【最終回ネタバレ】安藤政信の涙の告白を黒木華が抱擁「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」第11話視聴率6.3%

2022年03月18日11時00分ドラマ
@フジテレビ

視聴率では測れない面白さが魅力だった黒木華主演「ゴシップ」シーズン2の舞台は是非とも「カンファーNEWS」で!フジテレビ木曜劇場「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」 2022年3月17日放送の最終回第11話の考察とネタバレあらすじと紹介!関連動画は番組公式サイト&公式Twitterで、見逃し配信はFODプレミアムとTverで配信中だ。



「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」は、大手出版社・クスノキ出版が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の新編集長・瀬古凛々子(黒木華)と、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く、完全オリジナルの社会派“風”お仕事エンターテインメント。

気になる視聴率は、初回から6.5%、6.0%、5.7%、6.3%、6.1%、6.8%、4.3%、6.0%、5.5%、6.3%と推移し、最終回は6.3%を記録した。視聴率は伸びなかったが本作ではあるが、視聴者からの評価は驚くほど高い。個性豊かな魅力溢れるメインキャラたちに加えて、時事ネタ満載の興味深いテーマもポイントが高かった。編集部員一人一人に焦点を当てた「カンフルNEWS」の活躍を、あと10話続けてからの最終回でもよかったのではないだろうか!?

3月17日に放送された最終回で、突然「カンフルNEWS」は1週間後に閉鎖するという緊急事態に立たされる。この決定に納得のいかない凛々子は、仁和の元へと向かうが、すべては会社の意向だと拒否され、従わない場合は部下たちの解雇もあると言い渡される。

凛々子たちは就活生が「クスノキ出版」の社員に性的暴行を受けた事件を追っていたのだが、その事件を隠ぺいしたのも、そして凛々子の動きを鈍らせようと、凛々子の過去のガセネタを他社にリークさせたのも仁和だった。“会社のため”という大義の元、凛々子と「カンフルNEWS」を利用してきた仁和を、編集部のメンバーは許せず憤るが、凛々子は(涙しながらも)冷静に受け止め、これまでの仁和との時間に感謝し、別れを告げた。

仁和の「本当にお前のことを守ろうとしてきた!お前に俺が必要だったんじゃない。俺にお前が必要だったんだ。だから俺から離れないでくれ」という言葉も気持ちも本当だったはず。ただ、方法が間違っていたし、自己保身が強すぎた。

仁和は、有能な凛々子と共に“理詰め”で会社のトップに登っていく未来を思い描いていたのだろう…。しかし、凛々子が「カンフルNEWS」で沢山の事実や様々な感情を理解して、“事実”だけではない世界を理解したことに気づけなかった。凛々子を卑怯な形で追い込んだりせず、きちんと言葉にして愛情を伝えていれば…また違った結末になっていたと思うと、残念でならない。

凛々子は笹目との海外修行同行を断り、自ら新たなニュースサイト「カンファーNEWS」を立ち上げドラマは幕を閉じた。ここにまた、「カンフル」メンバーたちが再集合し「ゴシップ」第2章が始まる…という再会を期待したい!

■最終回:第11話 ネタバレあらすじ
「クスノキ出版」がIT企業「インターネオ」に吸収合併され、合同新会社となることが発表された。その合併を成立させるために「カンフルNEWS」が利用された可能性があることを知った凛々子(黒木華)は、執行役員の仁和(安藤政信)に真相を確かめにいくが、仁和は不在だった。

一方、真琴(石井杏奈)は、就職活動中にクスノキ出版営業部の社員から、性的暴行の被害を受けたという女子大生の向井未央(生田絵梨花)に会う。レイプドラッグを使ったその被害の全貌を聞き、会社に戻った真琴は、ネタ会議で未央のことをまとめた資料を凛々子や根津(溝端淳平)たち部員に渡す。

ところがそこに、いきなり総務部の社員が引っ越し業者を引き連れて現れ、編集部内の荷物を外に運び出し始める。「カンフルNEWS」が今週いっぱいで閉鎖になるという連絡を受けて、片づけに来たとのこと。凛々子は、すぐさま仁和の元へと向かい、編集部の存続を訴えるが、会社の方針には従わなければメンバーは解雇だと言われる。

