NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」川栄李奈もラジオ英語に再び挑戦!第21週予告動画と第20週ネタバレ

2022年03月18日11時30分ドラマ
@NHK

再び英語と向き合うひなた(川栄李奈)が信じているノストラダムスの大予言の結末は?るい(深津絵里)と安子(上白石萌音)の時間もやっと動き出す!NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第21週「1994-2001」(3月21日~3月25日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、3月14日から第20週が放送された。第15週の半ばから「ひなた編」に移っていたが、第20週は「るい編」ともいえた。



るい(深津絵里)と母親の安子(上白石萌音)の間を割く原因ともなったのは、算太(濱田岳)が実家の和菓子屋たちばな再建のために貯めていたお金をもって大阪に逃げてしまい、それを追って安子が探しに行った先で倒れてしまったことだ。算太は余命僅かとなり、るいに会いに来るが、どうして岡山の雉真家をでたのかが言えないでいる。自分が悪いとわかっていても、その後の親子に起こったことを考えると、なかなか口にすることができない。余命がつきるその寸前に貯金通帳を渡し、るいに謝ったが、るいが事実を知ることはできなかった。

そして、舞台は岡山に戻る。雉真家にひさしぶりに戻ったるい。家をでて長い時間が立っているのに、るいが使っていた部屋はそのままにしてくれている。さらに、橘の家の墓も勇(目黒祐樹)や雪衣(多岐川裕美)が面倒をみてくれていた。家出した後、一度も連絡をしなかったるいに対して、勇の優しさと雪衣の後悔が感じられる。

「Dippermouth Blues」のマスター・定一(世良公則)が亡くなるシーンの際、息子の健一(前野朋哉)が帰ってくる幻を見たのかと思われていたが、実際に健一は帰ってきていたのだった。健一が生きていたことで、安子の人となりが少しずつ、るいにも伝わってくる。そして、るいはやっと安子と本気で向き合おうと決意する。

3月21日から放送される第21週では、雉真家に残っていたカムカム英語のテキストがきっかけとなって、安子、るい、そしてやっとひなたにもカムカム英語が引き継がれる。当初のテーマだった「ラジオ講座」が再び注目される。小学生のころにひなた(川栄李奈)は一度挫折している。安子やるいが地道に勉強して琴と比べると、ひなたは「一般の人」の感覚に近いという意見もある。ラジオ講座や通信教育に、1週間で挫折してことのある人はかなりの数を占めている。一般人代表のひなた、第21週では地道にがんばってゆけるのか?

【第20週ネタバレあらすじ】
ひなた(川栄李奈)と弟の桃太郎(青木柚)が大喧嘩(おおげんか)していると、錠一郎(オダギリジョー)がトランペットを手に二人のもとへやってきた。一体なんの冗談かと笑い出す子どもたちに、るい(深津絵里)は、錠一郎がかつてプロのトランぺッターだったことを初めて話して聞かせる。しかし、錠一郎はトランペットを吹くことができない。長い年月がたってもやはり病気が治っていなかった。プロのトランぺッターであり、レコードを出す寸前まで行ったこと、夢破れて死のうとしたことなど知られざる父の過去を知って驚くひなたと桃太郎。

錠一郎は京都に来てからもこっそりとトランペットを吹こうとしていた。30年の間試し続けたが駄目だったという。最初は頻繁だったものが、月に一回、三ヵ月に一回と練習しようとする間隔があいていった。「トランペットが僕にさよなら言うてる」といって磨き上げたトランペットをケースにしまった。

クリスマスイヴの日、るい(深津絵里)の前に謎の振付師・算太(濱田岳)が現れた。算太はるいの伯父、母親である安子(上白石萌音)の兄だ。そこへ帰宅したひなた(川栄李奈)は、10年ぶりの再会の余韻に浸るのもつかの間、サンタが自分の大伯父だと知り驚きく。興味津々で自分の家族やルーツについて質問を重ねるひなたと桃太郎(青木柚)。そして、るいもまた、算太にあの日のことを尋ねるのだが、算太は答えてくれない。

錠一郎と一緒に商店街の福引の手伝いをしていた算太は、吉右衛門(堀部圭亮)をみて、岡山の記憶がフラッシュバックする。そして、幼き日の安子が「踊って」といったような錯覚に陥り、商店街でダンスを披露し、場を湧かせた。しかし、算太は倒れてしまった。実は病を患っていたのだ。心配するるいに、算太はクリスマスプレゼントを渡す。中に入っていた通帳を見て、過去に思いを馳せるるい。その様子を見ていた錠一郎は、ひなたと桃太郎、そして算太を連れて家族で岡山に里帰りしようと提案する。

