店番の時に知り合ったひなた（川栄李奈）と五十嵐（本郷奏多）は時代劇を通じて距離を縮め始める！算太（濱田岳）の登場にも注目！NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第17週「１９８３－１９８４」（2月21日～2月25日）のあらすじと見どころをご紹介！予告動画は番組公式サイトで公開されている。

ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母・母・娘、3世代ヒロインに小さな奇跡がおとずれるオリジナルストーリー「カムカムエヴリバディ」、2月14日から第16週が放送された。



るい編でるい（深津絵里）と錠一郎（オダギリジョー）が見に行った映画に登場していた大部屋俳優の伴虚無蔵（松重豊）が本格的に登場した。ひなた（川栄李奈）は高校卒業後の道を大好きな時代劇に関係することにしようと思い、最初にトライしたのはミスコンだ。トップにはならなかったものの、その演技をみて虚無蔵がひなたの家まで誘いにやってくる。それがひなたの人生を切り開かせる。

虚無蔵の導きで映画村に出入りすることになったひなたが再会したのは、最初の出会いが回転焼き屋だった五十嵐（本郷奏多）だ。今後、この二人がどんな風に発展してゆくのかも楽しみだた、第16週ではまだまだお互いのことを「こいつ、底なしのアホや」と思っている状態だ。16日放送の第71話で、ナレーションの城田優がそのセリフを「This person is a hopeless fool」と英訳したのだが、その「a hopeless」の発音から「アホ」と聞こえるみたいだと話題になった。

2月21日から放送される第17週からは、映画村で時代劇に改めて向き合うひなたの日々が描かれる。女優美咲すみれ役の安達祐実も登場し、画面で見せる姿ではない女優としての姿を見せる。2月2日の放送で茶屋の娘として登場した際には、その衰えない「かわいらしさ」が話題となった。実像をみせる部分ではどんな顔をみせるのか？

そして、なんといってもひなたと五十嵐の関係がどうなってゆくのか？最初の出会いは最悪、二度三度と会うも関係がよくはならなかったが、第17週で、ついに二人で映画にゆくことになり、二人に注目が集まる。

さらに注目を集めるのは、映画村でアルバイトをするひなたの前に現れる算太（濱田岳）だ。るいと安子（上白石萌音）の仲を引き裂いた原因を作った張本人だが、本人はそのことを知る由もない。どうやってドラマに絡んで来るのか？

【第16週ネタバレあらすじ】
将来どんな道に進むべきかに悩んでいたひなた（川栄李奈）は、通い慣れた条映映画村で、あるポスターをみつける。それは「条映城のお姫様を探せ！」と謳（うた）われたミスコン大会のお知らせだった。優勝者は賞金５０万円と映画出演デビューも。「これだ！」と思ったひなたは、ミスコンを受けようとるい（深津絵里）とジョー（オダギリジョー）に相談すると、ジョーは応援してくれたが、るいは最初は大反対だった。それは、いままで何をやっても中途半端なことしかせず、朝には「回転焼き」に挑戦するもうまくいかず、夜にはミスコンに出ると言い出したからだ。

錠一郎はひなたを理解して、自分の時には応援してくれたのにとるいに話す。るいもちゃんとやるならといって背中を押した。さらに、その話を聞いた一子（市川実日子）は和服の着こなし、所作を教える。

そして、書類審査に通り、いよいよ迎えた本番当日。緊張するひなただったが、お芝居の相手はなんとあの回転焼を買いに来た無愛想な男・五十嵐（本郷奏多）だった。立ち回りの後、五十嵐が告白をするシーンで、ひなたは五十嵐の刀を取り上げて切る動作をしてしまう。会場は笑いに包まれたが、優勝は別の人になった。その様子を伴虚無蔵（松重豊）が見ていた。

その後、店にやってきた虚無蔵から謎の招待を受ける。虚無蔵は時代劇調の言葉でしゃべる。怪しむるいからは反対されるものの、再び映画村を訪れたひなたは、虚無蔵からとんでもないお願いをされて驚く。一度は断ったひなただが、なんと道に寝ている五十嵐に再会した。またもや腹が立つ言葉を言われ頭に来たひなたは虚無蔵の元へ戻り、バイトをすることにした。そして、休憩所で映画村職員の榊原（平埜生成）と知り合う。榊原は、虚無蔵がひなたを見込んでいることや時代劇が大好きなことを知り、ひなたを大人気時代劇「破天荒将軍」の撮影現場に案内する。

