【最終回SP・後編】相棒・反町隆史がついにラスト!「相棒20」殉職だけはやめてほしい!第19話ネタバレと第20話予告動画

2022年03月17日10時17分ドラマ
@テレビ朝日

杉下右京(水谷豊)に「相棒」と呼ばれる冠城亘(反町隆史)が口にする「消されるかも?」とは?右京と亘がコンビで対峙する最後の事件の結末は?テレビ朝日「相棒season20」最終回SP・第20話「冠城亘最後の事件―特命係との別離」は2022年3月23日(水)よる9時から放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がどこにも属さないことを活かして活躍する「相棒season20」の第19話が3月16日に放送された。このシーズン20で4代目の相棒を卒業することになる冠城亘と右京とで巨悪に立ち向かう最後の闘いの火ぶたが切って落とされた。反町隆史のラストを飾るにふさわしく、準レギュラー陣の柄本明、木村佳乃、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二、神保悟志、さらにゲストとして勝野洋、酒井美紀、本宮泰、風野波麻帆が出演する豪華な話となっている。

第19話は、大物政治家・鑓鞍兵衛(柄本明)をめぐり、命を狙う3人、王隠堂家の当主・鷹春(勝野洋)、その娘・美馬(酒井美紀)、元書生の京匡平(本宮泰風)、さらに対立候補となる元衆議院議員・片山雛子(木村佳乃)、鑓鞍の意見により内閣情報調査室トップに上り詰める矢代美彌子(仲間由紀恵)たちが描かれた。話はまだ前半であり、鑓鞍の命を狙っているという状態だけで実際の被害はでていない。3月23日に放送される第20話は、王隠堂家の人たちの計画が実行に移されてゆく。第19話では、父親や京を止めようとしているだけの人物と見える書き方もあった美馬だが、ドラマ前半で京匡平が刑務所の布団が薄くてつらいことを美馬に話しているシーンは、美馬の犯罪を止めようというシーンにも見える。第20話では、美馬たちがどんな作戦で鑓鞍を襲うのか?さらに内調や公安、特命係がどうやってそれを阻止するのかが見どころとなる。

2015年7月から長い撮影時間をともにすごしてきた水谷豊と反町隆史。相棒は通常半年クールで放送されるが、実は撮影は10か月に及んでいると言われている。その長い時間を共に過ごし、この最終回の撮影ともって「相棒」の現場を去る反町隆史は、撮了時には涙を流してその思いをかみしめたという。その日に撮影のなかった森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、小野了も現場に駆けつけて反町の卒業を見送ったという。反町は卒業に際してのコメントの中で「僕の中で“歴代最多出演の相棒”をひとつの目標として歩んできました」と最多出演を目標としていたことを語り、7年間の撮影を振り返った。水谷豊も「ソリ、本当にありがとう」と言葉を結んだ。
テレ朝POST「涙のクランクアップ」

■前回:第19話ネタバレあらすじ
特命係の杉下右京(水谷豊)は最近、冠城亘(反町隆史)に恋人ができたのではないかと思っていた。“野暮用で”と言って青木年男(浅利陽介)との約束を2度もすっぽかしていたのだ…。さらに右京と飲みに行くことも減り、さっさと帰っていた。小出真理子(森口瑤子)の店にも右京は一人で行くことが多くなっていた。そのころ、亘は少女と二人で会っていたのだ。

同じ頃、8年前に大物政治家・鑓鞍兵衛(柄本明)を襲撃した京匡平(本宮泰風)という男が出所し、再び鑓鞍を狙っているという情報が浮上する。法務省法務事務次官・日下部(榎本孝明)や内閣情報調査室トップの美彌子(仲間由紀恵)が状況の把握に乗り出す。情報の出どころは、公安からのリークだった。

昔、鑓を襲った時の京の動機は、世話になっていた王隠堂家の長男が、鑓鞍の差し金で選挙戦に敗北し、失意のうちに事故死した件を、逆恨みしてのことだった。いっぽう、鑓鞍は総選挙を控え、国会議員への返り咲きを狙う片山雛子(木村佳乃)に対し、自ら刺客となるべく選挙区の“国替え”準備を進めていた。一連の経緯に興味を持った右京と亘は、独自に動き始める。

そんな中、王隠堂家の当主・鷹春(勝野洋)が京と共謀して鑓鞍襲撃計画を練っていることを察知した鷹春の娘・美馬(酒井美紀)が、警察にそのことを相談する。それを知った鷹春は激怒し美馬に暴力をふるい、鑓鞍襲撃計画が信憑性を増し、鑓鞍の警備も厳重になる。鑓鞍はなぜか、8年前の事件で鑓鞍を守り、重傷を負った警視庁警備部の津崎真茅(野波麻帆)をSPに指名する。真茅は、8年前の事件で身を挺して鑓鞍を守ったことで出世していた。その真茅とコンビを組むのは部下の湯本だ。二人は男女の関係になる。鑓鞍はどうもそのことも分かって二人をSPとしているようなのだ。

伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)は、京が何かしでかさないかを思い、日々、王隠堂家に行っていた。そのころ、鷹春は釈放された。

そして、警察に、亘が少女にパパ活をしているという記事が出回った。副総監の衣笠(杉本哲太)たちに問い詰められたが、いとこの子供と言い張る。もちろん、それは嘘だ。右京は亘の姉に確認をしていた。

そんな時、京が動画をアップした。それは、「京が鑓鞍を襲う」というありえない計画を警察が信じて、日々、伊丹たち一課の刑事が監視をしていること、身元引受人である鷹春が別件で逮捕されたこと、内調が一市民を監視していること、それも8年前に鑓鞍を自分が襲ったことが原因だが、鑓鞍は国家権力を使ってひどいことをしていることなど、虚実混ぜた内容の動画をあげた。動画はたちまちトレンドとなり、伊丹たちは激しく叱責される。鑓鞍も選挙活動に支障がでる。

右京にパパ活の疑惑について問い詰められていた亘の電話に「M」から連絡が入った。それは亘と一緒に写真に撮られた少女であり、美彌子の娘だった。

■第20話あらすじ
王隠堂家を監視していた伊丹(川原和久)たち捜査一課の行動を警察の暴力と訴える、京匡平(本宮泰風)が投稿した告発動画が公開された。当然、警察に対して問題視する動きがでてきた。さらにその動画は、片山雛子(木村佳乃)と議席争っている鑓鞍兵衛(柄本明)も打撃必至の状況となる。

いっぽう、怪文書により“パパ活”の疑惑を掛けられた亘(反町隆史)は、何か事情があると踏んだ右京(水谷豊)の追及で観念し、騒動の収拾に動き出す。亘が会っていたのは、内閣情報調査室トップの美彌子(仲間由紀恵)が隠している娘なのだ。

そんな中、京と王隠堂鷹春(勝野洋)が鑓鞍の襲撃を目論んでいる件について心配していた右京は意外な方法で美馬 (酒井美紀)たちが暮らす王隠堂家に接近する。ところが、その矢先、右京が危機的状況に見舞われてしまう。警視庁警備部の津崎真茅 (野波麻帆)は、鑓鞍の警護を厳重にせざるをえなくなる。同じ頃、一連の騒動の火の粉は、青木(浅利陽介)や美彌子にも降りかかっていた。

テレビ朝日10月13日スタート「相棒 season20」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/篠原ゆき子/山西惇/浅利陽介/田中隆三/神保悟志/小野了/片桐竜次/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒 season20」番組公式サイト
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