家族を連れて岡山の雉真家に帰ったるいは、いなくなる直前の母の様子を雪衣から聞き、ますます疑問を深める。算太から聞いた話に雪衣からの話を足してみても、安子がたちばな再建のために働いてお金を貯めていたこと、算太がその金を持ち出し、安子が後をおいかけたことはわかるが、ロバートとのことがわからない。

その夜、ひなたは部屋の片隅に家族写真が飾られているのを発見。写真を通して初めて祖父や祖母の姿を見て、家族の歴史に思いを馳せるのだった。

終戦の日、錠一郎とるいはとあるジャズ喫茶を訪れる。そこでは、思い出の喫茶店「Dippermouth Blues」のマスター・定一(世良公則)にそっくりな人との出会いが。マスターそっくりの人は健一(世良公則)だ。定一の息子だ。戦死したかと思われていたが、実は生きていて、ひ孫と一緒にジャズ喫茶を再開させたという。健一は安子と稔(松村北斗/ SixTONES)の初デートを目撃していた人だった。安子が子供を置いて進駐軍とアメリカに行ったと悪口をいう人がいるが、健一は安子はそんな人ではないと断言した。

その頃、雉真家の一室でカムカム英語のテキストを見つけたひなたは、窓の外から見知らぬおじいさん(さだまさし)に声をかけられる。その人は、ひなたが英語がなかなかうまくならないと悩みを打ち明けると、「英語の子供」だからだという。ひなたの耳に、はるか昔のカムカム英語が聞こえてきた。

神社にお参りに行っている、るいと錠一郎。るいは終戦記念のその時、父親・稔の幻を見る。すると、るいは、強烈に母である安子に会いたくなってきた。錠一郎に「アメリカに行きたい。母親を探したい」と言うのだった。

【第21週(2022/3/21-3/25)あらすじ】
■第98話(月)
母と向き合うことを決心したるい(深津絵里)が雉真家に帰って来ると、懐かしい歌が聞こえてくる。見ると、カムカム英語のテキストを手にしたひなた(川栄李奈)の姿が。表紙に書かれた「Yasuko」という名について尋ねられたるいは、母・安子(上白石萌音)との思い出を初めてひなたに話す。次の日、一人で「Dippermouth Blues」に向かった錠一郎(オダギリジョー)は、ある人物と待ち合わせを…

■第98話(火)
ラジオ英語講座を聴くために早起きしたひなた(川栄李奈)は、番組が始まるまでの時間、るい(深津絵里)から昔話を聞かせてもらうことに。二人はこれから毎朝一緒に小豆を炊き、ラジオ英語講座を聴く約束をする。数日後、錠一郎(オダギリジョー)がある人物を家に連れてきて…

■第100話(水)
衰退する一方の時代劇を救うため、英語の勉強を続けるひなた(川栄李奈)。時が経ち、ついにノストラダムスが地球滅亡を予言した年が到来する。回転焼きにライバルが出現しても、上司の榊原(平埜生成)から時代劇界を揺るがすビッグニュースを聞いても、これが恐怖の大王なのかと疑うひなた。そんなある日、親友の一恵(三浦透子)が浮かない表情で「大月」を訪ねてきて…

■第101話(木)
すみれ(安達祐実)の離婚を知り、ひなた(川栄李奈)が胸騒ぎを覚えているその頃、蕎麦屋「うちいり」を訪れた一恵(三浦透子)は、酔ったすみれをやさしく介抱する榊原(平埜生成)の姿を目撃する。ショックを隠せず、涙ながらに「大月」へ駆け込む一恵。後を追ってやってきた榊原が必死に事の経緯を説明しても、一恵は耳を貸そうとせず…

■第102話(金)
終戦の日、錠一郎(オダギリジョー)とるい(深津絵里)はとあるジャズ喫茶を訪れる。そこでは、思い出の喫茶店「Dippermouth Blues」のマスター・定一(世良公則)にそっくりな人との出会いが。るいは思いがけず両親の面影に触れることになり、母への思いを募らせる。その頃、雉真家の一室でカムカム英語のテキストを見つけたひなた(川栄李奈)は、窓の外から見知らぬおじいさんに声をかけられる。

【脚本】藤本有紀
【出演】川栄李奈,深津絵里,オダギリジョー,上白石萌音,青木柚,三浦透子,安達祐実,平埜生成 他
【語り】城田優
公式Twitterアカウント「@ asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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