8月31日（水）に放送された日本テレビ系 新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」第7話であまりに無謀で壮大なトラコ（橋本愛）の夢が明らかに！9月7日の第8話で鈴木保奈美、美村里江、板谷由夏の3人のママが10億円のトクシュミッションに挑む！第7話ネタバレあらすじと第8話見どころを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



「家庭教師のトラコ」は、合格率100パーセントを誇る、謎多き家庭教師・の主人公・トラコ（橋本愛）が、「年齢」も「抱えている問題」もまったくバラバラの3人の母親と3人の子供を救う“個別指導式ヒューマンドラマ”だ。

次週8月31日に放送される第7話で、ついにトラコの「夢」と福多との過去が明かされた。23年前、同じ養護施設で過ごしていた2人は、12歳の時に福多が福田家の養子に入り疎遠となったが、5年前に偶然再会、トラコが家庭教師をしながら「正しいお金の使い方をする世界に変える」という壮大な夢を持っていることを知った福多は、財務省を退職してトラコを支えることに…。ところが、福多がトラコのサポートをしているのは、愛情からだけでなく、昔、トラコがケガを負う事故を仕組んだ後悔もあってのことだと明かされ、Twitterでは「まさか福多があんな最低なことを…」、「自分が里子に選ばれるために、細工したのか」といったコメントが寄せられた。

回想シーンの中で、トラコと福多はそれぞれ5年後に家庭教師として再会することになる、3組の家族と出会っていたことも伏線として描かれた。2人がヤクザに追われ逃げこんだのが「万福亭」で、トラコが通りかかった新築一軒家の前で赤ん坊の知恵親子に写真を取ってあげ、福多が上司に呼び出された銀座のお店では、里美が利明からプロポーズを受けているところだった。

次週9月7日に放送される第8話で、トラコは3組の親子に、家庭教師に戻る条件を2つ出す。1つ目は難なくクリアできる条件で、母親たちはトラコへの信頼をさらに深めるが、2つ目は“3人合わせて10億円の授業料を払う”というとんでもない条件だった。トラコは里美の元夫・利明から「10億円をちょうだいしようと思っている」と言い、「なんでもやる」と言った母親たちに、それぞれ特殊調査を指示するのだが…。

これまでも意表をつく数々のミッションを与えてきたトラコのこと、長年かけて築いてきた“家庭教師トラコ・コネクション”の後押しもあるかもしれず、ある程度の勝算はついているのだろうが、10億円とは途方もない金額だ。

予告動画には、トラコが福多を裏切りに気づき「裏切るんなら最初から近づいてくんなよ。私は一人じゃないかもしれないって期待させんなよ」と泣き叫ぶ様子が…。いったい2人に何が？10億円とシークレットミッションの行方はいかに？

■前回：第7話ネタバレあらすじ
トラコ（橋本愛）と連絡が取れない。里美（鈴木保奈美）のアパートに集まった真希（美村里江）と智代（板谷由夏）は、3人とも同じ状況であることに驚く。今までトラコが無断で休んだことはなく、体を壊したのではないかと心配するが、トラコがどこに住んでいるのか、家族はいるのか、母親たちはトラコについて何も知らないことに気が付く。

その頃、福多（中村蒼）のマンションでは、真希たちからの電話を無視するトラコが次のステップに進むため、「そろそろ例のこと伝えて」と福多に指示する。気が進まない福多は「おまえがやろうとしてることって、あまりにも過激だから」と、5年前のトラコとの再会を思い出す。

5年前。ヤバそうな軍団に追われているトラコと偶然再会した福多は、トラコの後を追い、通り掛かった定食屋に逃げ込む。そこは「万福亭」だ。トラコは出来の悪い生徒を叱ったことで、その親のヤクザの部下から追い掛けられていたと言う。2人は注文を取りに来た智代に豚の角煮定食を頼む。そこへランドセルを背負った7才の高志が帰って来るが、5年後のことなど知らない高志はトラコを見もしない。

トラコは、「何でそんな浮かない顔してるわけ？天下の財務省に勤めてるってことは年収600万くらいもらってるんじゃないの？」と、13年ぶりに見る福多に覇気がないことを気にする。そんなトラコは、家庭教師をしながらネットカフェ暮らし。新規開拓のため必死に売り込み方法を考えるトラコに、「何でそんなシャカリキになってんだよ？」と聞く福多。トラコは「あたしは世界を…」と言い掛けてやめると、福多に問う、「年収600万の人と300万の人、どっちが幸せでしょう？」。正解が分からない福多に、トラコは「あたし仕事あるんで。今度は市長の娘」と告げて去ってしまう。