そこにはあの五十嵐もいた。榊原の話では五十嵐はまだ養成所を出たばかりだという。撮影現場で先輩の殺陣をみて勉強していたのだ。撮影の帰りにるいの回転焼きを買いに来ていた五十嵐に酷い言葉をかけてしまう。すると五十嵐は翌日の撮影現場にくるようにひなたにいう。

ひなたは、幼いころから見ていた「棗黍之丞シリーズ」にレギュラー出演していた美咲すみれ（安達祐実）と、映画村の休憩所で出会う。憧れの女優に出会って舞い上がっていたひなただったが、出演をオファーした映画村職員の榊原に不機嫌そうに接するすみれを見てちょっとがっかりしてしまった。すみれは映画村から東京へ出て行ったのだが、東京ではあまり仕事に恵まれていなかった。

すみれは榊原に頼んで、「破天荒将軍」に特別に出してもらうことになった。その撮影ではすみれはたびたびわがままを言って現場を混乱させる。しかし、ひなたは、すみれがお芝居に真剣に取り組んでいるんだとわかった。すみれの茶道の所作にひなたは「よかれ」と思って注意したが、すみれの逆鱗に触れてしまった。すみれはただでさえ押している撮影を中断してしまう。そのことを注意しにきた五十嵐と二人で現場の外につまみだされてしまった。しかし、ひなたと五十嵐が話した時代劇は、すみれと監督にとっても思い出に残るドラマで現場の雰囲気はよくなっていた。

【第17週（2022/2/21-2/25）あらすじ】
■第74話（月）
条映映画村で夏休みの間アルバイトをしていたひなた（川栄李奈）は、「破天荒将軍」の撮影現場で女優の美咲すみれ（安達祐実）の機嫌を損ねてしまう。ひなたを止めようとした大部屋俳優の五十嵐（本郷奏多）は、却（かえ）ってさらに大きなトラブルを引き起こし、撮影は中断。しかし、そんな二人の時代劇愛に心を動かされたすみれは、新たな気持ちで次の仕事に向かうのだった。

■第75話（火）
条映映画村で働き始めたひなた（川栄李奈）は、美咲すみれ（安達祐実）の世話をしたり、撮影の見学をしようと群がるお客さんの対応をしたりと大忙し。大部屋俳優の五十嵐（本郷奏多）は扮装バイトをしながら虚無蔵（松重豊）に稽古をつけてもらいながら腕を磨いている。そんな時、テレビ時代劇で活躍する桃山剣之介（尾上菊之助）が条映映画村のＣＭに出演する話が持ち上がり…

■第76話（水）
再映画化することになった「妖術七変化！隠れ里の決闘」の敵役をオーディションで選ぶという話が発表され、ひなた（川栄李奈）や五十嵐（本郷奏多）は驚く。女優の役はないのかと不機嫌になったすみれ（安達祐実）に付き合わされたひなたは、時代劇スターのモモケン（尾上菊之助）と大部屋俳優の虚無蔵（松重豊）の因縁についての噂話を聞かされるのだが…

■第77話（木）
モモケン（尾上菊之助）と虚無蔵（松重豊）の因縁についての噂話を聞いたひなた（川栄李奈）は、ＣＭ撮影の時に会った謎の振付師（濱田岳）に真相を聞こうとするのだが、映画「妖術七変化！隠れ里の決闘」のリバイバル上映のチケットをもらってはぐらかされる。そのチケットを欲しがる五十嵐（本郷奏多）の熱意に押されたひなたは、二人で一緒に映画を見に行くことなり…

■第78話（金）
映画のオーディションに向けて、ひなた（川栄李奈）は五十嵐（本郷奏多）と一緒に虚無蔵（松重豊）に稽古をつけてくれるよう頼むが断られてしまう。それでも役をつかもうと懸命に努力した五十嵐は、なんとか予選を通過。オーディションを翌日に控え、緊張する五十嵐を元気づけようと、ひなたはるい（深津絵里）に頼んで…

【脚本】藤本有紀
【出演】川栄李奈，深津絵里，本郷奏多，オダギリジョー，松重豊，安達祐実，尾上菊之助，濱田岳　他
【語り】城田優
公式Twitterアカウント「@ asadora_bk_nhk」

　＜総合＞（月～土）午前8時～8時15分／午後0時45分～1時［再］
　＜BSプレミアム＞（月～土）午前7時30分～7時45分／午後11時00分～11時30分［再］
　　　（土）午前9時45分～11時［1週間分］

◇「カムカムエヴリバディ」番組公式サイト
◇「カムカムエヴリバディ」NHK－PR　関連動画・記事
◇「カムカムエヴリバディ」番組公式Twitter　@asadora_bk_nhk
◇「カムカムエヴリバディ」番組公式Instagram　@asadora_bk_nhk

【2022年冬ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】