就職を断った暢子（黒島結菜）は料理で生きることを決意！兄・賢秀（竜星涼）の投資話は大丈夫か？NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第4週「青春ナポリタン」（5月2日～5月6日）のあらすじと見どころをご紹介！予告動画は番組公式サイトで公開されている。

4月25日から放送された第3週から、稲垣来泉から黒島結菜、浅川大治から竜星涼、土屋希乃から川口春奈、布施愛織から上白石萌歌とバトンタッチされ、本土復帰間近の沖縄、やんばるの比嘉家が描かれた。



子供の頃から問題を起こすことも多かった兄・賢秀（竜星涼）の現在に「ため息」もでる幕開けとなった。賢秀の頭には子供の頃に父・憲三（大森南朋）に買ってもらったスーパーバンドがまだ巻かれている。定職につかずふらふらしている賢秀だが、どうやらスーパーバンドは効かなかったのか？

暢子（黒島結菜）の就職先となる眞境名（まじきな）商事の社長の息子役で「いやーーな」ぼんぼん役をやっているのは、時任三郎の息子で、「24 JAPAN」にも出演していた時任勇気だ。その役どころは社長の息子という立場をいいことに、遊び歩き、暢子たちにまるで小学生のように「貧乏」をからかってくる。二代目でこの人が会社を継いだらすぐに潰れそうと思わせる演技となった。

5月2日から放送される第4週は、就職を断った暢子が料理の腕前を発揮する。小学生のころから料理ノートをつけたり、仕事で忙しい母親にかわって家族においしい食事を作ってきた。そんな暢子が料理部の助っ人となって、大会で活躍する。さらに兄、姉、妹にもいろいろな出来事が降りかかってくる。中でも一攫千金を夢見る兄・賢秀が投資に手を出したり、姉の良子（川口春奈）の恋模様が盛んになったりとハラハラする展開となりそうだ。

【第3週（2022/4/25-4/29）ネタバレあらすじ】
時は1971年。比嘉家の母・優子（仲間由紀恵）は、今は村の共同売店で働いている。そして四兄妹はそれぞれに成長している。暢子（黒島結菜）はやんばるの高校3年生で、相変わらず足が速く活発な人柄だ。そして、暢子は今、卒業後の進路、就職をどうするかを考えている。共同売店の善一（山路和弘）の紹介もありやんばるの中でも大き目の商社に就職できそうなところだった。兄・賢秀（竜星涼）は定職につかず家でふらふらしている。姉・良子（川口春奈）は念願の教師となり、妹・歌子（上白石萌歌）も高校一年生になっていた。

ある日、賢秀は海にいた若者3人と喧嘩になった。もともとは3人の方が悪かったが、その相手の一人（時任勇気）が暢子が就職活動をしていた商社と関係があったのだ。やんばる一の商社に勤められると喜んでいた矢先の出来事に母・優子（仲間由紀恵）も頭を悩ます。謝罪を求める会社側と、非は無いと思っている兄との板挟みにあってしまう。だが母・優子を助けるためには仕事をしたい。暢子は一人で謝りに行く。会社の人は当然、賢秀が来ないことに文句を言う。暢子はこの会社で自分はどんな仕事ができるのかと聞くと「お茶くみ、電話番、掃除！」と言われてしまい、がっくりと肩を落としてしまう。

姉・良子は、大学時代の知人の石川（山田裕貴）への想いを抱えていた。石川たちに誘われてフォークダンスの集まりに参加することにした。しかし、来ているシャツは継ぎがあるようなものだ。給料が出た時、つい、ワンピースと靴を買ってしまう。楽しいダンスの集まりから家に帰ると、優子に渡すお金が少ないことを謝る。そして、「貧しさを恥じた自分が恥ずかしい」と話す。優子は優しく良子の頭を撫でた。

そして歌が好きな妹・歌子は、家の経済事情から切ない気持ちを秘めている。ピアノを弾く同級生を羨望のまなざしでみていた。大人しい性格から合唱の時も小さな声で歌ってしまうが、実は歌は大得意だ。音楽の教師・下地（片桐はいり）はそれを見抜き、しつこく追い回すが、人一倍大人しい歌子は下地から逃げ回る。

