「競争の番人」小日向文世が復讐のために法案まで提出する?どうする、坂口健太郎!第9話ネタバレと第10話予告

2022年09月06日09時31分ドラマ
@フジテレビ

フジテレビ・月9「競争の番人」の第9話が9月5日に放送され、藤堂(小日向文世)を追い詰めたと思った小勝負(坂口健太郎)だったが、それこそが藤堂の罠だった!9月12日(月)よる9時から放送される第10話、藤堂たちの談合の証拠をつかむために小勝負、白熊(杏)たちダイロクは勝負にでる!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



新川帆立原作の「競争の番人」の第9話は9月5日に放送された。小勝負(坂口健太郎)の因縁の相手である藤堂清正(小日向文世)にしっぽをつかむために努力を続けたが、第9話では藤堂の方が一枚も二枚も上手であることがわかった。小勝負と白熊(杏)は、中堅建設会社・『小津建設』の小津耕介(竹財輝之助)の妻・環(前田亜季)が藤堂の娘であることを知り、協力してもらい、自宅に入れてもらう。しかし、出張だったはずの藤堂は戻ってきた。家に小勝負たちが隠れているのに全く気が付かないふりをして、談合の場所が書いてあるメモを盗ませる。しかし、これは、小勝負が追っているビッグプロジェクトである『東京湾岸地区再開発プロジェクト』の談合ではなく、小規模なバイパス工事の談合の日時なのだ。藤堂を演じる小日向文世の演技力がまた光った回となった。

藤堂の憎たらしいまでの顔を前に、小勝負たちは地団駄踏むしかなかった。9月12日に放送される第10話では、藤堂は法案まで通して、「弱者を排除する」ことに執念を燃やす。私利私欲のための行動を思われていたが、藤堂の言葉のはしばしに過去の経験から「過当競争」を避けたいという根底にある思いが感じられる。娘とほとんど縁を切っているにもかかわらず、妻子の写真を飾っているあたり、藤堂の心にあるのは亡くなった妻なのではないかという意見も多い。

第9話は久しぶりにダイロク全員が集合して案件に対応した。やはり、ダイロクはメンバーがそろってこその面白さがある。小勝負が張り込みをしていると、白熊がやってきて「そんなんじゃだめだ」と駄目だしをする。刑事だった白熊が慣れた様子でバンで張り込みをして、そこに風見(大倉孝二)、桃園(小池栄子)がやってきて合流。「あれ、六角(加藤清史郎)は?」と思うと、いつも通り、桃園に命令されて別の場所にいる。これでこそダイロクという感じだ。そして立ち入りしたのだが、それは追っていた案件ではなかった。一枚上をゆく藤堂を第10話でどう追い詰めるのか?

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■前回:第9話ネタバレあらすじ
談合疑惑で『ラクター建設』などへの立入検査は急遽中止になってしまう。父、誠(高橋努)の死の延長にある談合疑惑に小勝負勉(坂口健太郎)は独自で調査を進めた。そんな小勝負を本庄聡子(寺島しのぶ)は止めようとする。そんな時、小勝負は「談合の件で」と国交省の者と名乗る人物に電話で呼び出された。小勝負は、刃物を持った人物に襲われる。すると、小勝負を身を挺してかばった本庄が刺されてしまった。

この件で、小勝負は勝手に調査をしたとして謹慎処分になってしまう。また、殺人未遂事件として警察が動き出したため、公正取引委員会は談合についても警察の捜査が済んでからということになった。結局、調査は止まってしまう。

そんな時、白熊(杏)に恋人の大森徹也(黒羽麻璃央)から情報が入る。それは、本庄と藤堂のつながり、そして本庄を刺した犯人が白熊が公取に異動となるきっかけとなった事件の犯人と同一人物の可能性もあるということだった。

