ朝日オリンピックサイト
◇テレビ東京オリンピックサイト
◇JOC北京2022オリンピック公式サイト
◇IOC北京2022オリンピック公式サイト

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