菅田義経に沸いた!NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第8話、頼朝が鎌倉目指す!第7話ネタバレあらすじ

2022年02月26日10時00分ドラマ
©NHK

源義経(菅田将暉)の出立シーンが話題に!そして源頼朝(大泉洋)は、いざ鎌倉へ!NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)2月27日(日)放送の第8話「いざ、鎌倉」あらすじ、前回第7話「敵か、あるいは」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信中。



平家からの攻撃を避けながら、なんとか安房に逃げて再起した源頼朝(大泉洋)。2月20日放送の第7話では、豪族・上総広常(佐藤浩市)に加勢してもらうため、北条義時(小栗旬)と和田義盛(横田栄司)が交渉役として広常の館を訪れた。だがそこには、広常を味方に引きつけたい大庭側の梶原景時(中村獅童)の姿も。緊張感漂う中、義時の“頼朝は天に守られている”という言葉から、広常が頼朝の運試しを思いつくという展開を見せた。義時と広常の熾烈な論争に加え、大河出演は18年ぶりという佐藤浩市演じる上総広常の圧倒的存在感に視聴者も沸き立ち、Twitterでは「上総介さん、迫力がハンパない」「渋くてかっこいい!」といった声が寄せられた。

一方、頼朝は宿営先で見初めた女性、亀(江口のりこ)と寝ていたところに亀の夫・権蔵が乗り込んできて大惨事に。しかし夜襲を狙う平家方の豪族・長狭常伴(黒澤光司)の攻撃を見事に交わす結果となり、またしても生き延びることに成功し視聴者の爆笑を誘った。頼朝の運の強さがコミカルに描かれ、さらに亀役で登場した江口のりこの「うちの人も討ち取って」というセリフが注目され、「鎌倉殿の13人」は「上総広常」と共に「うちの人」もTwitterの関連ワードに入りトレンド1位を獲得した。

そして2 月27日放送の第8話では、上総広常を味方につけた頼朝が大軍を率いて鎌倉を目指す!広常との交渉を成功させた義時が、武田信義(八嶋智人)に援軍を頼みに再び甲斐へ。第7話では、兄の意思を受け継ぎ坂東武者の世を作るロマンを広常に語った義時。これまで米俵の木簡を数えることの方が好きだった義時の変化が見え始めたが、それが今後の物語をどう動かしていくのか注目したい。

■ラストに魅せた、菅田将暉の義経
第7話のラスト1分、菅田将暉演じる義経の登場に視聴者が沸き立った。頼朝の生き別れた弟、義経は幼名を牛若丸と呼ばれ、平治の乱で父が敗死したことで鞍馬寺に預けられていた。後に平泉へ下り、奥州藤原氏三代当主・藤原秀衡の庇護を受けていたが、兄・頼朝の挙兵を知り、奥州平泉から駆け付ける。性格は欠点ばかりだが、戦場では恐るべき才能を発揮し次々と奇跡を起こす悲劇の天才武将だ。

ドラマでは、義経の出立の場面が描かれ、彼を庇護した奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)や義経の従者である弁慶(佳久創)らが登場。義経が秀衡を尊称である「御館(みたち)」と呼び、「これまでの御恩、終生忘れません」と感謝を述べた。「思う存分、戦ってくるがよい」と秀衡に見送られながら、キラキラした表情で「行って参ります。参るぞ、武蔵坊!者ども!」と駆け出す義経の姿は、まさに冒険に旅立つ少年漫画のヒーローそのもの。若さと聡さを併せ持つカリスマ武将の登場が物語を盛り上げる。

■前回(第7話)ネタバレあらすじ
幽閉されている後白河法皇(西田敏行)は平清盛(松平健)から頼朝の訃報を聞かされ絶句した。しかし、清盛は頼朝が生き延びていて安房に逃れたと聞き、急ぎ追討の命を出した。一方、再起をはかる頼朝は、坂東屈指の豪族である上総広常に助けを求め、義時と和田義盛を使いに出していた。対する大庭景親(國村準)も広常が持つ巨大な兵力を欲して家臣の梶原景時に交渉役を任せ広常の館へ向かわせていた。