小勝負が調べていたのは『ラクター建設』、白熊の情報を合わせると、ダイロクメンバーは、藤堂と本庄の繋がりに疑念を持つ。

一方、謹慎処分になった小勝負は、本庄の所持品から手帳と怪しげな鍵を見つけた。手帳から、今日、ラクター建設の木下(石井正則)と会う予定だったことを知り、小勝負は出かけていった。木下は小勝負に土下座で謝る。木下は談合の情報を本庄に流していたのだ。本庄は敵の懐に入ることで情報を得ようとして藤堂にも接近していた。

そんな時、中堅建設会社・『小津建設』の小津耕介(竹財輝之助)の妻・環(前田亜季)が藤堂の娘であることがわかった。環に協力してもらい、藤堂の家い忍び込むことにした。環は藤堂とはもう何年も音信不通状態なのだが、「母親の着物を借りたい」という口実で、藤堂が出張する日を狙って家に入る。

藤堂の部屋で調べていると、なんと藤堂が帰ってきてしまった。なんとかクローゼットに隠れて助かった。その前に小勝負は車から出てくる藤堂がなにかを上着のポケットに忍ばせたのをみていた。藤堂が部屋に置いていった上着のポケットからメモを取り出した。「12/2喫茶シルビア」と書いてあった。

小勝負は喫茶店の前で張り込んでいた。そこに白熊がバンでやってきて小勝負を中に押し込んだ。刑事だった白熊から見て、小勝負の張り込みは目立ち過ぎた。そこに風見(大倉孝二)、桃園(小池栄子)もやってきた。六角(加藤清史郎)は裏口を張り込み。そこへ『ラクター建設』で談合を取り仕切っていると思われる役員・樋山雄也(平原テツ)がやってきた。小勝負を襲うように指示した相手だ。

ダイロクメンバーは喫茶店に立ち入った。しかし、そこで行われていたのは小さな話し合いだった。バイパス工事の談合なのだ。小津の姿もあった。樋山に取り入って談合に入れてもらっていたのだ。さらに警察がやってきて、樋山を本庄への暴行容疑で逮捕した。

環は談合に参加しようとした夫を責めるが、「こうでもしないと従業員を守れない」という小津。そんな小津に小勝負は父親の姿を投影させていた。

藤堂がダイロクにやってきて「よく談合の日がわかった」と小勝負が盗み見たメモを見せる。どうやら藤堂は樋山を切ることで保身を図った。小勝負はまだあきらめていない。



■第10話あらすじ
小勝負勉(坂口健太郎)や白熊楓(杏)たちダイロクは、『ラクター建設』の樋山雄也(平原テツ)が仕切る談合現場に踏み込む。だが、そこには『小津建設』の小津耕介(竹財輝之助)がいた。そこで行われていた談合はダイロクが追うビッグプロジェクトである『東京湾岸地区再開発プロジェクト』ではなかったのだ。

さらに、警察が踏み込み、樋山を本庄聡子(寺島しのぶ)殺人未遂と『ラクター建設』の古賀康弘殺害容疑で逮捕する。小さな談合の情報をわざと流したのは、藤堂清正(小日向文世)が仕掛けた罠だった。

しかし、ダイロクのメンバーはあきらめない。樋山と小津建設が関わっていた談合の裏付け調査という名目で『ラクター建設』を立入検査できたのだ。しかし、留置した資料からは、『再開発プロジェクト』の証拠品がなかなか見つからない。

風見慎一(大倉孝二)は白熊に『小津建設』で資料を留置してきてほしいと頼む。白熊が『小津建設』に赴くと、小津と環(前田亜季)が途方に暮れていた。談合がばれて契約がどんどん切られていたのだ。

まだ『再開発プロジェクト』の談合場所などの手がかりは得られていなかった。そんな時、小勝負の携帯に六角洸介(加藤清史郎)から連絡が入る。検察官の父、敦夫(羽場裕一)のツテを使って藤堂の周辺を探っていた六角は、とんでもない計画を知ったのだ。それは、藤堂がこれから国会に提出しようとしている法律案だった。

フジテレビ7月11日スタート、月9「競争の番人」。出演:杏、坂口健太郎、寺島しのぶ、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、小日向文世ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kyoso_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ・月9「競争の番人」番組公式サイト

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