黒島結菜・朝ドラ「ちむどんどん」舞台は本土復帰が近い1971年へ!借金はどうなった?第2週ネタバレと第3週予告

2022年04月22日08時50分ドラマ
@NHK

ヒロインは稲垣来泉から黒島結菜へ交代!高校生となった暢子は卒業後の進路について迷い始める!NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第3週「悩めるサーターアンダギー」(4月25日~4月29日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

4月18日から放送された第2週は、週の初めの月曜日から、優しい父・賢三(大森南朋)が病死してしまうという悲しいスタートとなった。



朝ドラ的には週の半ばで事件が起き、週末には翌週の向けて希望を持つような展開が多いが、月曜日から父親の死という悲しい展開に視聴者の多くが驚かされた。賢三を演じた大森南朋は朝ドラは初出演になる。日頃はあまり役作りはしないということだが、今回は沖縄言葉と三線の練習が大変だったという。早くに亡くなってしまい、「父・憲三」として「子どもたちに対して、優子さんと一緒に大事な話ができなかったことが心残りでもあります」と話し、子供たちの幸福を祈るという。

そして、父の残した問題の借金は500ドルだ。当時の為替レート、物価指数を考えると現在の500ドルとは比べ物にならないくらいの金額になる。優子(仲間由紀恵)が賄いの仕事でもらった金額は50セント、肉体労働で1ドル。生活費を無視して計算すると肉体労働を続けても500日もかかってしまう。ずっと仕事があるわけではないことや子供4人との生活費を考えると、なにか幸運が舞い込まない限り、どん底の生活は続いてしまう。賢三の遠縁の叔母からの子供を一人預かるという話を断ったが、どうやってその生活から這い上がってゆくのか。だが、どうやら、ドラマではその苦労は描かれることなく、7年度に時代は進む。

4月25日から放送される第3週からは、ヒロインの暢子を始め、兄、姉、妹も役者が子役から大人へバトンタッチされる。稲垣来泉から黒島結菜、浅川大治から竜星涼、土屋希乃から川口春奈、布施愛織から上白石萌歌へと変わり、本土復帰が近い1971年が舞台となる。暢子も高校を卒業する年となり、就職活動をするのだが、立ちはだかるのは、なんと兄・賢秀だ。小さい頃から漫画が大好きで勉強は嫌い。豚の世話以外の手伝いはなんとかさぼろうとするものの家族への愛情は人一倍だったが、大きくなった今、地域では素行の悪さで札付きになっている。暢子の就職先の人と喧嘩をしてしまう。暢子の人生はどうなるのか?

【第2週(2022/4/18-4/22)ネタバレあらすじ】
東京から来た青柳史彦(戸次重幸)、和彦(田中奏生)の父子と交流が深まったある日。比嘉家の大黒柱、父・賢三(大森南朋)がキビ畑で倒れた。急報を受けて暢子(稲垣来泉)たち四兄妹も学校から駆けつける。懸命に、家族に何かを伝えようとする賢三。兄・賢秀(浅川大治)には母親と妹たちのことを頼み、姉・良子(土屋希乃)には教員の夢を叶えるように、妹・歌子(布施愛織)には幸せになれと。暢子の時だけはうなずくだけだった。優子(仲間由紀恵)たちと必死に見守る中、賢三は息を引き取った。

働き手を失って、厳しい運命に晒(さら)される家族の、新しい生活が始まる。借金もあり、優子はなんとか現金収入を得ようと工事現場の賄いの仕事を引き受ける。賢秀、良子、暢子、歌子も家事を手伝うが、その緊張はあまり長く続かなかった。運動会の日が近づいてきた。運動会に向けて新しい体操着やズック靴を買い与えるのは難しい。しかし、現場監督が特別に前払いしてくれ、賢秀にはズック、良子には体操服を買い与えることができた。しかし、賢秀のミスで豚小屋に置いてきてしまい、当日の朝、ズックも体操着もボロボロになってしまっていた。

足の速い暢子は、例年通り一等賞まちがいなしと思われたが、そのとき、ズックが壊れてしまい、最下位になってしまった。母・優子(仲間由紀恵)の見守る中、後を走る兄妹たちが気持ちの入った走りを見せる。父を失い、母を支えたい。そんな思いをそれぞれに込めた運動会だった。

