「元彼の遺言状」住民全員で嘘?綾瀬はるかと大泉洋の法廷はどうなる?第9話ネタバレと第10話予告

2022年06月07日09時58分ドラマ
@フジテレビ

篠田(大泉洋)以外が全員結託して嘘の証言をしているのか?麗子(綾瀬はるか)の自信満々な法廷が始まる!フジテレビ月9「元彼の遺言状」6月13日よる9時から第10話を放送!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



綾瀬はるか主演「元彼の遺言状」の第9話が6月6日に放送された。第1話、第2話で栄治(生田斗真)の残した遺言状についての謎、第3話以降は1話完結で事件を解決してきたが、第8話後半からは麗子(綾瀬はるか)とバディを組む篠田(大泉洋)の正体をめぐる話となった。篠田の本名は「田中守」。6年前に殺人の容疑をかけられてから、名前を頻繁に変えて逃亡を図ってきた。そんな「田中守」を信じてくれたのが栄治だ。そして、自分の別荘の料理人として雇い、名前も篠田を使うようにアドバイスしてくれた。第9話では、自分のことを信じてくれたのはと栄治と麗子の二人と言っているが、麗子はあった当初は「怪しい」と思っていたし、完全に「篠田」のことを信じてくれている紗英(関水渚)の存在が忘れられてしまっている。

そして、6年前の事件の謎を紐解いてゆく。殺された実業家の小笠原仁美(田山涼成)が住民の多くに高利で金を貸し付け、返済が滞ると土地から出るように仕向けていた。それは小笠原が企んでいるリゾート開発のためのようだ。住民ではない篠田以外にとっては、敵となる小笠原を殺したのは誰なのか?2時間サスペンスで犯人役の常連の金井勇太が演じている酒店の店主や、旅館のオーナーの亀田(勝矢)、また、『プロメッサ』のスタッフの滝沢美月(成海璃子)なども怪しい。さらには、住民全員で少しずつ嘘をついているのかという予想もでている。

6月13日に放送される第10話の舞台は篠田の法廷となる。最終章になってぐっと話が盛り上がってきたと評判になってきて、篠田が容疑者とされている『十ヶ浜強盗殺人事件』の考察も盛んになっている。「元彼の遺言状」では、毎話、ミステリーの古典作品にちなんだ事件となっているため、この十ヶ浜強盗殺人事件についても「どのミステリー」をオマージュしているのかも注目されている。

■第9話ネタバレあらすじ
剣持麗子(綾瀬はるか)は、篠田(大泉洋)の無実を証明するため、刑事事件に乗り出す。その事件は、6年前に起きた『十ヶ浜強盗殺人事件』だ。調査のため、漁村にあるリストランテ『プロメッサ』に出向く。スタッフの滝沢美月(成海璃子)が篠田に気づき、ひどく驚く。しかし篠田は、美月に見覚えがないという。麗子は「いい弁護士は嘘と本当を見分けられる」といって住民の会話をくまなく観察してゆく。

6年前におきた事件とは、実業家の小笠原仁美(田山涼成)が主催した『プロメッサ』でのパーティーで、小笠原が包丁で背中を刺され死亡した。凶器の包丁と小笠原の財布には篠田の指紋が残っていたという。篠田は小笠原に借金があり、二人が口論していたなどの目撃証言もあり、篠田に容疑がかかったのだ。

当時、篠田はミステリー作家になることを夢見ながら料理人として働いていた。ある日、知り合い頼まれてパーティの助っ人にいき、前日からパーティーの準備で徹夜が続いていた。パーティの最中、篠田もお酒を飲んでしまい、店の外で眠ってしまった。目を覚ましたら小笠原が死んでいた。包丁にはその時い触ってしまったものというが。

プロメッサのオーナー・藤巻(遠山俊也)や旅館を営む亀田(勝矢)、酒店店主の瀬戸(金井勇太)、医師の高瀬(東根作寿英)ら村民たちは「忘れたい」と言うばかりで事件について語らない。美月だけは「恩がある」と話して篠田に好意的だ。恩とは、仕入れに行った際に財布を落とした美月がタクシーに乗れなくなっていたところ、篠田がお金を貸してくれたのだという。その美月がパーティの時に出入口で受付をしていたのだが、外に出ていった篠田も戻ってきた篠田のことも知らないという。

麗子と篠田が泊っている旅館に津々井(浅野和之)が小笠原の情報をもってやってきた。小笠原は住民の大半に高利で金を貸していた。多くの住民が返済に困っていたのだ。さらになぜか紗英(関水渚)もやってくる。みなで篠田の無実を証明するために証言をしてくれる人を探す。篠田は事件の夜、目を覚ました時にショールのようなものをかけてもらっていたことを思い出した。つまり、誰かが篠田が外で寝ていたことを知っているのだ。そのショールの持ち主かと思い、桜林という老女を尋ねるが、記憶が定かでなく、自分のものだといったり、知らないと言ったりする。

さらに、遺体を発見した後にかかってきた電話で「逃げろ」と言われたのだが、その電話から風見鶏が回るような音がしたことを思い出す。

高瀬の診療所には風見鶏があった。事件の晩、高瀬が電話したとすれば誰かが高瀬を送っていった。酒が飲めない亀田に聞くと、亀田は自分が送っていったというが、風見鶏なんてどこにでもあると言い張る。

高瀬のもとを麗子と篠田が訪ねる。ここには悪い人はいないという。それは小笠原が死んだから悪人が居なくなったのだと。小笠原はリゾート計画をたてていて、住民を追い出そうとしていたのだ。麗子と篠田は助けてほしいと高瀬に頼んだ。しかし、高瀬は海で死んでしまった。

東京に戻った麗子と篠田はイタリアンの食事をとる。その最中、篠田は、6年前から自分が透明人間になったと言い出す。しかし、栄治(生田斗真)と麗子が自分を認めてくれて透明人間ではなくなったと。そんな篠田に麗子は「この勝負勝つわよ」と言い放った。


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■最終回:第9話あらすじ
篠田(大泉洋)が容疑者となっている『十ヶ浜強盗殺人事件』の裁判員裁判が始まろうとしていた。麗子(綾瀬はるか)は、絶対に裁判に勝つと意気込むが、弁護側の大切な証人となるはずだった診療所の医師・高瀬(東根作寿英)が突然亡くなってしまい状況は不利だった。他の住民は誰も協力してくれそうにない。対するのは公判部のエースだという主任検察官の三瀬義孝だ。十分すぎる証拠物件を麗子の前に見せる。

篠田は無実を主張するが、検察側は、凶器や財布などの証拠品を提示する。証人尋問では、リストランテ『プロメッサ』オーナーの藤巻(遠山俊也)や出入りの酒店店主・瀬戸(金井勇太)が、篠田と被害者の小笠原(田山涼成)が事件当日に口論していたことを証言する。そんな中、『プロメッサ』従業員の美月(成海璃子)が証言台に立った。

フジテレビ4月11日スタート「元彼の遺言状」。出演:綾瀬はるか、大泉洋、生田斗真、関水渚、浅野和之、勝村政信、古屋呂敏、望月望ほか。番組公式Twitterアカウントは「@motokare_cx_」。PR動画は番組公式Twitterにて公開中。

フジテレビ「元彼の遺言状」番組公式サイト
フジテレビ「元彼の遺言状」番組公式Twitter @motokare_cx_

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