杏×坂口健太郎「競争の番人」坂口健太郎は証拠をつかむために冬の川に飛び込んだ!第1話ネタバレと第2話予告

2022年07月12日10時07分ドラマ
@フジテレビ

フジテレビ・月9「競争の番人」第1話が7月11日(月)よる9時に放送され、初回の世帯視聴率は11.8%となった。小勝負(坂口健太郎)と白熊(杏)がホテル側の下請けいじめを追うが、ホテルの専務・雲海(山本耕史)は一筋縄ではいかない男、18日放送の第2話でダイロクは悪を追い詰められるか?予告動画が番組公式サイトで公開されている。
(数字はビデオリサーチ社調べ、関東地区)



杏、坂口健太郎と人気の二人が主演を務め、人気作家・新川帆立原作とあって期待値も高く、2桁発進を確保した本作。第1話放送1週間前に発表された主題歌についても話題を呼んだ。なんと、現在、デビュー前のインディーズでの活動ながら、驚異の才能を持つ新人アーティストとして音楽業界で注目を集めているidomが担当するのだ。デビュー前のZ世代ソロアーティストが月9ドラマの主題歌を担当するのは初めてとなる。idomは、月9に選ばれたことに感謝しつつ「聴く人を勇気づける “応援歌”のような楽曲をリクエスト頂いたのですが、僕の中で “強さ”は辛い経験や、自分自身の弱さを乗り越えようとする姿なのではないかという思いがありました。楽曲全体を通して仲間という “光” と共に、弱い自分自身を乗り越えようとする姿を曲にしました」と話している。

また、7日の七夕には制作発表が行われた。記事全文は番組公式サイトで確認できるが、俳優それぞれが大きな短冊に願いごとを書くとして企画されたコーナーでは、11日に誕生日を迎える坂口健太郎へのサプライズが行われた。ドラマ放送初日が主演の誕生日になるというなかなかない日となる。ちなみに、第2話が放送される7月18日は大倉孝二の誕生日だという。

第1話と7月18日に放送される第2話は、ウエディング費用のカルテルに端を発した傷害事件、ホテル側の下請けいじめの話となる。第1話前半で今度ドラマを支えるダイロクのメンバーが紹介されたが、小勝負(坂口健太郎)と深い因縁をもつらしい国土交通省の事務次官・藤堂清正(小日向文世)の過去はまだ明かされていない。さらに、この藤堂がホテル側で率先して下請けをいじめ、カルテルの首謀者と思われる専務の天沢雲海(山本耕史)とつながりがある。第2話、弱小の公取、ダイロクはどうやって悪を向き合うのか?

■第1話ネタバレあらすじ
刑事の白熊楓(杏)はミスをして公正取引委員会審査局第六審査、通称ダイロクに異動となった。第六審査の部屋に入った白熊だが、出迎えたのは桃園千代子(小池栄子)だけだった。桃園によると、他のメンバーは入札談合の疑いがある大手建設会社に立入検査中だという。白熊は桃園と一緒に、現場へ向かう。

現場にはキャップの風見慎一(大倉孝二)を皮切りに、六角洸介(加藤清史郎)、紺野守里(石川萌香)がいて、白熊に挨拶するが、桃園はもう一人、小勝負勉(坂口健太郎)がいるという。メンバーたちが次々に公取の立場の弱さを愚痴る中、白熊は不審な社員を見つけた。

その社員、豊島浩平(長谷川朝晴)はファイルを持って部屋から逃げ出し、資料室に入り、そこにいた男にファイルを渡そうとする。白熊は豊島と男を確保するのだが…。白熊にあらがう豊島に、男が証拠隠滅は『検査妨害』だと解く。疑問を感じる白熊に、男は小勝負だと名乗った。

第六審査に戻ったメンバーは留置した資料を調べ始める。地味な作業に辟易している白熊に、桃園や風見は小勝負は東大法学部を主席で卒業した優秀な人物だと教えた。そんな時、本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が現れ、白熊に小勝負を頼むと謎の言葉をかけた。