運動会が終わり、比嘉家の家族は史彦や和彦たちと気持ちよく暮らしを再開したが、仕事が少ない地域事情もあり、母・優子ひとりだけでは一家の経済は先細い。暢子たちが心配するなか、優子の体は疲労がたまってしまう。そこに、遠い親戚から一通の手紙が。その中身は、思ってもみなかった申し出であり、優子は大きな悩みを抱えることになってしまう。

東京の遠い親戚からの申し出は、「四人のこどものうち、ひとり預かってもいい」というものだった。誰を行かせるべきか。家族と離れるのは誰なのか。本当は四人の兄妹、誰も行きたくはなかった。悩む優子。さまざまな葛藤の末に、暢子が自ら「東京に行きたい!」という。本心ではないものの、母親の苦労を思うと、自らが出てゆくことが一番だと思ったのだ。やんばるを去る前の夜、暢子は父にならった得意の沖縄そばを作る。

そして、やんばるを去る史彦、和彦とともに、暢子が家族と離れる日がやってきた。行きたくはないものの、仕方ないと思い、無理に笑顔を作ってバスに乗り込む。最初は笑顔で手をるった賢秀がバスに向かって走り出した。つづいて、良子も歌子も追いかける。バスの後部座席から見ていた暢子はこらえきれず、バスを止めてもらい、兄たちの元へ走り出す。やはり、家族みんなで暮らしたいという優子と子供たち。大叔父の賢吉(石丸健二郎)も仕方なく見守った。

そして、7年後、暢子(黒島結菜)は高校生になっていた。

【第3週(2022/4/25-4/29)あらすじ】
■第11話(月)
時は1971年。比嘉家の母・優子(仲間由紀恵)は、今は村の共同売店で働いている。そして四兄妹はそれぞれに成長している。暢子(黒島結菜)はやんばるの高校生。相変わらず足が速く活発な人柄だ。そして、暢子は今、卒業後の進路、就職をどうするかを考える季節。兄・賢秀(竜星涼)、姉・良子(川口春奈)、妹・歌子(上白石萌歌)もそれぞれに大きくなり、やんばるを舞台に兄妹の新たな物語が始まる。

■第12話(火)
本土復帰も近づく1971年。沖縄本島北部、やんばるの比嘉家では、素行がよくないことで地域で有名な長男・賢秀(竜星涼)の起こしたいざこざから波紋が広がり、母・優子(仲間由紀恵)の頭を悩ますことに。折から就職活動をしている暢子(黒島結菜)に思わぬ影響が起こり、将来に暗雲が漂い始める。姉・良子(川口春奈)、そして妹・歌子(上白石萌歌)もそれぞれに家族に言えない想いを抱えていて…

■第13話(水)
暢子(黒島結菜)は、兄・賢秀(竜星涼)が喧嘩(けんか)した相手先が、自分の就職希望先だったことから、悩みを抱えることに。謝罪を求める会社側と、非は無いと思っている兄との板挟み。だが母・優子(仲間由紀恵)を助けるためには仕事をしたい・・・姉・良子(川口春奈)は、大学時代の知人の石川への想いを抱えていた。そして歌が好きな妹・歌子(上白石萌歌)は、家の経済事情から切ない気持ちを秘めていて・・・

■第14話(木)
暢子(黒島結菜)は兄・賢秀(竜星涼)の喧嘩(けんか)騒動のあおりで、自らの就職についてもやもやした思いを抱えていた。気晴らしに訪れたハンバーガー店では、意外な相手と出くわしてしまう。姉の良子(川口春奈)は大学時代の仲間と付き合うために、母・優子(仲間由紀恵)にも黙って新しい服を買ってしまい、フォークダンスの集まりに参加することに。妹・歌子(上白石萌歌)は音楽の授業でとある教師に目をつけられてしまい

■第15話(金)
暢子(黒島結菜)は自分の就職先と、兄・賢秀(竜星涼)の間で起こったトラブルから悩み、徐々に就職先に理不尽を感じていた。思い悩んだ暢子は、とうとう、母・優子(仲間由紀恵)と相手先を訪れることに…。そしてトラブルの張本人、賢秀も、実は責任を感じていて…。その頃、妹・歌子(上白石萌歌)は、唄を聞かれたことから、音楽の教師・下地(片桐はいり)に付きまとわれる羽目に。

【脚本】羽原大介
【出演】黒島結菜,仲間由紀恵,大森南朋,山路和弘,竜星涼,川口春奈,上白石萌歌,片桐はいり,他
【語り】ジョン・カビラ
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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