【最終週ネタバレ】深津絵里の歌声と母への「I love you」、見守る川栄李奈に感涙!朝ドラ「カムカムエヴリバディ」完!第23週

2022年04月08日09時00分ドラマ
@NHK

安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)と100年を描いたドラマは幸せ100%で幕を閉じた!NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」関連動画は番組公式サイトで公開されている。

NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、4月4日から最終週となる第23週が放送された。100年の間を描き、ヒロインが3人になるという今までにない形式でのドラマとなった。



初代ヒロインの安子(上白石萌音)は戦前戦後の厳しい時代を生き、その子のるい(深津絵里)は母親との悲しい別れを経験しながらも優しい夫・錠一郎(オダギリジョー)とともに過ごし、その子・ひなた(川栄李奈)は平凡ながらも地道に努力して自分の人生を切り開いていった。英語に関してはかなり劣等生だったひなただが、20代後半になって一念発起し、なんと、最終週ではラジオ講座の先生をまかされるまでになった。

最終週は一番の関心事となった安子のその後だ。最終週でついに、アニー・ヒラカワと名乗っていた女性(森山良子)が安子であることがわかった。アニー・ヒラカワという日系人という嘘の経歴で出ていたラジオの対談で思わず、本音を語ってしまう。稔(松村北斗/ SixTONES)との映画の思い出話、るいを産んだこと、一人で育てようとしてけれど怪我によってそれも絶たれたこと、菓子屋の再建のためだったのに、るいの心を一番に思えなかったことなどを話した。そのことをラジオの向こうで、るいとひなたが聞いていた。ひなたは何とか安子とるいを再会させることに成功した。やっとあえたるいは、ずっと心にひっかかっていた「I hate you」の言葉を払拭すべく、安子に「I love you」と言った。二人の思いがやっと取り戻せた瞬間となった。

最終週らしく、クリスマスに岡山で行われる「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」には懐かしい面々が集まった。るいが大阪に出ていった際に「家族」の優しさを教えてくれた大阪の母・竹村クリーニング店の和子(濱田マリ)、錠一郎に何度もチャンスをくれた「Night and Day」のマスター小暮(近藤芳正)との懐かしい再会もあった。そこでは錠一郎のジャズピアニストとして音楽を関わりをもつ姿、母への思いを込めた歌を歌うるいの姿、るいの思いを受ける安子の姿、みんなを見守るひなたの姿も描かれた。アメリカに渡った安子は大変なことがありながらも、ロバート(村雨辰剛)とその両親が優しく接し続けてくれたことも安子のその後を案じていた視聴者には幸せなニュースとなった。

クランクアップ@NHKさらに、最終話となった4月8日放送の第112回では、るいと錠一郎が岡山の「Dippermouth Blues」の後をまかされ、桃太郎(青木柚)は安子の幼馴染のきぬの孫娘(小野花梨)と結婚して京都の大月を継いだ。桃山剣之介(尾上菊之助)はすみれ(安達祐実)と結婚し、一子(市川実日子)は視聴を一恵(三浦透子)に引き継ぎ、その一恵は榊原(平埜生成)と幸せに暮らしている。

ナレーションを務めた城田優が劇中に登場し、ひなたが幼い日に映画村で一目ぼれしたビリーであることもわかるラストとなった。

番組公式サイトでは番組が終了に際し、ヒロインを務めた、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈のコメントが公開された。

【最終週・第23週(2022/4/4-4/8)ネタバレあらすじ】
「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」の開催を明日に控え、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)は岡山へ向かう。その頃、映画村でジョージ(ハリー杉山)と遭遇したひなた(川栄李奈)は、そこにアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿がないことを残念に思いながら、明日の「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」のチケットを渡す。

そして迎えたフェスティバル当日。ガチガチに緊張するるいのもとに、懐かしい人たちが現れた。それは大阪でお世話になった竹村クリーニング店の和子(濱田マリ)だ。あまりにも涙をながするいにおどろいていた錠一郎のもとには「Night and Day」のマスター小暮(近藤芳正)が車いすを押してやって来た。

錠一郎とるいが控室で準備を進める中、ひなたは弟の桃太郎(青木柚)と一緒に、ラジオでアニー・ヒラカワのインタビュー番組を聴いていた。磯村吟(浜村淳)からの質問に通訳を介して英語で答えていたアニーだったが、初めて見た映画の話になり、磯村が日本の映画のことを話し始めると、突然、アニーは日本語を話し始める。それは、アニーが安子であることをわからせる内容だった。初めて映画を見に行った人と結婚し、子供を産んだこと。夫は戦地に赴き、娘のことを一人で育てたこと。幸せな二人の生活が娘の怪我によって阻まれたこと。そして、その娘との生活が壊されたこと。思わず「るい」と話しかけてしまう。るいは動揺する。ひなたはアニーのことをなんとか日本にいる間に見つけようと空港へ急ぐ。

「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」で、いよいよ錠一郎とトミー(早乙女太一)のセッションが始まった頃、ひなたは会場のそばでアニー・ヒラカワの姿を発見する。急いで駆け寄ろうとするが、それに気づいたアニーは走り出し、再び姿を消してしまう。その頃、控室で一人出番を待っているるいのもとに、親友の一子(市川実日子)が現れた。母親が自分に会うきがないなら歌う意味があるのかと一子に尋ねると、「誰かのためを思う。それでいい」と諭される。ひなたは必死にアニーを追いかけてやっと捕まえることができた。

「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」の会場にアニーこと安子を連れてゆくと、るいは感動のあまり歌えなくなってしまう。るいは安子と久しぶりの再会をかみしめていた。

年が明けて映画「サムライ・ベースボール」が公開されると、アニーは再び来日した。再会した勇(目黒祐樹)と懐かしく岡山時代の思い出を語り合う。ひなたとるいは、安子と再会し、そこでひなたはアニーから驚きの誘いを受ける。それはアメリカの大学で英語と映画を本格的に学ばないかというものだった。

そして時は流れ、それぞれの人生にさまざまな変化が起きていた。安子はアメリカで100歳を迎え、るいは錠一郎と岡山の「Dippermouth Blues」の経営を引き継ぎ、桃太郎は結婚をしている。一子は二度目の青春を楽しみ、トミーは変わらずトランペット奏者として活躍、小夜子(新川優愛)は夫の店を手伝いながら小さな塾を経営し、母・一子から師匠の座をひきついだ一恵(三浦透子)は夫・榊原(平埜生成)と忙しいながらも子供たちに囲まれた生活を送っている。

ひなたは一年間のラジオ講座の講師を終えた。一緒にラジオを担当していたのが幼き日に出会ったビリー(城田優)だと気が付き、実家の回転焼きに誘うのだった。そうして、幸せな日々を生きていた。

【脚本】藤本有紀
【出演】川栄李奈,深津絵里,上白石萌音,オダギリジョー,本郷奏多,森山良子,ハリー杉山,青木柚,浜村淳,市川実日子 他
【語り】城田優
公式Twitterアカウント「@ asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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