第六審査は新たな案件に着手する。栃木県のホテル間で行われるウエディング費用のカルテルの疑いだ。風見は現地での調査をするよう小勝負と白熊に命じる。二人は日光にでかけてゆきホテルを探る。そのために二人は結婚を前提としたカップルを演じたり、披露宴に来ていた新婦の友人を演じて情報を集める。ウエディング部門長の碓氷(赤ペン瀧川)はホテルは臨機応変にカップルへの対応を行うといい、当日でも花の変更などが可能だといった。そんななかホテル天沢でいつもパソコンを大事そうに抱えているホテル長の長澤俊哉(濱津隆之)の姿を小勝負は注目していた。

東京に戻ると、談合入札の聴取を終えた豊島が帰るところだった。豊島は「話せてすっきりした」という。

一方、日光ではカルテルに加わっていると思われるホテルの一つのオーナーが刺された。小勝負や白熊がホテル天沢の専務の動きをみはる。専務に会いに行った男が包丁を持ち出した。とっさに白熊たちはその男をとらえるが、そのせいで天沢の専務・天沢雲海(山本耕史)に公取の存在がばれてしまった。さらに上の判断でカルテルの捜査は中止となってしまった。

雲海を襲ったとして逮捕された石田正樹(武田航平)が営む花屋に向かうと、身重の妻が帳簿などを見せてくれた。ホテル天沢からディナーショーのチケットやおせちを大量に交わさせられている。さらに、当日の花の変更もすべて下請けがかぶることになっている。カルテルだけではなく下請けいじめもしていると思われた。しかし、帳簿を公取に貸し出すことは店の存続にかかわると妻はこばんだ。しかし、抜群の記憶力をもつ小勝負はその帳簿の数字を正確に覚えていた。

ダイロクのメンバーから豊島が自殺したという知らせが入った。葬儀にむかうとそこに、国土交通省の事務次官・藤堂清正(小日向文世)がきていた。小勝負はどうやら藤堂に悪い印象があるようだ。それは小勝負の父のことのようだ。

小勝負の記憶力のおかげでホテル天沢に公正取引委員会として立ち入り調査に入る。しかし、雲海はそれを拒否した。罰則はあるが実行されたことはないという。なにもできなくなってしまったダイロクの面々。しかし、その隙に長澤がパソコンをもって逃げ出そうとしていた。小勝負と白熊がおいかけると、長澤はパソコンを川に投げた。小勝負は川にはいりパソコンをなんとか探し出した。

別のホテルで濡れたパソコンの解析をしようとしていると、雲海が入ってきた。パソコンを返せというが、長澤が放棄したものだから取得した人間に権利があると突っぱねる。さらに石田の件も雲海が包丁をもってこさせたのだと指摘した。

藤堂と雲海は車の中でなにやら話している。雲海は翌日、「下請けが団結してホテル側に不正を行っている」とワイドショーで訴えていた。


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■第2話あらすじ
『ホテル天沢』の専務の天沢雲海(山本耕史)のガードは固く、小勝負(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たちは納入業者である花屋へのホテルの下請けいじめにも気づくのだが、有力な証拠をつかめずにいた。雲海が不正行為を行なっているのは近隣で結託した花屋側で、いじめられているのはホテル側だとマスコミに流したのだ。

雲海が圧力をかけたのか、『ホテル天沢』調査は年末までで終了とダイロクメンバーに通達される。そこへ、六角洸介(加藤清史郎)が『ホテル天沢』のホテル長、長澤俊哉(濱津隆之)が退職したとの情報を持ってきた。だが、長澤は二人に何も話そうとはしない。

殺人未遂の容疑者となった石田正樹(武田航平)の代わりに店を守る妻の七瀬(野村麻純)を勇気づけようとする白熊は違法植物が置いてあることに気づく。白熊はすぐに警察に連絡して、売却分を回収するよう助言するが、七瀬は見逃して欲しいと頼んだ。

ブライダル部門長の碓井健司(赤ペン瀧川)が明らかな花屋へのいじめを行っている。そこに、雲海が現れた。小勝負たちが物陰から見ていると、車に向かう雲海と碓井の前に少女が立ち塞がる。それは、長澤の娘、由香里(新津ちせ)だった。

フジテレビ7月11日スタート、月9「競争の番人」。出演:杏、坂口健太郎、寺島しのぶ、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kyoso_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ・月9「競争の番人」番組公式サイト

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