編集部に戻った凛々子は、メンバーに「あなたたちは、もう必要ない」と、冷たく言い放つ。凛々子の冷たい態度に、自分たちも利用されてたとメンバーは憤る。そんな中、凛々子は元編集長の山田(生瀬勝久)に再会する。山田に「これからどうするの?君が知りたいことはもうないの?」と聞かれ、塞ぎこんでいた凛々子の表情が一変する。

翌日。凛々子の同級生殺害疑惑中の過去と「カンフルNEWS」でのパワハラが「週刊東西」の記事になり、凛々子は悪質ユーチューバーに追われることに…。そこに根津が現れて凛々子を助け出す。根津は、凛々子が就活生への性的暴行について、今も一人で調べていることを知っていると明かし、自分も手伝い始める。根津はSNSを使って、被害女性の承認になるタクシー運転手を探し出そうとし、その拡散に気づいた真琴と椛谷(野間口徹)も協力を申し出る。さらに祖母の介護に専念していた下馬(野村周平)も駆けつけた。これで、カンフルニュースのメンバーが再び揃った。

事件の証言をしてくれるタクシー運転手を見つけ出した凛々子たち。しかし被害者の未央は、クスノキ出版の人事部に被害を訴えたものの握りつぶされたことを明かす。「信頼できそうな人に見えたのに…」と言う未央。その後、椛谷が「東西週刊」の記者から凛々子の記事をリークした人物を知らされる。

その人物は、真琴の同期で「カンフルNEWS」に入り浸っていた矢部涼介(一ノ瀬颯)だった。矢部は仁和に命令され動いていたのだという。さらに、性的暴行をもみ消したのも、当時人事部にいた仁和だったことが解かる。

凛々子が仁和の元に真相を問いただすと、すべては「凛々子や社員を守るためだった」と言う。凛々子はそれは「自分を守るため」と言う。仁和は「カンフルNEWS」に行って凛々子が変わってしまったと嘆くが、「ゴシップの裏側には必ず、誰かにとってかけがえのない事実がある。たかが“ゴシップサイト”とは思っていません」と言い返す。

凛々子は、何故自分の記事を書かせたのかと問い、あんな記事で、傷ついて身動きが取れなくなる自分ではない告げる。「事実無根の記事に負けたりしない。そう思わせてくれたのは、仁和さんだったのに…」

凛々子は全てを記事にすると宣言。仁和は「本当にお前のことを守ろうとしてきた!お前に俺が必要だったんじゃない。俺にお前が必要だったんだ。だから俺から離れないでくれ」と真剣に訴える。凛々子は、仁和を抱きしめ「ありがとうございます。私は決めたんです。あなたと出会った日に。りりしく堂々と生きる。私は瀬古凛々子なので」と言い、立ち去る。

そして、「カンフルNEWS」最後の記事として、編集部全員著名の元、一連の事件の真相が記事となって上げられた。記事はまたたくまにPVを稼ぎ拡散された。クスノキ出版は社員の性的暴行を隠蔽したことを謝罪し、未央は警察に被害届を提出し、再び前を向いて就活をスタートさせた。

2か月後。笹目(寛一郎)の海外修行の送別会に黄実子(りょう)の店に集まったメンバーたち。真琴は、新会社の経理部に異動し「ケルベロス二世」と呼ばれるまでの活躍をみせ、いつかは漫画編集者になってみせると意気込む。下馬は会社を辞めて祖母の介護をしているが、NFT(非代替性トークン)デジタルアートが成功して高収入を稼ぐように。椛谷は、東西週刊に引き抜かれて記者に復帰。根津は今のところフリーで、行方不明の凛々子をずっとさがしている。

獏(高橋侃)が突然「彼女は知りたがってる」と発言。根津がさっそくネット検索をすると、凛々子が新しく立ち上げたニュースサイト「カンファーNEWS」を発見する。その後、取材中の凛々子のもとに現れた根津は、凛々子と共に取材を始める。


フジテレビ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」は、2022年1月6日午後10時スタート。出演:黒木華 溝端淳平 野村周平 野間口徹 石井杏奈 寛一郎 一ノ瀬颯 りょう 安藤政信 生瀬勝久 高橋侃/第11話ゲスト出演:生田絵梨花 永瀬未留 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@gossip_cx」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」番組公式サイト
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