広常は頼朝と大庭、味方になればどんな得があるかを双方に投げかけた。景時は、平家の後ろ盾を武器に官職を得られるであろうことを示唆するが、義時は平家の世を終わらせ、坂東武者の世を作りたいと熱弁した。広常から「頼朝は利用する値打ちのある男なのか」と聞かれた義時は、これまでに九死に一生を得て来た頼朝を「天に守られている」と説明し、今もその運の強さに惹かれて多くの者が集まってきているとつけ加えた。広常は双方の言い分を聞き、少し考えると言ってすぐに回答しなかった。一方、千葉常胤(岡本信人)は頼朝側に加勢する決意を固めていた。

その頃、伊東の館では、八重(新垣結衣)が父・祐親(浅野和之)に息子・千鶴丸を殺したことを責め、絶縁を申し出ていた。しかし祐親は、頼朝の味方をする八重を戦が終わるまで閉じ込めておくよう命じるのだった。一方、伊豆山権現にいる政子(小池栄子)たちのもとへ新田忠常(高岸宏行/ティモンディ)が頼朝の異母兄弟である阿野全成(新納慎也)を伴って訪ねてきた。政子は頼朝の無事を知らせる書状を受け取り安堵したのも束の間、政子たちを捕まえるためにやって来た武装した僧侶たちに囲まれてしまう。そして忠常が戦っている間に、政子たちは全成と共に逃げ出すのだった。

一方、なかなか広常から返事をもらえずしびれを切らした頼朝は安房から北上し、民家で宿営していた。頼朝はあてにならない広常より、武田信義(八嶋智人)に協力をあおごうと考えており、時政(坂東彌十郎)に武田へ出向くよう命じ書状を渡した。同じ頃、義時は門前払いされてもしぶとく広常に会いに行き、やっと広常が根負けして会うことができた。義時が説得する中、広常のもとに大庭の息のかかった長狭常伴が頼朝を闇討ちするという知らせが入って来る。そこで広常は頼朝の運がどれほど強いか義時と見届けることを思いつくのだった。

そうとも知らない頼朝は、その晩、宿営先で庭先をはいていた亀と言う女性を気に入り、寝所に招き入れていた。すると、常伴が攻め込む前に、なんと亀の夫・権蔵(竹内まなぶ/カミナリ)が仲間を連れて乗り込んできた。権蔵の襲撃を知った安達盛長(野添義弘)から逃げるよう言われた頼朝は、亀と共に隠れていたので、後からきた常伴の攻撃にも合うことなく命拾いをした。

翌朝、常伴が頼朝を取り逃がしたことを知った広常は参陣することを決めた。2万の兵を率いてやってきた広常は頼朝と対面。しかし、約束の時間に現れなかった広常に対して頼朝は、「帰れ。遅参するものなぞ、戦場では役に立たん。」と一喝した。広常は遅れたことを詫び、身命を賭して頼朝に仕えることを誓った。帰り際、広常は義時にだけ、頼朝が棟梁の器ではないと判断したらその場で首を取って平家に差し出すつもりだったと告白するのだった。同じ頃、奥州では、源義経が兄・頼朝の軍に加わるため、藤原秀衡に見送られる中、旅立とうとしていた。

■第8話「いざ、鎌倉」あらすじ
平清盛は挙兵した源頼朝を討つため追討軍を送る。後白河法皇は地図を広げ、丹後局らと戦況を占う。一方、奥州を出発した源義経は兄の頼朝と対面を夢見て歩みを進めていた。その頃、坂東では、上総広常らの協力を得て勢いづく頼朝が、鎌倉を目指して進軍していた。頼朝の命を受けた北条義時は、武田信義を味方に引き入れるために再び甲斐へ向かうのだが・・・。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第8話は2月27日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:三谷幸喜、出演:小栗旬/大泉洋/小池栄子/新垣結衣/浅野和之/坂東彌十郎/宮沢りえ/佐藤浩市/西田敏行ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ nhk_kamakura13」。第8話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」番組公式サイト

【大河ドラマ】【「鎌倉殿の13人」関連記事】