暢子は気晴らしに訪れたハンバーガー店では、意外な相手と出くわしてしまう。それは就職先の社長の息子で、賢秀が喧嘩した相手だ。その人から「玉の輿狙いか」と言われ、自分が本気で仕事について考えていなかったことを悟る。優子の勤めている販売所に商社から「暢子が暴力を振るった」とクレームが入った。暢子は、母・優子と相手先を訪れた。暴力を振るったと一方的に決めつける人事の人はさらに暢子に「女らしく」「女のくせに」という。そんなことに反発してしまい、暢子は自分から就職を辞めるといった。

そしてトラブルの張本人、賢秀も、実は責任を感じていて、日雇いの仕事に出ていた。給料でばくちをして勝ち、その金を持って帰ってきた。暢子の就職が駄目になったことを聞くと悪いと思ったが、それが暢子の方から断ったと聞くと、「お祝いしないと」と笑顔になった。暢子と優子が家に戻ると、賢秀が借りてきた音楽に合わせてみんなで踊り始める。

【第4週（2022/5/2-5/6）あらすじ】
■第16話（月）
暢子（黒島結菜）は決まりかけていた就職を断り、気塞ぎな日々を過ごしていた。だが、料理の腕を見込まれて、料理部に助っ人を頼まれることに。長男・賢秀（竜星涼）は、家族のために一攫（かく）千金を夢見ていてチャンスを探していた。長女・良子（川口春奈）は友人・石川（山田裕貴）への想いがなかなかうまくいかず、三女の歌子（上白石萌歌）は音楽教師・下地（片桐はいり）から逃げ回る毎日だった。

■第17話（火）
暢子（黒島結菜）は就職活動で気塞ぎな日々から心機一転、料理部の助っ人として、大会に参加することになった。姉の良子（川口春奈）は村の製糖工場の息子・金吾（渡辺大知）から相変わらず熱烈な求愛を受けて困り、兄の賢秀（竜星涼）は実業家を名乗る男から声をかけられる。そして妹の歌子（上白石萌歌）は、音楽教師・下地（片桐はいり）に付きまとわれた挙句、ある日、とうとう下地が比嘉家に乗り込んでくる。

■第18話（水）
暢子（黒島結菜）は、妹の歌子（上白石萌歌）の歌の才能を見込んで乗り込んできた音楽教師・下地（片桐はいり）と対決。母・優子（仲間由紀恵）とともに必死に歌子を隠そうとする。兄の賢秀（竜星涼）は一獲千金の話をもちかけられ、のめりこんでいく。暢子は料理部の助っ人として大会に出ることになり、仲間たちと試作に没頭していた。ある日、優勝候補であるライバル校の料理部が突然、暢子たちのもとを訪れる。

■第19話（木）
暢子（黒島結菜）たち料理部の参加する大会が始まる。暢子のアイディアの沖縄そばで、ライバル校の料理部としのぎを削る。ところが、大会の途中、思わぬハプニングに見舞われて、暢子たちは大ピンチに陥る…。姉・良子（川口春奈）は、思いを寄せる友人・石川（山田裕貴）の結婚話に動揺。そしてその頃、暢子の知らないところで兄・賢秀（竜星涼）が一獲千金を夢見た投資話に、母・優子（仲間由紀恵）を巻き込んでしまっていた。

■第20話（金）
暢子（黒島結菜）は料理部の大会で大きなピンチを迎えるが、沖縄そばをとある料理に変更、形勢逆転を狙う。会場には兄の賢秀（竜星涼）、姉の良子（川口春奈）、妹の歌子（上白石萌歌）に母・優子（仲間由紀恵）も訪れる。良子は思いを寄せる友人の石川（山田裕貴）と、歌子も秘めた片思いの相手・智（前田公輝）と、それぞれに会場で交錯。そして賢秀は自分がのめりこんだ投資話に危うさを感じ始める。

【脚本】羽原大介
【出演】黒島結菜，仲間由紀恵，大森南朋，山路和弘，竜星涼，川口春奈，上白石萌歌，山田裕貴，片桐はいり，渡辺大知，他
【語り】ジョン・カビラ
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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