歓迎会の仕事を押し付けられたり、無駄な予算案に黙って従わせようとする財務省での仕事に不満が募る一方の福多は、自分の人生を見つめなおす。

23年前、7歳のトラコが児童養護施設やってきたとき、同じ年の福多は先生に、誰とも打ち解けられないトラコの世話を頼まれる。ある日、福多はトラコが難しい算数の問題をあっさり解いてみせたことに驚き、施設の子供たちに勉強を教えるよう促す。子供たちの学力は向上しトラコは人気者になった。

5年後、12歳になった2人は福田夫妻の里子候補に挙がるが、トラコが自転車でけがをして病院に運ばれたため、福多が里子として引き取られた。そして13年後、福多はトラコと再会したのだった。

福多は、政治家の顔色をうかがったり、他省庁との調整を気にしたりしてばかりいる仕事に嫌気がさし、このまま仕事を続けるか悩んでいた。そんな中、トラコが病院に運ばれたと連絡が入り、慌てて駆けつける。トラコは家庭教師をしている高校生の彼女に刺されたのだ。「勉強の邪魔になるから彼女と別れろ」とトラコが助言したことに逆上しての犯行だった。

福多はトラコが本当にやりたいことは何なのかを訊ねる。するとトラコは「世界を変えたい」のだと自分の夢を語り始める。「何の罪もない子供たちが虐待や貧困で苦しんだり、私より頭の悪い奴が裏金積んで大学行って、親のコネで一流企業に就職したり、そのくせ安い給料でコキ使われている真面目な人は怪我をしても労災がおりなかったり…。それなのに、いつまでたってもこの国は、予算の無駄遣い、横領、天下り、の繰返し。選挙の時は金ばらまいて、必要のないインフラ整備をバンバンやり、挙句の果てに、みっともない事件を起こしても辞職しない国会議員に気前よくボーナスを払う始末。…そんなことSNSでいくら訴えたって、誰も聞いてくれないし、神様に祈っても助ける人は貧しい人じゃなくて金持ちばかり。だったら、私が正しくお金を使われる世界をつくってやる」

笑うなら笑えば、というトラコの言葉を真剣な面持ちで受け止めた福多は、財務省を退職して、トラコの夢をかなえるために、家庭教師をするトラコを支える決意を固めた。

ところが、福多にはトラコを支える理由がもう一つあった。福田夫妻が里子を選ぼうとしていた12歳の時、トラコがけがをして病院に運ばれたのは、福多がトラコの自転車のブレーキに細工をしたことによる計画的な事故だったのだ。

そして2022年、現在。福多はトラコに頼まれ、「家庭教師を辞める」と三人の母親たちに連絡する。本当にこれでいいのかと問う福多に、トラコは「正しくお金を使うため、今までとは、桁違いのお金だけど」と意味深につぶやく。


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■次回：第8話あらすじ
トラコは、真希、智代、里美の3人に対し、家庭教師をやめることを一方的に告げる。納得がいかない母親たち3人はトラコの元に押し掛け、子どもたちを裏切らないでほしい、何でもやるから戻ってほしいと懇願。そんな母親たちにトラコは条件を出す。真希には旦那の小遣いを倍にすること。智代には角煮定食を1000円に値上げすること。そして里美には別居中の夫と離婚することだった。

真希はトラコに言われた通り、朔太郎（細田善彦）に今までの倍の小遣いを渡す。朔太郎の喜ぶ姿を見た知恵（加藤柚凪）は、これでパパはもっと仕事を頑張る、こういうのを先行投資と言うのだと、トラコから教わった知識を真希に話す。智代は、高志（阿久津慶人）から実質値上げしていることを指摘され、守るべきは値段ではなく質であることに気付く。そして里美は、守（細田佳央太）と2人で自立するためだと離婚届にハンを押すのだった。

トラコは3人が条件をクリアしたことを確認すると、１つの条件として、3人合わせて10億円の授業料を払うよう指示を出す。「大丈夫です。皆さんにしかできない方法で10億稼ぐ方法があるから」…。トラコから“ある宿題”を出された母親たちは、それぞれ家に帰ると、子どもたちに隠れてコソコソと怪しい行動を始める…。そんな母親たちをいぶかしむ守、高志、知恵の3人が、トラコに会うため福多のマンションにやってきて…。

日本テレビ 新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」は、2022年7月20日（水）よる10時スタート。脚本：遊川和彦／主題歌：森山直太朗
「茜」／出演：橋本愛　中村蒼　美村里江　板谷由夏　鈴木保奈美　細田善彦　丸山智己　矢島健一　加藤柚凪　阿久津慶人　細田佳央太　塩顕治　長見玲亜　ほか。

◇日本テレビ「家庭教師のトラコ」番組公式サイト
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